2023年10月28日土曜日

豚肉と豆、野菜のごった煮

 レンズ豆、白いんげん、ひよこ豆

などなど、豆の種類が豊富で

それらをメインに使った煮込み料理、

オーブン料理も目にすることが多い

スペインの家庭料理レパートリー。

 

そんな風に豆が手に入れやすいこともあり

季節が寒くなり始めると

火の通った豆の保存瓶を使って

煮込み料理を作ります。


野菜はニンジン、さつまいも、セロリ、

玉ねぎ、キャベツ、キノコ類..など

意外と何でも馴染みやすく、

脂肪分のある豚肉を入れると

いい感じのコクに包まれます。

 

ローリエなどの香味スパイスと

チキンスープ、塩コショウだけの

シンプルな味付けで、ぐつぐつ煮るだけの

名もないごった煮料理。

 

これが、冷えた体に沁みわたり

体をぽかぽかに温めつつ

豆とお肉で結構おなかに溜まります。


残ったスープは麺や雑炊にでも使えそうな

位に濃厚になっており

余すことなく食せて

 

冷蔵庫の残り野菜も一掃できるので

 定期的に作りたくなるのが、

冬のごった煮です。

 


                        Tiiu  

 

2023年10月25日水曜日

石鹸成分無添加ジェル

 石鹸成分が入っていない

シャワージェル、なんて聞くと

何やら矛盾した様な印象を受けますが

 

成分に界面活性剤を含まないことが

私のような敏感肌には大きく、

 

ここ何年もボディソープ代わりに

愛用しているのが

フランスBioderma社が定番で出している

石鹼成分無添加のシャワージェル。

 

元々はフランスに住み始めた当初

初めての肌荒れ洗礼に見舞われ、駆け込んだ

かかりつけ医に勧められたのがきっかけで

 

その後、このシャワージェルをずっと

顔も体にも使い続けてトラブルが

殆どなくなりました。

 

しかし少し不便なのが、このボトル、

いつも買うのが1リットル入りサイズで

バスルームに鎮座しており

洗面台まで持ってくるのが、ちと不便

 

小分けにしようと思っても

最近までポンプが本体から外せない

仕様だったのです。

 (現在は外せる仕様の改良版!)

 

今は小分けにできるBiodermaですが、

最近は石鹸成分無添加のジェルを出すメーカーが

増えてきているので

 

Noreva社(こちらもフランス薬局系コスメ)

が売り出す小さなサイズの

チューブ入りジェルを買ってみたら

 

これが洗面台のスペースにピッタリの

ミニサイズで、旅行にも持っていきやすく

とても重宝しています。

 

最近コスメはリピート買いばかりだったので

 たまには新しいコスメを探索するのは

いいものです。

 


        Tiiu

 

 

 

 

 

2023年10月22日日曜日

懐かしさのあるトレンドアイテム

「今季のトレンド」と呼ばれる

アイテム様相の中に

過去に流行った懐かしいディテールを

見つけることは

もはや珍しくないことだけれど


ほんの数年前にこれを見ていたら

少し古くさく感じたろうな、とか

合わせ方によっては今っぽく見えない?

などと条件付きで取り入れるのが難しかったり..

 

紙一重のバランスでギリギリ

ファッショナブルに見えるアイテムも

あったりして、

トレンドとは危ういものだと思います。

 

 例えば、ミニのプリーツスカートや

ピタッとフィットするタートルニット、

ポインテッドトゥのパンプスなど

懐かしい面々のアイテムたち


これらも今季のトレンドのようだけど

全部合わせると、まんま90年代にしていた恰好

みたいになりそうです。

 

でもミニプリーツスカートにだぼっとした

メンズライクなニットベストや

スウィングトップ、スウェットなんか

を合わせたら、今っぽい

 

こんな風に昔の服が巡り巡って

ぽん!とトレンドの仲間入りを果たすことが

わりとあるからファッションは楽しくもあり

 

時代を超えたパズルのピースをはめるみたいに

クリエイティブな要素にも事欠かないんだろうな

とも思うのです。

 


 *写真のアイテムはショップにて販売中!

        Tiiu

2023年10月19日木曜日

薬局の包装がカワイイヨーロッパ

なんて些細なパッケージがいちいち

可愛くて洒落てるんだろう!

ヨーロッパへ初めて旅したり

生活を始めた時によく感じたものですが


かれこれ随分長く生活した

今に至ってもそういう新鮮さを

おぼえることがたまにあります。

 

最近のことでは、

歯医者通い中の家族が

歯科と薬局帰りに持ち帰ってきた

紙包装と紙袋、

 

 どこぞのケーキ屋さんにでも寄って

きたかのようなパッケージを

引っ提げており、中身は

痛み止めの薬とうがい薬...

 

そういえば、スペイン老舗薬局の

うがい用エリキシールを購入した時は

 クラシックでうっとりする位

美しいパッケージにおののいたものです。

 

病気や調子の良くない時こそ

キレイな包装に癒されて、という

心遣いなのか、単に広告要素を詰め込み

過ぎてないからすっきりしたデザインが

素敵に見えるのか..

 

そういえば、

 昔の薬局の佇まいもラボラトリーみたいで

建築も内装も素敵だったなと

以前見たレトロ薬局を思い出したりするのでした。

 


       Tiiu

 

 

 

2023年10月16日月曜日

天に向かって伸びるブーゲンビリア

え、いつの間にこんなに伸びた?!

と、その成長速度と意外な方向への

巻付き、生命力に驚かされることが多い

つる植物ですが


その制御することなしに伸び続ける

蔓であるがゆえに、蔓をきちんとした方向に

巻きつかせる柵やトレリスが必須。

 

艶やかな花を咲かせる

ブーゲンビリアも蔓植物の仲間ですが

幹が太く、棘もあり、アイビーのような

葉っぱメインの植物というよりは

木のイメージです。

 

そんなブーゲンビリアはトレリスに

巻きつかせるのも一苦労..

近所の家々をみていると、

ファサードの垣根にかけて植えている所が多く

 

我が家のように庭の真ん中に植えるケースは

珍しいのかもしれません。

 

案の定、ちょっと目を離した隙に

蔓がはみ出てぐんぐん伸び始め

太陽の当たりやすい空に向かって伸びて

剪定するに忍びない状態に。

 

せめてこの枝に花を一回咲かせて切ろうか

いっそ隣の椰子の木に絡ませようか

迷うことしばしばです。

 


        Tiiu

 

2023年10月13日金曜日

今年はなぜかシャツに手が伸びる

 毎年このシーズンは、季節のはざま

昼間はまだ半袖トップスを着る人も多く..

しかし朝晩は軽いアウターが要るくらい

気温差が激しいのも特徴です。

 

一日の間に 服装を

ころころと変えるのも面倒だし

もう夏の服に袖を通したくない(飽き)

という思いから


私の場合、朝から晩まで

長袖か5-7分袖のトップスを

着ていることが多いのですが、

今年は断然シャツの気分の日々。

 

いつもはコットンニットやカットソー

割とシャツより被り物トップスに

快適さをより多く感じていたのに


今年は涼しくなるのも早かった

反動か、暑さ戻りの期間も長く、

湿気もそこそこあるせいで

洗いざらしたような質感のシャツが

とても心地よく感じるのです。


 シャツを1枚着ることでシャキッと

背筋が伸びるような感覚もあるし

 ボタンを開けたり腕をまくって

暑さを調節することも可能。

 

プルオーバータイプや

ボタンなしタイプなら、ゆったり癒され

効果もあったりするので

 色々なタイプをシーンに合わせて

楽しみつつ選んで着ているところです。

 

 

*写真のアイテムはショップにて販売中!

           Tiiu

 

2023年10月10日火曜日

秋の収穫色グラデーション

ブドウ、無花果、ザクロ、柿、梨...

紫、赤、橙、黄色... と

グラデーションの如く溢れる色が

魅力的な秋のフルーツの色々は

 

まるで日本の紅葉を見ている

ような癒し感に包まれて

 

つい多めに買い帰って食卓に置いて

また切ってお皿に並べて

 視覚的にも楽しみます。

 

色の見た目もさることながら、秋は

味も大層自分好みの果実が多く

 どれもこれも目移りしてしまうほどで

 

最近、スーパーで売られる野菜の種類が

前より少なくなった!?

ように感じていたので

 その分、食い意地がフルーツに向かっています。

 

秋の収穫色が展開する今の時期

フルーツは、市販の甘いだけのデザート

よりも味が濃厚で深みを感じるほどです。

 

                                 Tiiu


2023年10月7日土曜日

秋の味覚と牛タン御膳

 スペインで生肉は見かけても

調理済の保存食としては

見かけたことがない牛タン肉。

 

もちろん、日本で見る焼肉の時みたいに

薄くスライスした肉ではなく

分厚い皮が付いたままの生々しい形状に

怯む人も多いような印象です。

 

この牛タンの調理済み缶詰、

フランスでは割と手に入りやすくお手頃価格、

 しかも缶詰にしては、かなり美味しい

ソースが絡めてあったりするので


開けて鍋に移して温めたら

即、柔らかい牛タン料理にありつけるのが

お手軽で、人気も納得です。

 

そんなフランスの牛タン缶詰を

大事に大事に取って置いたら、

なんと、今年からフランスで

この缶詰が大幅に値上がりしたと聞かされ

 ますます開けるのが惜しくなり...

 

秋の味覚が出始めたころ

美味しい赤ワインを開ける言い訳に

そのお伴に開けるに至りました。


これからは缶詰に頼らず、生肉を

根気よく(1日半かかる!) 調理しての

牛タン堪能となりそうです。


*写真一番左が牛タン

 

         Tiiu

 

 

2023年10月4日水曜日

久しぶりのハート型ブームの兆し?!

ヨーロッパのお店をチェックしていると

今季秋冬アクセサリーの中で

ハート型モチーフのアイテムを

見かけることしばしば、

 

久しぶりにハートモチーフの

ブームがやってきていそうです。


個人的にいいなと思うのは

小さめの大きさで、連鎖した様な

デザインのハートモチーフや、

 

横長とか縦長に伸びたような形でなく

シンプルでオーソドックスな

ハート型が付いたネックレスや

ブローチ、ピアス、などです。

 

 テキスタイルプリントの

ハートモチーフも今見ると新鮮で!

 ワンポイントで入っていても

全体にグラフィカルに入るのも

また 90年代ぽくてそそられます。

 

 トレンドにかかわらず身に付けられる

デザインでもあるので

 

 種類豊富に選べるときに

自分好みを手に入れておいて

旬スタイルにたっぷりと身に付けるのも

いいかもしれません。

 

*写真のアイテムはショップにて販売中!
     

       Tiiu

 

2023年10月1日日曜日

心地よい秋の暑さ戻り

10月に入り秋もいよいよ本番か、と

思われる頃、毎年のようにやって来る

ちょっとした暑さの戻り。

 

でもこの暑さ、夏のそれとは

全くの別物で

朝晩の涼しさは変わらず

昼間に30度近く暑くなる程度のもの。


私はこの暑さの戻りが嫌いではなく

カラッとした乾燥した空気の中で

冷えたデザートやクラフトビールなどを

飲むとより美味しく感じるのは魅力で

 

出揃った秋の食材を室内ではなく

青空の下で食するのに

一番適した気候にも思えるのです。 

 

また気温は上がるのに、日照時間が短くなり

大地は夏ほど乾燥しておらず、水やりなど

庭仕事も夏に比べて多少サボれるのも

この季節のポイント、

 

その分、植え替えや、剪定、

新たな種まきなど庭仕事はあっても

クリエイティブに動ける秋の庭作りは

それはそれで、楽しい行事です。

 


                    Tiiu