2023年7月28日金曜日

レトロなカーブが美しい!フランスのヘアアクセ

何十年も前にデザインされ、

製作されたアイテムなのに

見た目は現代の空気に

自然と馴染む親しみやすさがあって


当たり前のように上質さがあり

長く時代を経てきた風格を感じさせるのが

メイド・イン・フランスの

ヴィンテージヘアアクセサリーです。


ヨーロッパ中にこういった

レトロなヴィンテージヘアアクセサリーは

存在しているけれど


ヴィンテージのヘアアクセだけで見ると

スペインの品は、少しフラメンコの

影響を受けた煌びやかさがあり

イタリアの品はポップな要素が高い..など

 

それぞれの国の持ち味が出ている

ようにも感じられます。

 

ところで、フランスデザインで好きな点の

一つにカーブの美しさが挙げられます。


どことなく上品で、レトロ、

華やかさは抑え目なのに洗練して見える

秘密はこのカーブにあるのでは?と

さえ思えてしまうほど。


昔は女性たちが意図的にカールを

ヘアスタイルに盛り込んでいたから

それに合わせてなのか、

単なる美的感覚か、


思わずじっと見入って観察してしまう

魅力がこのアクセサリー達にはあるのです。

 

 


*写真のアイテムはショップにて販売中!

         Tiiu

   


2023年7月25日火曜日

おばけサボテン

 うちの近所を歩いていると、

住宅の塀や垣根の高さを超えて

ひょっこり飛び出したサボテン群を見かける

ことが珍しくありません。


雨が少なく、太陽が近く、

それくらい多肉やサボテンが育つのに

ここは適した気候なのかもしれません。


我が家の庭のサボテンも例外でなく、

殆ど手をかけず放置状態にも関わらず


手の平に乗るサイズで購入したのが

あれよあれよと気づけば

私の背丈に迫る勢いで伸びているのです。


昼間にダイナミックなサボテンを眺めると

トロピカルで陽気な気分になって

ときにアーティなフォルムに見惚れる

ほど楽しいものであるけど、


日が落ち、暗闇の中

ふとライトに照らされた等身大の

サボテンの影は、人影のようでもあり

ドキリでヒヤっとしてしまうのです。


↑ハートやうさぎの耳みたいな形がユーモラスなサボテン。
 
      Tiiu
 

2023年7月22日土曜日

中国系スーパーで買う定番食材

 初めて海外に住み始めるときに、

比較的、落ち着いたころに

 探し出すのが、日に日に恋しくなる

和食食材が手に入る食料品店。

 

幸いにも私が住む場所には

電車で中心部に出さえすれば、沢山の

和食材を扱うお店に出会えるので

 

まとめ買いをすることなく

無くなってきたらその都度買い足す

気軽さで手に入れています。

 

和食だからこれでないと!という

強いこだわりが全くない私でも

ストックで欠かせないのが

味噌、しょうゆ、ごま油、ワサビ。

 

そして立ち寄ったついでに生野菜も

買い足したいので、中華系スーパーで

調達することが多いです。

 

 長芋、オクラ、ニラ、大根などは

普通のスーパーでは殆ど見かけないので

中華系で活きのいいのを選別、

 

普段とは違う食材が絡むとまた

食卓の新鮮味が変わり

バリエーションの幅も広がります。



        Tiiu

2023年7月19日水曜日

ヴィンテージが輝く!フランス映画

 新作が出ると、見るようにしている

鬼才フランスワ・オゾン監督の映画。

 

最近見たのは、日本ではまだ未公開だけれど

フランスで今春公開の映画「Mon Crime」

 

舞台用の脚本をアレンジして撮られた映画なので

全体の雰囲気がどこか独特で

(映画にしては台詞が不自然にはっきり語られる)

 

 この映画の舞台というのが1935年

ということで、ふんだんに出てくる衣装は

もちろん、30年代を意識したヴィンテージ。

 

主役の二人の衣装が震えるほどに素敵な

フランスヴィンテージ服なのです。

 

最初は金銭的に余裕のない設定なので

 素朴で手仕事の温もり感溢れる日常着。

 

 そして後半はストーリー展開により

ゴージャス感のある衣装展開になるのですが

どちらも捨てがたい魅力があって

目が釘づけになってストーリーに集中できないほど..

 

主役の女性二人の個性が

フェミニンとマスキュリンに

はっきりと分かれ、これが絶妙に

服のスタイルに反映されている所もさすが!です。

 

今思い返してもあのシーンの

あの服、欲しいなぁなんて思うほど

私にとっては、

記憶に焼き付く素晴らしいヴィンテージを

拝むだけでも価値ある1作でした 。

 

 


       Tiiu


 

 

2023年7月16日日曜日

ワンピースの季節

夏のさなか、ワンピース一枚で

快適に過ごせる時期は

ワンピース好きの私にとっては

ワクワクと嬉しい時期。

 

フランスに住んでいた頃はこの時期が

かなり短く、何とも儚く

過ぎ去ったものですが、

 

ここスペインの夏は、その2倍は長く

街で見かけるワンピースを

着ている女性の数も圧倒的。 

 

気になる丈の長さですが、

これも本当に人それぞれ様々で

ミニ、膝丈、ロング、ミモレなど

今季足元はサンダルだけでなく

スニーカーを合わせている人も多いです。

 

サンダルの中では、ローヒール

タイプが目立ち、太めのレザー地で

編み込んだタイプを履いている人が

多いような印象、

 

また、シャツやチュニック型のワンピースに

合わせて、無造作に布ベルト巻いている

人も結構目立ち、それがバカンスっぽい

雰囲気を粋に演出しています。

 

コーディネートをあれこれ悩ます

要素をそぎ落としたワンピースルックは

その分、アクセサリーや小物に目が行き

またアクセサリーが主役の座に躍り出やすい

という点も夏ならでは、の光景です。


 *写真のワンピースはショップにて販売中!

       Tiiu



2023年7月13日木曜日

カゴ好きとトレー好きの偏愛雑貨

昔からカゴ雑貨に目がなく

キッチンにはバスケット類が並び

雑貨屋に行ってもついついカゴ雑貨に

目が行ってしまう私。


また一方で、丸や四角、オーバル型など

色んな形や素材で作られたトレーも

気づいたら沢山集めてしまう性分で


木製からメタル、ラフィア素材まで

実用的に持ち運ぶというよりは

トレーにグリーンや雑貨を載せたり、壁に

立て掛けて飾る用途に使いがち..


そんな自分好みがギュギュッと

凝縮されて、あっという間に心掴まれたのが

ラタン編みのオーバル型のトレーです。

 

しっかりと頑丈に編み込まれたラタンが

重いモノを運んでもビクともしなさそう

なので、これはデコレーション使いではなく

実用的に使い込みたくなる類のもの。

 

 毎日目につくところに置いて

視覚的に、触覚的に楽しみたくなる

偏愛雑貨の一つとなりました。



       Tiiu

2023年7月10日月曜日

鱈の塩漬けとトマトクリームパスタ

スペインの鱈は美味しくて庶民的、

これを好きな人が多く、年間で手に入りやすい

人気の白身魚ではあるけれど

 

鮮度を保つためか、生臭みを

取り除くためなのか、

ある程度の塩気を加えた状態で

生のパック詰めを売っているケースが多いのです。


この塩気というのが、人によって

感じ方はそれぞれ、でも私にとっては塩辛く、

塩分過多のレベルに感じるのが

ちと、残念。

 

なので、この塩分含有タイプのパックを

買う時は、フライパンでソテーや

ムニエルにするよりは

パスタの具材にして、ソースに塩気を溶け込ませる

調理法を選びます。


これがトマトソースの酸味と

上手く調和し、鱈の旨味も加わりいい感じ。

 

酸味の角を丸くする牛乳か豆乳と

オレガノなど魚と相性の良い

ハーブも漬け込んで、濃厚且つまろやかな

トマトクリーパスタが出来上がるのでした。

 


         Tiiu

 


2023年7月7日金曜日

真夏に着古したシルクの贅沢

シルク素材のお洋服と言えば

どこかキレイメで、オシャレして

出かける特別な日に袖を通す服、

というイメージが付き纏いますが

 

たっぷり着倒した後に

洗濯もかなりこなして、くったりと

使い込んだ手触りのシルクのシャツを

朝一番の庭仕事に着てみると


涼しく、着心地も滑らかで

とても贅沢な気分になれる!

ということに気づきました。


とはいえ、いかにもお出かけ然とした

ラッフルがふんだんに付いたようなシャツを

普段着にするのは滑稽なので

少しメンズライクに寄るくらい

シンプルなデザインがバリューさもアップ。


そんなわけで、

私が家で一番頻繁に着るのは

ミリタリーっぽいデザインのシルクシャツ


これからは

たとえシックで華やかめなデザインの

シルクトップスも普段から

とことん着こんで、馴染み感を育てて

行こうと思うのでした。

 

*写真のアイテムはショップにて販売中!

           Tiiu

 

2023年7月4日火曜日

緑のグランドカバー

以前は我が家で土のある庭の一部

に庭石を敷き詰めており、

その部分は白い石や茶色の火山石で

覆われていた下の土。


これらを昨冬から春先にかけて

全て取り除き、 その代わりに

大っぴらになった土を覆うように

緑の草がグランドカバーとして

ようやく大半を覆って隠してくれています。

 

 石のメリットは、乾燥していても問題なく

芝生のように年がら年中

水を与えなくても良い所。


しかしだからと言って、永遠に

キレイさをキープできるはずもなく、

年月を経るごとに、白い石は汚れでくすみ

 石の間にゴミが入り込むのが難点です。

 

緑のグランドカバーは植物なので

特に夏場は毎日の水やりは欠かせないものの

自動散水機も上手く組み合わせてたら

面倒なのは、定期的な草刈りくらいです。

 

地面を石から草に変えた時、

 気になる見た目は

よく言えば牧歌的、悪く言えば雑多、

 

石を一度入れたら取り除くのが一苦労で

あの作業は2度とやりたくないけれど

草の方は植え替えもできるし、

アレンジの自由が利くので

当分この雰囲気が続きそうです。



        Tiiu

2023年7月1日土曜日

自己流!ルイボスティーの香りづけ

今まではお茶の専門店で、

フルーツのアロマやスパイス、ナッツなど

多種多様なブレンドを施された

数々のルイボスティーを味わってきた私。

 

元々ブレンドされたルイボスティーを

季節やシーンに合わせて

 飲んできたものだけど、


香りづけの一切されていない

オーガニック製法のルイボスティーを

1キロ、とても手ごろな価格で

手に入れることができたので、


1キロって、ちと多いな...と

思いつつも毎日飲むから、あっという間な

気もしないでもなく、

大袋に入って届いた1キロの茶葉を

小分けに瓶詰めして保管していきました。

 

その小分けにした瓶や缶詰の

茶葉に好みの香りづけをするために

 

ある瓶にはアーモンドやクルミなどナッツを入れたり

別の瓶にはドライフルーツや食用のドライフラワー、

また、シナモン&グローブなどのスパイスなどなど

 

それぞれ自己流でブレンドしていく

作業は思いのほか楽しく

 あれもこれも、と次々試してみたくなるのです。

 

以前は見向きもしなかった製菓材コーナーや

風味付けブレンド用のスパイスやドライフルーツ

の棚をくまなく観察するようになったのも

ルイボス大袋の影響です。



    Tiiu