かつて大いなる人気を博した
ファッションブランドも、時が経つにつれ
影響力は少なくなり
沢山あった店舗数も徐々に減り
つぎ込まれた資金は付き
ついに閉店に追い込まれてしまう..
という状況はヨーロッパでもよくあることで
トレンドが移り変わるスピードの
早いファッションブランドは尚のこと。
アパレルは特に浮き沈みが激しい
業界と言えるでしょう。
そんな昨今の欧州ファッションを
観察してみて気づいたことは
小さい規模で細々とコレクションを
出しているブランドの底力です。
小さい規模とはどの程度かというと、
例えば春夏シーズンで計20~30種類位に
アイテム数を絞り、1点1点に手間暇を加え
素材や縫製に拘りぬくという姿勢。
フランスではこの手のブランドが
少しずつ増えており、ホームページを
覗くとアイテム数の少なさゆえに
さっと数分で全アイテムを見渡せるほど。
しかし、スタイルがしっかりと
組まれているので見ると心地よく
よく見ると手仕事の温もりが伝わってきたり
ワクワクするものがあります。
またかつて中規模だったけれど、
小規模に縮小したブランドもあったりして、
小さいからこそできる自由さ、
小回りのきくところもあるのだと思います。
売り上げに追われ過ぎない気楽さと
1点の服や小物に投入できる時間の長さで
丁寧さを追求できる小規模ブランドは
これからの潮流になるかもしれません。
Polderのユーズドバッグはショップにて販売中!
Tiiu