ここスペインではあまり一般的でない
イタリア発祥のパン、フォカッチャ
ですが、レストランに行くと
時々出てくることがあったり
最近ではスーパーマーケットの
冷蔵コーナーで販売されている
のを目撃することがあり、
イタリアほどではないものの
ごく日常に食卓に上るようになりました。
そんなフォカッチャは食事と
一緒に食べるには少々油分と味、香りが
強すぎる、というのが
白米の日本で育った私の感想で
もっぱら朝ごはんで食べるのが
好みです。
たっぷりとミルクを入れたお茶に
少しフルーツを添え
フライパンでふんわりと温めた
フォカッチャを単品で食べるだけで
なんとなく贅沢な気分に。
ローズマリーやタイムなど
乾燥ハーブが入っていることもあって
余計な副菜、おかずがない方が
オリーブオイルとハーブの地中海らしい
風味をダイレクトに味わえる
ような気がしています。
Tiiu
ここ数年人気が定着し
定番化しつつある ブローチは
実に様々なデザインが見つかるようになり
フェルト刺繍のハンドメイド
タイプのものから
メタルのアーティなフォルム、
ヴィンテージ品などなど
色々なタイプを持っていると
自分のスタイル、その日の着こなし
に合わせて付け替えて楽しめます。
そんなブローチの付け方で
気になる最近のトレンドは
昔のピンバッチのように
同じ場所に複数付ける重ねづけ
大きさを変えた2,3点でも良いし
同じような大きさで斜めに並べて付けたり
敢えてランダムに付けるのも!
重ねづけをするには
少なくとも1点は
ある程度小ぶりな方が付けやすく
小回りも効くので
ストーリー性を出しやすい
小ぶりなブローチが一つあると
重宝しそうな気がします。
↑写真のアイテムはショップにて販売中!
Tiiu
3月の初めは春の気配無く
この地域では珍しい悪天候で
1週間丸ごとしんしんと降り続ける
雨の日々ですが
季節は確実に春へと近づいており
そろそろ春の種まきシーズン。
様々なショップでも種や苗が
売り出されるタイミングなので
これを機に、まずはいつもの定番
キッチンハーブとも呼ばれる
バジル、チャイブ、ディルの
3種を購入済み。
この3つがあれば、サラダにパスタ、
カルパッチョ、スープなどに
彩りと香りが加わって
一皿の料理をぐんと格上げします。
その上、大体のキッチンハーブは
育てるのが楽で、
場所を取らないのも魅力的。
スーパーで生ハーブを買う値段の
半分の価格で種を買い
秋の終わりまで 必要な時に適量
収穫し続けられる、何とも経済的な
自然の循環なのです。
Tiiu
花粉症、寒暖差、ハウスダスト
などなど、様々な機会に
アレルギー性鼻炎を発症する私にとって
たびたび起こる鼻の不快な症状は
半ば諦めの境地で
薬も飲まないで放置していましたが
ひょんなきっかけから
鼻うがい器具を買って使ってみたら
色々な症状がみるみる緩和して
その即効性に驚くばかりです。
恐らく日本に居たら頻繁に目にしたと
思われる一般的な鼻うがい器具、
こちらでは目にする機会がなかったので
鼻うがいの選択肢が抜け落ちていたものの
オンラインで目にしたのが
きっかけで恐る恐る使ってみたら
寝る前にうがいをした日としない日の
睡眠の質の差は明らかで
なんと、翌日には就寝時の息苦しさ
目覚めた時の口の渇きなど
鼻炎が原因の色んな症状が
少しずつ緩和されていたのです。
これから恐怖の花粉シーズンに突入
するので、何とかその前に
鼻うがいを覚えて少し安堵、
いつもと違う春を満喫したいものです。
Tiiu
ここ数年の流れを見ると
若干久しぶり目に大きなトレンドに
上がったフリンジのディテール。
今まではスウェード素材を
中心とした秋冬のレザーに
使われるイメージが強めだった
フリンジですが
この春は軽めの色や生地に合わせて
ボヘミアン、70年代スタイルに
軽やかに映えるフリンジが新鮮です。
もちろん夏にも引き続き
小物やアクセサリーに、また
秋からも続いていく流れかもしれません。
さて、春のフリンジ使いで
とくに気になったのが、
シアー素材やパステルとの組み合わせ
透け感のあるシャツやニットに
フリンジの長いストールを合わせたり
パステルカラーのお洋服に
フリンジの付いたピアスや
ネックレスを加えたり..
春らしい甘さがフリンジによって
程よく中和され、
それが今季らしさにつながっていく
ような気がしています。
ウエスタンなフリンジも
ボヘミアンなフリンジも
春の透明感や軽やかさに乗せて
めくるめくアレンジで楽しめそうな予感です。
↑写真のアイテムはショップにて販売中!
Tiiu
ヨーロッパのヴィンテージ品を
探していると時々出てくるのが
アフリカや中東のヴィンテージ雑貨。
ヨーロッパの時を経た古い装飾品や
雑貨も味わい深く良いけれど
アフリカ方面の雑貨は
手仕事の温もりを感じさせる
独特の唯一無二感に、ぐっときます。
最近一目見て胸が高鳴り
手に入れたのが、ラクダの柄が
織り込まれたミニサイズの絨毯で
100%手織りでウールの
少し歪みのある工芸品。
どうやら前の持ち主は床に敷かず
タぺストリーのように吊るして飾って
いたのか、上部に縮みが..
縮みのせいもあるけどやはり、
我が家でも吊るして飾って愛でよう
という気分になったのは
このラクダの織柄を床よりも
壁を見る目線で見ていたいと
思ったからなのでした。
水煮瓶に比べると少々手間暇が
多くかかり、手を付けるのが
億劫になる乾燥豆の調理。
そんな乾燥豆の中でも比較的
短時間で柔らかくなって冬の副菜に
ぴったりなのが
フランス語でPois Cassés
と呼ばれるグリンピースの中身を
乾燥させたグリーン色の乾燥豆です。
これでポタージュスープを作ってみると
グリーンピースというよりも
ピスタチオに似た滋味深い味わいで
グリーンの色合いも明るく爽やか。
これが淡白な魚料理と相性が良く
焼いただけの白身魚に
少し手間暇かけたグリーンスープが
見た目にも味のバランス的にもいい感じ。
胃腸が疲れた時、重い料理が続いて
あっさりした、でも栄養価の高い
食事を摂りたい冬の日に
理想的な豆ディッシュです。
Tiiu