2016年8月31日水曜日

まよったら、トマト

夏の旬野菜のトマトにも
色々と種類がありますが、

基本的には、
大きさが小さくなればなるほど
甘みがギュッと
凝縮されて感じます。

大きいトマトは
肉詰めにしたり、炒めたり
スペインらしく、
ガスパチョにしてみたり..

中くらいからチェリートマトは
生で食べるのに限ります。

フランスでもスペインも
トマトの種類は沢山あって、
もしトマトソムリエがいるなら、
アドバイスが欲しいくらい

毎回どのトマトを買うのか
悩ましい所ですが

献立にまよったら、トマト。
何かしらのトマトがあれば、
夏の食卓は問題ないと言えるほど

残り僅かな旬季節の
トマトが欠かせない
我が家の台所事情です。


            Tiiu

2016年8月29日月曜日

ミルクティー色の壁

7月の終わりから始まった
我が家のリビングにおける
壁塗り作業

この記事を書いたときは
白のはずだったのに
いざ一面を塗って眺めてみると

白の明るさと広々感に
圧倒はするものの、
どうも落ち着かないのです。

嗚呼、色選びって難しい..

恐らく、家のテイストと合ってないか
下地のグリーン色が白をくすませているか
のどちらかと思われましたが

あっさりと塗りなおしたのが
ミルクティーのような色味の
砂丘の禅、という名が付いた色。

 これに装飾の入った
天井から突き出た部分だけを
ホワイトにして
 限りなく完成に近づきました。

光の入り具合
つまり、朝・昼・夕でも見え方は
少しずつ変化していて

夜はこれに照明が加わるので
殆どピンクがかって見えるのが
意外で、本当に複雑、、

プロに頼んでしまうと
一度決めた色の修正は効かないので
自分たちでやって本当に良かった。

壁のペンキ塗りは
女性のお化粧のように
奥が深いです。




                       Tiiu

2016年8月27日土曜日

翡翠の木

スペインでは「翡翠の木」
という意味の言葉で
呼ばれている

日本でもお馴染みの
多肉植物の名前は
和名で「カネノナルキ」

よおく見たら緑色の葉っぱが
宝石の翡翠に
似ているから、だそうで

光を帯びて緑色が
薄くなっている時は
そんな面影も無きにしもあらず、

ところで、この多肉植物は
日本でもどこでも
見かける珍しくない品種ですが

ところ変われば、
大きさも変われば、
結構見え方が違ってきます。

個人的には
大きく枝分かれするほど
茂って成長している状態よりも

小さな小鉢に
こじんまりとしている方が
可愛らしいような..

翡翠により近く見えるのも
絶対的に小さくて若い新芽が
育った 直後のような気がしています。

そんなわけで、
昔そんなに好きでなかった
翡翠の木が愛しく思えるこの頃です。




     Tiiu

2016年8月25日木曜日

ペパーミントのやる気

何をするにも今ひとつ
やる気が起きないときって
人間ですから、ありますとも。

暑い夏の午後などは
特にありがちで、
頭がボーっと活性せず、

夏のバカンス休暇は
そんなお疲れの頭と体を癒す為に
あるのだと思います。

さて、そんなやる気の無さを
香りでチャージできるとしたら

迷わず選びたいのが
ペパーミントの香り。

香りでやる気が出るなら
苦労しないよ、と最初は思ったけれど

 軽く水を張った小さな容器に
2,3滴オイルを垂らすだけで
頭がすっきり、
脳が覚醒するのには驚きです。

ペパーミントの効能を読むと
エネルギー」とあり
まさに仕事する時に味方のアロマ。

間違っても就寝時には
浴びない方がいいかも..

香りも使いようなのです。




         Tiiu

2016年8月23日火曜日

偏愛キッチン道具・まな板

我が家のキッチンの
調理台には少し
オリジナリティが含まれており

元々まな板をはめる部分の
表面が長方形にくり貫かれていて

その大きさ、形が
パズルのピース のように
ピッタリとしているが故に

今使っているまな板を
新調するのが困難なのです。

そもそも、まな板というのは
標準サイズがあるのだろうか、
 と疑問に思ったのだけど

探してみると、やっぱり
これにピッタリの大きさは見つからず..

くり貫きを作った人が
適当に合う板を作った可能性が高く

このままパズルのピースに
ヒビが進んで板が割れてきても
替えが効かないのだろうか、

 そう思うと、
大事に使うしかありません。

 パズルのピースの発想は面白いけど
実用性が行き当たりバッタリな
まな板事情です。




                                                       Tiiu

2016年8月22日月曜日

歴史が刻むワードローブ

一つの季節が半ばを過ぎると
例えば今なら夏、
この夏に着なかった服について
思いを馳せてしまいます。

逆に今年頻繁に身につける服や靴、
アクセサリー なんかは
どうして何度も手に取ってしまうのか。

などと考えては
自分の趣味嗜好、心地よさの
移り代わりに
歴史有り、と思ったり。

私の場合、必ずしも昔に買った服で
一時期着なくなった服が
そのままお蔵入りになるとも限らず

状態さえ良ければ、
まるでビンテージショップで
見つけた服を着るような
懐かしさと新鮮さが入り混じった気分で

昔の服を以前とは全く違った
合わせ方で復活させることもあったりして、

 そうか、こういう風に着れば良かったんだ、と

昔クリアできずにあきらめて放置した
ゲームにもう一度挑戦したら
前より面白く感じてしまった、ような..

今更フィットしてきた感覚を
発見するのも楽しいものです。




                                                     Tiiu





2016年8月19日金曜日

困ったときのローストチキン

少し前に、スペインでは
手軽に食せるお惣菜に乏しい
という内容を書いたのですが、

それに関連した超お手軽メニュー
と言えるのではないかと
気づいたのが、

チキンの丸焼き。

時間こそかかるけれど、
(中に詰め物なんかをしなければ..)
包丁を持たなくていいし

耐熱パイレックスに置いて
オイルを掛けて、
手荒な表現で、
 オーブンに突っ込んでしまえば

出来上がってしまい
手の込んだ感と、そこそこ見た目も味も
豪華なのが良い所。

同じ要領で鯛の丸焼きバージョンも
ありますが、
鯛は小さなスーパーには売ってない..
という点でお手軽さに欠けます。

ちなみにチキンが焼けた状態で
売られているものは
何と、生の2倍以上高価なことも。

 焼ける時間を待つ間に
お金も熱々の焼きたての美味しさも
享受できるというわけです。


                      Tiiu

2016年8月17日水曜日

和雑貨ミックス

日本に住んでいる頃は、
和室には和の雑貨や家具を
置くものだと、固定観念に縛られていた
自分がいたけれど、

ここにきて、色んなインテリアを経て
和の雑貨をヨーロッパの部屋に
置いても違和感は感じないし

なんちゃって、な和の雑貨は
こちらでも販売されていたり
 人気があったりするので

そういう合わせ方をしている人も
沢山いるのだと思います。

けれど、本物の和雑貨、
日本から持ち込んできた古道具や
掛け軸なんかはどうなんだろう...

と恐る恐る置いてみたら、
意外とモロッコ風のテイストと相性が良く
なにやら不思議なスペースではあるものの

完全なミスマッチにはならなそうです。

結局、好きなデザインは
呼応しあうもので、

何事も決め付けてしまうよりも
柔軟に取り入れるほうが
自然とお気に入りのスペースが
出来上がるのかもしれません。




                                    Tiiu


2016年8月14日日曜日

ラベンダーの優しさ

忙しく時が過ぎていく
日常生活にこそ
取り入れたくなるのが、

隙間時間のリラックスタイム。

このリラックス時間が
人によっては読書だったり、
映画だったり、ティータイムだったり..と
色々だと思うのですが

ここにナチュラルなアロマが
加わると、普通の余暇に
濃厚さが増すような錯覚が。

最近、フランスのショップから
届いたコスメが
BIO(オーガニック)のアロマオイル。

その中から 早速、
ラベンダーを何滴か落としてみたら
部屋全体が、何とも言えず
ゆるゆるモード、、

何種類か手に入れたオイル
一つ一つに効能のような物が
書かれており

ラベンダーの場合は
優しさ
 なのでした。

優しさのチャージは
ゆるゆるのリラックスタイムから
生まれるのだと、知りました。




                                           Tiiu



2016年8月12日金曜日

エントランスの植物

我が家の近所は住宅街で
駅までの道を歩きながら
色々な家々の入り口付近に植わる
垣根を眺めていると、

なるほど、エントランスは
いわば一軒やの顔のようなもの
だからか、 

どの家もインパクトのある
植物で門を着飾っているのです。

鮮やかなフューシャピンクのブーゲンビリア
オレンジと黄色が混じったランタナ
蔓が生い茂った羽衣ジャスミンなどなど・・

どれも温暖なここの気候と
相性が良いのか、活き活きと元気溌剌、

ちなみに我が家はハイビスカスで
ピンクと赤の花が冬以外は
ずっと花を咲かせて楽しませてくれるけれど

ポタポタと落ちては皺くちゃになっていく
咲き終わった花が
夏には膨大の量となり、少々面倒..

さて、ご近所を見て渋いな、と思うのが
大きくなったサボテンの群集を
エントランスに並べている家。

色はかなーり地味なのに
ダイナミックなサボテンのフォルムが
アートなオブジェのようにそびえたち

年季の入った尖った針が
泥棒や野良猫なんかの
侵入者も威嚇してくれそう?!

門にも色々あるものです。




                                                           Tiiu


2016年8月10日水曜日

足に優しく

裸足の季節になると
ありがちで、やるせない、

普段履きなれない靴を
履いたときに、突如見舞われる
靴擦れ問題。

若いときなどは、
少々の靴擦れなんて気にしないで
疲れ知らずに
好きなデザインの靴をガンガン履いて

靴擦れが治った皮膚が
分厚く頑丈になって
次に履くときは問題がなくなっていたけど

大人の靴擦れ事情は
ちと違います。

一度裸足の足をやられたなら
もう怖くてその靴に足を通せない
トラウマができる位

靴擦れには慎重、
キズの治りも遅くなっているし..

自分に甘く、
靴に厳しくなっている
私に気づくのです。

 その結果、
履いている靴と履かない靴の
頻度がハッキリ
くたびれ具合で明らかに。

どんなに履きこんでいたって
足に優しい靴が、大好きです。



     
                                  Tiiu
               






2016年8月8日月曜日

偏愛キッチン道具・オリーブ木ベラ

キッチン道具として、日々使っては
磨り減っていく
木ベラにも色々ありまして、

例えば、 一番よく見かける
白いバーチ素材やぶなの木、
ツルツルと硬い手触りバンブーなど..
 
我が家では数年、ブナの木ベラを
使っており、
相変わらず握ったときの心地は
良いものの

磨り減っていく角度が
随分な斜め具合になってきたので

この夏、新しく加えたのが
オリーブの木で作られた
オリーブ木べら。

木目は他の木素材と違って
非常に明確で、くっきりと浮き出ており

触った時の感触は
木そのもののを撫でているかのような
優しくナチュラルな質感に
惚れて持ち帰りたくなりました。

 オリーブオイルをたっぷり使った
煮込み料理なんかが似合いそうな
こっくりとした木目が持ち味なのです。




                  Tiiu







2016年8月6日土曜日

乾燥豆チップス

ビールやワインのおつまみに
スナック感覚で食べられる

ヘルシーな乾燥ヒヨコ豆や
大豆を使ったチップスを
うちの家族が編み出して、
この夏に大活躍です。

乾燥した豆を水に浸すこと
3―4時間

それを炊飯器で加熱すること
1時間30分

柔らかくなった豆を
ペースト状に平らに広げて
オーブンで焼いて30分..

と、完成までの時間が
とっても長い道のりですが

一つ一つの工程に手間がかからず
 基本は時間だけ計って放置するので
何かをやりながらでも
出来上がってしまう感覚なのです。

味付けに塩・胡椒・唐辛子などが
入っているけど
豆の味がかなり濃厚で美味しい、

そしてノンオイルなのが
お腹にもたれず、ヘルシー、

おまけに袋入りの乾燥豆は
スペインで、とっても安価と3拍子

まだ味と食感にバラつきがあるので
この夏が終わる頃には
何とか味をまとめたいところです。



             Tiiu

2016年8月4日木曜日

アラビアンナイト

世の中の流れは
どんどんとハイテク方向へと
進化しているのに

無性にローテクが
愛しかったり、懐かしかったり
夢中になってしまう自分がおりまして

紙や木で作られた
ボードゲームもその一つ。

元々は家族が集めている
ドイツのボードゲームを
一緒に遊んだのが始まりで、

エンターテイメント性は
もちろんのこと、
ナチュラルな木の駒の質感、
レトロなカードのビジュアルなどなど

 スマフォやデジタルでは
絶対に味わえないクラフト感が
醍醐味なのです。

この夏にハマリそうなのが
アラビアンナイトの世界観が
堪能できる
「Five Tribes」 というゲーム、

ラクダと椰子の木の形をした
木の駒を見ただけでワクワク..

しかしカワイ気な見かけとは裏腹に
ゲーム内容はバリバリの頭脳戦で
夏バテの脳活性化にも
一役買ってくれる 

ローテク、スローライフな自分が
やらない手はありません。


                Tiiu



2016年8月2日火曜日

ワンピースかセパレートか

洋服ほどではないですが、
水着にも毎年トレンドが
若干は変化しているらしく、

この夏はヨーロッパで久々に
ワンピースタイプのデザインを
例年より見かけるように思います。

シンプルな無地にボーダーや水玉柄など
60年代風のレトロなタイプから

フラミンゴや椰子の木模様など
トロピカルなスタイルまで、
選択肢の幅もいつもより多め。

個人的には
悲しいかな、胸のボリュームが
寂しい感じなので、

セパレートのビキニタイプを
着て水の中に入ると
 肩紐がどんどん緩み

胸無しだからこそ、の
ポロリ現象が起きそうなので
 ワンピース型の方が
安心して着用できるのですが、

それだけの理由にとどまらず
ワンピースを久々に見ると
結構新鮮で、エレガントかも..

洋服を選ぶ感覚で
水着も決めるなら
今の気分は断然クラシックで
レトロなワンピースです。



                  Tiiu