フランスのドラマや映画を
見ていると、女性が纏う
いかにもフランスっぽい着こなしの
宝庫で、ファッションだけでもずっと
眺めていたくなるくらいです。
ところで、フランスらしさって何だろうと
立ち止まって考えてみると
どんなモードが流行っていたとしても
可憐なロマンティックさと、メンズっぽい
凛としたカッコよさの融合が、絶妙な所かな
と思ったりします。
例えば、今年ならラッフルの付いたブラウスや
かぎ編みのニット、刺繍入りのアイテムに
ベストや乗馬ブーツを合わせたり
ウエスタンシャツにヒールの
華奢なパンプスを合わせてみたり
それぞれのスタイルや選ぶアイテムが
微妙に異なっていても
その一部が何となくずっと気になったり..
不思議とインパクトが残るのです。
雑誌から抜け出たような、完全に
統一されたコーディネートを嫌う
天邪鬼なフランス人。
それは昨今に始まったことではなく
19世紀のパリで優雅論を説いたバルザックも
同じようなことを書いていました。
さて、次の秋冬ファッションでは
どんな融合が見られるのか
その意外性、遊びココロ、復活アイテム
にワクワク注目しています。
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