2017年1月29日日曜日

ぼぉーっと考える時間

12月と1月は、やれ豪雨だ
暴風だ、寒波だと、、
実際にそういう週末も多かったのだけど
 何かと理由を付けては
庭仕事をさぼり 

気づいたら、やることが山積み状態の
我が家の庭景色。

サボるとツケが回ってくるのは
庭仕事でも同じことで、

伸び放題の芝、雑草、
暴風で枯葉だらけの地面、
植え替えが必要な植物の放置など
 挙げだしたらキリがないほど。

手始めに薔薇と垣根のハイビスカス、
植木の剪定をして
すっきりと、春準備。

しかし剪定の後、敷石の上に散らばった枝葉を
拾い集める作業がやっかいで、

そんな時にはぼぉーっと頭の中で
考えを整理して
今後の計画を練ったりして..

太陽の光を浴びたり、
頭の中をデトックス出来るのは
地道な庭仕事の利点の一つです。



          Tiiu
               

2017年1月27日金曜日

手袋の使い分け

スペイン、地中海沿岸地方
ともなると、冬でも手袋を身に付けて
外出するほど気温が下がるのは
稀なのですが、

今年の寒さは、ひと味違うので
手袋持参で外出する日も
何度かあったり..

それとは別の用途で
家の中で手袋をはめて
作業をすることが多い我が家、

まずは掃除や家のメンテナンスの
時に欠かせないゴム手袋

そして、庭仕事の時に
必須のガーデン手袋。

それから、パソコンを使って作業を
する時に、暖房があっても
先端が冷えてくるので
指先だけがあいたニットの手袋など

外出時に使うレザーの手袋を除いて
他は実用的に選んだ物
ばかりなので、
総じてデザイン要素はゼロ

皮肉にも、好きで手に入れた
レザーの手袋よりも

実用重視のお仕事手袋
ばかりはめている、せつない日々です。



            Tiiu

2017年1月25日水曜日

足湯のお供に

からっと乾燥した
暑い夏には殆ど未練がないのに

暖房を入れる季節になると、
やっぱり恋しくなる
湯船のある生活。

シャワールームが
無駄に2つもあるのに
バスタブが無い我が家は

ゆっくりお湯に浸かる代わりに
足湯をするのが
精一杯の贅沢時間。

その時に、
熱々の お湯を張った
洗面器に足を浸して入れるのが

トロンとお湯をまろやかに
してくれて、香りにも癒される
コスメオイル。

大きな湯船にたっぷり入れるのは
勿体無くて躊躇われても
小さな足湯の中だと
投入しやすい、プチ贅沢です。

 
 


                                  Tiiu

2017年1月23日月曜日

洋風おでん

 先週は、現地に住むスペイン人に
こんな寒さはここ数年記憶にない、と
言わしめるほどの寒波が来た週で

これほど寒い日はおうちに篭って
体の芯まで温まる
洋風おでんの代表格=ポトフを食することに。

長時間煮込んで
お肉と野菜の旨みを引き出す
優しい味が持ち味のポトフですが、

美味しさの秘訣は
ずばり、ブーケガルニにあり!
と信じています。

ブーケガルニとは、
ローリエ、タイム、ローズマリーなど
乾燥させた香草、ハーブ類を
束ねてブーケ状にしたもので、

我が家ではブーケにするのが
面倒だから、茶漉し袋に詰めて代用..

これがスープに滲みて
何とも味わい深いハーモニーが
生まれてくるのです。

 我が家のレシピは一昔前に
フランス人の友人に教わった作り方で
濃厚且つ、家庭的な美味しさに
感動して以来作り続けているもの、

 作ってから時間を経るごとに
旨みが増してくるのも
洋風おでんたる所以です。




                Tiiu





2017年1月21日土曜日

春支度はいらない?

年が明けると、気温はまだまだ
寒いのに、何より
今年一番の寒波が来ているというのに

春はどのように過ごそうかと
ウキウキしている自分がいます。

着る物に限って言えば、
「冬支度」とはいうのに
「春支度」なんていう言葉は耳慣れない、

いつだって歓迎ムードの
春には、急かすような
言葉 がなくても

皆、自然と暖かさに順応していくから
支度なんて必要ないのかもしれません。

そう言えば、春になると
自分も気づかないうちに
何かを消費して、意識することなく身に付けて、
ハッピー気分になっているような..

極端な話、
重い衣服を一枚一枚脱ぎ捨てていけば
気温には順応できるのに

そこを春らしく味付けしたくなる欲求、
敢えて春らしいものを手に入れたくなる
能動的な力が湧いてくるのが
春の魅力の不思議です。




               Tiiu

2017年1月19日木曜日

ほっこり、和の器

ヨーロッパに住む前は
どちらかと言えば
洋食が好みだったのに

最近はもっぱら
自分の中で
和食ブームが続いています。

こちらの和食レストランは
欧米人の味覚に合わせている所があるので
ついつい何が本当の和食か
忘れてしまいがちだけど..

中華が混じったり
東南アジア系でもなくて
純和食がやっぱり一番落ち着く味、

野菜の常備菜、おばんざい
なんかにも今更ながらに
はまりだしたこの頃なのです。

 そうは言っても、
純和食の食材が簡単に手に入る訳では
ないので、創意工夫は必要で

最終手段は
ほっこり和の器に盛り付けて
和食の雰囲気を引っ張り出して出来上がり、

ない物ねだりなのか、
和食器も欧州にあるほうが
一段と、ときめいて見えるのです。



                         Tiiu




2017年1月17日火曜日

人工キャンドル

闇夜に見る、キャンドルの炎は
何ともロマンティックなもので、

 火が大きくなったり、揺れたり、
見ていると飽きないものですが

 そんな自然の炎が揺れる様を
人工的に再現した
電気でチャージする照明

人工キャンドルが
我が家で密かに活躍中です。

ろうそくは消費すると
やがて無くなってしまいますが、
ガラス器に入った電気の炎は

内部の器械が壊れない限り
電気の力で再生が可能..

初めは何だかお手軽すぎて
雰囲気に欠けると思っていたけれど

特別なテーブルセッティングに
置いて、柔らかな光を演出できたり
 ローテクなデジタル感に
癒されないこともないのです。

でも使っていくうちに蠟が溶けたり
少しずつ形が変化していく

あの、ろうそく独特の雰囲気には
到底かないませんが。




               Tiiu



2017年1月15日日曜日

カボチャの種のパン

年を取るにつれて
少しずつ、
米が口に合うようになるのか、

日本人の私はもちろんのこと、
フランス人の伴侶さえも
最近はパンより、ご飯党。

そんな我が家でも
厳選した美味しいパンを
時々無性に食べたくなって

たまに買うのが
中身が重く、
ぎっしりと木の実や雑穀が入った
ドイツや北欧系の黒いパン。

一口食べると
お腹にずしりとくるので、
一食一枚で十分な腹持ちのこのパンは

バケットよりも保存が効く、
元々硬めなので、味の劣化が
感じられにくいのも良い所。

 カボチャの種がぎっしり
敷き詰められた
 四角いローフ型が
現在のお気に入りです。


                         Tiiu

2017年1月13日金曜日

大きな引き出しの中の小さな物

キッチン雑貨、調理器具、
食器の類など

少しずつ集まってくる
キッチン周りの細々とした道具は
たっぷりスペースで、すっきり
見やすく収納したいところ。

ところが、大きな収納スペース、
例えば、広くて深い引き出しに
入れようとすると、

モノは入っても、重ねていくうちに
奥のものが見えなくなったり
取り出しにくくなってしまうのが
難点なのです。

結局、手前に置いてあり
一番上の器ばかり使ってしまったり、
中のものが循環していかないジレンマ..

そんな時に思いついたのが
引き出しの中身がゴチャゴチャ動かないよう
仕切りを付けた置き方。

背の高いグラスと
低いココットなど、高低を付けて
ディスプレイする感覚で
見通し良く、置いてみる、

今まではカオスな中身だった
キッチンの引き出しが、
収納に目覚めて
少しずつ、生まれ変わりつつあるのです。



                Tiiu

2017年1月11日水曜日

マーガレット

ゆったりとしたオーバーサイズや
スニーカーのトレンドが浸透して
随分と経ったような気がします。

いつの間にか体は
ルーズなシルエットに慣れきって、
きれいめな服が何となく着られない、

きちんとしたサイズ感の服って
どうやって着るんだっけかな?

と、ヒール靴や体にフィットする
洋服から随分遠ざかってしまった
焦りにも似た感情が沸々と..

そんな風に第3者の目で
自分の有り方を確認したいとき
迷いが生じたときに

お手本にして眺めるのが
マーガレットのスタイル。

「鉄の女」の方ではなくて、
ハウエルのほうです。

マーガレットのナチュラルで
オーセンティックな
飾らないベーシックは、

いつの時代に見ても新鮮で、
大人の女性こうあるべき
と思わせてくれるもの。

 どこか謎めいていて
飄々とした空気を感じる
 マーガレットの日常服は
いつだって憧れの境地なのです。




               Tiiu


2017年1月9日月曜日

BIOナチュラルなシリアルの朝食

年末から続く特別なシーンの食卓は、
重いお肉料理が多くて、
胃腸も少々お疲れ気味..

そんな時には軽くて
フルーツたっぷりの朝食が
楽しみだったりするのですが、

いつもの行きつけスーパーに
BIOのグラノーラを見つけて
朝食への期待度が、俄然アップ。

シリアルの中には
ドライ無花果やベリー、ナッツなどが
入っていて香りや彩りも鮮やか、

 これに生のフルーツと
ギリシャ風ヨーグルトを加えたら
 5分で頼もしい朝食の完成です。

食べ続けていると
次第に飽きてくるシリアルも
テクスチャーや味の変化がつくと
毎日でもいけるかも、、

寒くて台所に立つのも億劫な
冬の朝
便利でヘルシーな商品が
楽しみを増やしてくれました。



                                                    Tiiu


2017年1月7日土曜日

冬のガーデン

まだまだ出口が見えてこない
冬のトンネル。

雨降りが続いたときに比べれば
この程度の寒さ、
何てことないのだけれど

水を触ったり、
土に触れたりすることが
醍醐味の庭時間が 
なかなか持てないのは、やはり、つらく..
 
庭に当たる日照時間が短いと、
一日もあっという間に
削られていくようで、
損した気分なのです。

しかし、比較的早めに始まった
厳しい冬の後は
いい感じの春がやってくるのかも..

そんな仄かな期待を抱かせるのは
新芽の勢いと
生き返ったハーブの底力を
発見したときです。




                   Tiiu
 


2017年1月5日木曜日

偏愛キッチン道具・デロンギの電気ケトル

オイルヒーターやエスプレッソマシーンで
よく知られたイタリアの家電メーカー
De'Longhi

そこのヴィンテージ・シリーズという
ラインで出ていた電気ケトルが
大層お手頃プライスになっており

 お茶三昧で冬の日々を過ごす
自分達は手に入れておいて損はなし
だろうと言うことで..

届いたその日から
フル稼働中。

1950年代のイタリアのレトロ感
は、うちの台所には合わないな、
と思って少し躊躇したけれど

とろり生クリーム色の
ドルチェ・ベージュ色で
ギリギリセーフ

思い返せば、ヨーロッパに住んでから
ケトルを手にしたことが無かったからか

やかんの丸い形を
見るのが久々で癒されてしまうのです。

よく見るとティラミスみたいな
配色のやかん、
イタリアなだけに。



                   Tiiu

2017年1月3日火曜日

2017年の気になる色

毎年この時期なると
来年度のトレンドについて
おおいに語られることがありますが

個人的に、超私的に
気になる色、

ヨーロッパのショップやカタログを見て
印象に残っているカラーは
と、聞かれますと

まずは、くすんだイエロー
マスタードと卵色の中間みたいな
人懐っこさの残るイエロー=ミモザ色。

グレーがかった青みの
抑えられた、薄曇の空のような
オールドブルー。

ボルドーより少しピンク味が強めの
フランボワーズ色。

ノーブルな緑のフォレストグリーン、
濃いラベンダーも捨てがたい
気になる色の一つです。

ここでふと気づいたのが
2016年は大地の色から切り取ったような
ナチュラルなくすんだ色が主流だったのに

2017年に気になるのは
もう少しビビッドで、主張の効いたものも
入ってきています。

洋服ではアースカラーを引き継いで
小さな小物で、フレッシュさを
さりげなく、効かせてみるなど、

妄想だけは膨らんでゆきます。


                                    Tiiu