気温的にはそれほどの上昇は
まだ少ないと感じるものの
長かった雨季を抜け出して
ようやく春めいてきたスペインです。
気温よりも春を感じさせる
変化と言えば
早朝の暗いうちから耳に飛び込んでくる
野鳥たちの大合唱で
これは明かに冬とはトーンが異なり
高らかにざわざわと数も膨大になって
嫌でも目覚めてしまうほどの
ボリューム感。
加えて朝日を浴びて窓を開けると
庭のあちこちで小鳥がさえずり
雨季が終わったので早速
芝生で日光浴をしてまどろんだり
(これは大型の野鳥に多い)
巣作りのために枯れ木を咥えて運ぶ
姿も、ちらほらと見かけ始めます。
ここに住んでいると自然に
沢山の鳥の声を聞き分けるようになり
鳥の種類別にさえずり音を録音して
何かの素材に使えはしないだろうかと
思わないでもないほどに
生活音が鳥にまみれている
春の今日この頃です。
↑数年前に庭で孵化したクロウタドリのヒナ