日本に住んでいる時に使って
いたのを帰国の度に少しずつ
持ち帰ったり、フランス在住時に
買ったもの...そして現在に至るまで
気づけば種類が豊富に増えた
白無地のコーヒー＆ティカップ。
食洗器がなかったフランスの
アパートでは、洗うときに割ってしまう
こともしばしばあったけれど
今はそんなことも殆どなく
どれも真っ白でシンプルな形で
業務用っぽいイメージだけれど
持った時の感じ、口当たり、
陶器の厚みなどが微妙に違うのです。
おうち時間が増えて、
一日何度もカフェタイムがある
我が家での楽しみの一つに
気分にあう白いカップ選びが
加わるのでした。
シンと冷える冬の一番寒い時期は
閉め切った窓を更に雨戸でガードし
冷気を部屋に入れないように寝ては
静かな朝がやって来ていましたが
雨戸を閉めなくてもよい気温に
なると、外の音が聞こえやすくなり
途端に早朝から耳に入るのが
野鳥のさえずり音。
おおよそ夜が明ける1時間程前から
響きだす野鳥のさえずりは
丁度起きようとしてる頃合いなら
心地よくても、まだ寝足りない時は
少し煩わしい目覚ましアラームのようなもの。
今6時位から始まる、さえずり音も夏至へと
近づくにつれて少しずつ早い時間帯になり..
時には物凄い大群の鳥のさえずりに
遭遇することがあったりします。
それならずっと雨戸を閉め続けたら
静かでいいではないかと思われますが
気温が上がると閉め切った部屋は寝苦しく
名も知らぬ鳥のさえずり音に
起こされる方が目覚めは幾分マシなよう。
一方、（特に暑い時期！）朝に比べて昼間の鳥たちは
揃って静かなもので
多くのスペイン人同様、シエスタに
静まっているらしきこちらの鳥たちです。
アンプルなシルエットでリラックスした
着こなしトレンドが続く中、
じわじわと定着しつつあるのが
少し華やか要素のあるきちんと感。
それらを絶妙にミックスして
気負いのない、でも全体的に
素敵だと思わせる着こなしが、欧州の
春夏向けカタログでは沢山見られます。
色に関してでも
ワントーンやモノトーンなどで
きっちりとまとめてしまうのではなく、
ベーシックな色に意外性のある
色を大胆に組み合わせたり....
レトロやロマンティックなアイテムに
スニーカー、スウェット。或いは
キレイメのシャツ+ゆるっとベストなど
テイストを一言で区切れない
ファッションが溢れてきている感覚です。
これが流行だという潮流が
なんとなく曖昧になってきている今、
自分が好きなアイテムに意外なテイストを
自由に組み合わせ、ミックスする。
高価な品に頼るのでなく、「素敵」の
原石を見つけ、磨いて味付けする楽しさが
Ｂ級グルメみたいで
ワクワクする春夏の予感です。
写真ブラウス： https://tiiu.ocnk.net/product/3217
ヨーロッパ在住者には概ね
お馴染みであろうドイツ系のスーパー
LIDLで手に入れることが出来る
ドイツのクラフトビールシリーズは
その価格のお手頃感に対して
驚くほどの美味しさとアロマに
ビール好きの間でコスパの高さが
かなりの好評です。
白、黒、赤、などを含む
5種類の味に合わせて
缶のアートワークも大胆に変えてあり、
絵柄はバンド・デシネのようなタッチ。
それがよくあるクラフトビールの
半分位の価格で手に入るだから
人気が出るのも納得です。
この5種類のビールの味と料理を
組み合わせるのも、またお家飲みを
楽しむ醍醐味となりつつあります。
春が近づくと、いいな欲しいなと
常々思うのがデニム素材を
使ったあれやこれやのアイテム。
一昔前までは、デニム素材と言えば
パンツ、ジャケット、シャツ、スカート
位がお決まりアイテムだったけれど。
今やパンツでもかなりの形、色、
素材感が出そろい
スカートもひざ丈タイトだけでなく
ロング丈やワンピース型など様々。
最近のデニムアイテムで
今っぽく着やすそうだなと思うのが、
ラッフルやプリーツの入ったデニムシャツや
ワークジャケットみたいな
ゆったりシルエットのシャツ型ジャケット。
動きやすく、スタイリングもしやすい
家でも外でも心地よくいられる
見た目と素材感のデニムアイテムは
春には特に、そそられます。
粒ぞろいの優秀コスメメーカーが揃う、
コスメ大国のフランスでも
意外に種類が少なめなのが美白系コスメ。
夏のバカンス時期には
日焼けするのが当たり前な人々も
紫外線による、そばかすは気になるらしく
肌そのものを明るくする効果よりも
シミ・そばかすを薄くする目的で
手に入れることが多いよう。
個人的に、美白系コスメは香りがきつく、
ピリッとした使用感を感じて
日本でもヨーロッパでも試供品で諦める
ことが多かったのですが
Norevaという薬局系コスメメーカーの
保湿セラムを普段から愛用しているので
美白系セラムも大丈夫なのでは・・と
お籠り期間がチャンスとばかりに試したら
香りはやっぱり心地よいとは言い難い
ものの、つけ心地は優しく
スペインの強い紫外線による
肌ダメージが少しだけ薄らいだような..
やはり美白ではなく、肌ムラを整える
効果がなんともフランス的。
メイクをする機会が減ったせいで、
図らずも素肌をじっくり見る機会が多く
使った事のないコスメを試すには
都合のいいおうち時間です。
気温は冬のままでも
季節の変わり目が近づくと気になるのが
新しい季節らしいエッセンス。
本格的な春アイテムの出番は
もう暫く先になりそうですが、
シャツならニットやカーディガンの
下に重ねてすぐにでも出番が
回ってきそうです。
アンプルなシルエットのトレンドは
今季も継続しているせいで、
シャツは大き目をゆったりと羽織っても
スカートやパンツに入れ込んでも着やすく
ユーズドのシャツを買い付けていると
同じサイズでもブランドによって
サイズ感が違って、着て見るとしっくり
馴染むことに気づいたりすることも..
さりげない透け感、くすみ色、ボタン、
プリーツやラッフルのディテールなどなど
ヨーロッパらしく、シャツならではの持ち味が
光るデザインは長く愛用できるもの。
それに、シャツは洗いざらした質感も
悪くない素材が多く、縫製が丁寧で
生地もしっかりと、今よりもずっと仕立てが
良かった時代の品に遭遇する
ワクワク感は格別なものです。
昨年のお籠り期間開始時期より
度々利用している肉専門店の
オンラインショップ。
それこそ街中や市場に行けば、色んな
お店に出会えるけれど、今や
オンライン販売に力を入れる店舗が急増中。
そんな中、ネットで出会った
ハンバーグ肉の専門店は
ちょっぴり変わった趣向のお肉店で
ハンバーグ型に形成したひき肉を
真空パックに詰めて、
様々な肉の種類、ランク別で販売しています。
恐らくこちらの人は、こういったお肉を
ハンバーガーやバーベキューにして
食べることを好むのだろうけど
ひき肉しか入っていないハンバーグも
日本風に目玉焼きをのせたり
和風おろしにして、ご飯と食べてもいい感じ。
まとめて購入しても真空パックごと
冷凍できるから、好きな時に解凍して
お手軽に本格ハンバーグを楽しめるわけです。
肉専門店だけあって
肉の味が濃厚で、ソースなしでも味が濃く
ひき肉を混ぜたりこねたりの調理なしで
外食風の味が楽しめる便利さは魅力、
今後こういった強みを活かした
専門のお店は増え続けて
いくんだろうなと予感させられます。
