今やスマートフォンが浸透して
久しくなり、
朝から夜まで、パソコン、携帯を
駆使して暮らすことが
当たり前になったことで
生活は随分便利になったけれど、
それを手放す時間帯が
また欠けがえのないひと時なのも
紛れも無い事実。
ある日のこと
出先で電車に乗る直前に
携帯を家に忘れてきたことに気づき..
一瞬心に焦りと不安が湧いたものの
その直後に押し寄せたのは
携帯ナシで半日外出して過ごすことへの
異常なワクワクした高揚感。
30分かけて過ごす電車の中では
窓の外の景色や電車に座る人を観察し、
暮らしや仕事のアイデアなんかを
頭の中で膨らませると
あっという間に過ぎていく
デジタルデトックスの時間帯。
半日を終えて
家に帰る頃には
電子機器が恋しくなるどころか
無くても案外暮らせるものだ、
という充実感。
ひとに迷惑をかけない程度の
デジタル断ちは、1週間にほんの半日でも
色々な気付きをくれるのでした。