誰かが泊りに来た時位にしか
使っていない小さな寝室が
我が家には一つあり、
ここ数年は殆ど使っていない状況で
日頃、なるべくモノを増やさないよう
努めているにも拘わらず
使っていない部屋というものは、
油断しているとすぐに物置化してしまうのです。
加えて、使っていないという理由で
手入れも怠りがちになり、
ふと気づいて部屋を見まわしたら
何となく漂う淀んだ空気に気づきます。
そんな時、急にその部屋の雨戸が壊れた
ことをきっかけに、カーテンを洗い、窓も磨き、
ベッドの下の埃を取り去り、
要らないモノを処分してみたら
あっという間に部屋の空気が澄み
窓から挿す光がワントーン、
いやツートーンも明るくなったような..
透明感すら感じられました。
家の中でかまっていない部分は
不思議とどこかが脆くなるもので
少しでも手入れをしてあげることで
纏う空気が応えてくれるのだとしみじみ...
人が住んでいる気配を再度感じさせる
ようになった寝室を見回して
使っていない部屋、スペース、
には注意せねばと思うのでした。
Tiiu