ヨーロッパの街角を歩いていると
(都会よりも、むしろ小さな町!)
ふと目に留まるのが
細かく手入れされた植物のしつらい。
ここでの"細かく"は、美しく整って
丹念に手入れされた
という類のものでなく
個々の植物の色や形状の特性を活かし
蔓の伸び方などを細かく計算して
植えられたという意味で
植えられた後は、いつの間にか
プランツの成長がナチュラルな
アート作品を作ってくれるのです。
最近目撃して釘付けになったのが
小さな町の図書館の外壁を
パッチワークのように覆う寄せ植えで
蔓の伸び方、緑のグラデーションの具合が
なんとも心地よく
見入ってしまう雰囲気があり
設計した人の世界観を感じさせるのでした。