2024年3月31日日曜日

パイシートで簡単マロンパイ

グラタンや鶏の丸焼き、

鯛のグリルなど、オーブン料理を作る時

(料理というよりオーブンに丸投げ

というのに近いことも多々..)

 

その隙間を利用して簡単に作れる

パイ生地を使ったお菓子を

便乗して焼くことがあります。

 

冷蔵パイシートをカットして

好きな中身を包んで、卵黄を塗って

焼くだけの、イージーモード。

 

かつ、カフェタイムや朝ごはんを

充実させるお菓子になり得るのです。

 

稀にチーズやベーコンを入れた

スティックを焼いておつまみにすることも

ありますが


今回は丁度、マロンクリームが余って

いたので、固くなった板チョコと合わせて

チョコマロンパイに初挑戦、


こういうタイプは、市販でほぼ見かけないので

作り甲斐があるし、何よりコスパ抜群

失敗の心配もほぼ無いので

即戦力お菓子と言えそうです。



                                 Tiiu

2024年3月28日木曜日

ファストからスローへ、ファッションのスピード後退

2000年代半ば頃から

急速に広がった

ファストファッションの流れは

 

2024年の現在において少しずつ 

変化の兆しを見せ始め

人々はいち早くトレンドを追うために

ファストブランドのショップで購入する

というよりも、見ていると


他のショップよりコスパが良いから 

ファストブランドで購入する、

という理由にシフトしているように思います。

 

その結果、ZARA、H&Mなど

トレンドデザインに重きを置いた

海外大手のファストブランドは

少しずつ店舗数を減らし、


ユニクロやGU、無印などのシンプルな

コスパ系ブランドに健在の兆しが見て取れます。


昔よりトレンドが細分化され

個性、スタイルを重視する時代に入った

のであれば、嬉しい兆しであり

余計なコストをかける心配もありません。

 

それに、自然と淘汰されたファストショップの

服飾と、内に秘めた個性を打ち出す

アイテムをミックスしたオシャレさんが

増えていくと、見ていて楽しいものです。

 

皆が同じように見える恐れもあった

ファスト全盛期のスピード感溢れる時代から

 

ファスト+αで小さなブランドや

古着、ヴィンテージ、 セレクトショップ

などなどで見つけたお気に入りを

じっくりと合わせて昇華させる

スローなファッション時代へ

 

移り変わっていったら、たとえ

服が循環するスピードは後退したとしても

 装う喜びは増えていくのではないかと

密かに思っています。

 


 ↑ブラウスはファストブランド、スカートは

中価格帯ブランド、ストールはユーズドのミックス・スタイル。

ストールはショップにて販売中です。

               Tiiu

 

2024年3月25日月曜日

花ざかりの多肉

気温的にはすっかり小春日和が

続いている、スペインの街ですが

バラやブーゲンビリアなど小木の花が

満開になるのはまだもう少し先の様相。

 

その代わり、一足先に

花盛りを迎えたのが

意外にもミニサボテンやアロエなど

多肉植物の面々です。

 

 多肉植物は規則的に花を咲かすという

イメージはなく、気づいたら

花が咲いていたということが

よくあるケースで

 

普段見慣れている緑の中に派手な

色の花がどこか人工的にすら見えるのが

不思議な感覚です。

 

多肉植物がお花のヘアアクセサリーを

付けているような、そんなオシャレした

感のある見た目なのです。


多肉植物は花を咲かせることが

珍しい代わりに、その花は往々にして

長持ちすることが多く

長く愛でていられるのは良いところ。

 

緑に浮かんだショッキングピンクや

ヴィヴィッドなオレンジ色が

春の庭にトロピカルなアクセントを

加えてくれています。


*オレンジの花を咲かせるアロエ

                       Tiiu

2024年3月22日金曜日

春のチョリソ祭り

 チョリソとは、豚肉の腸詰ソーセージで

沢山のスパイスがを込められた

もの全般を指しますが、 

 

ソーセージ然とした見た目に反して

日本で売られているソーセージとは

味や食感に結構な違いがあり

 

特に黒い色をしたモルシーヤ

と呼ばれる豚の血が加えられた

種類は日本人には苦手だという人も多く

 

それぞれ多彩なスパイスが入ることにより

奥深い味わいがあるのに

スペイン人以外には生ハムに比べると

チョリソの人気はイマイチ安定していない印象です。


かくいう私は、チョリソ全般

黒も白も、赤っぽいのも総じて好物であり

一気に沢山は食べられないものの

ビールのアテに少しずつ食べるのはクセになります。

 

毎年この春時期になると

バレンシア火祭り、聖週間に合わせて

チョリソにスポットライトが当たるせいか

お肉屋さんに行くと一通り買い貯めしたくなる

衝動にかられます。

 

チョリソはスーパーマーケットの

パック詰めよりお肉屋さんの方が格段に美味しく

そして、リーズナブルでもあるので

お肉屋、一択。

 

数ある種類のチョリソとビールの

銘柄のペアリングを楽しむ

チョリソ祭りが楽しい季節になってきました。

  

          Tiiu



2024年3月19日火曜日

ロングヘアの流行とヘアアクセサリー

 前回数年前に日本滞在した時よりも

 増えたと感じたのが、街で見る

同世代(40代位)女性のロングヘア率。

 

もちろん、肩にかかる位の

セミロングの人も多いけど

 昔に比べてボブヘアやショートヘアよりも

ロングヘアの人が随分と多くなった印象です。


かくいう私もスペインではロングヘア

だったのを、日本のヘアサロンで

バッサリとボブの長さにカット。

 

そこでサロンの人に話を振ると

やはりロングヘアの人が年代に関わらず

全体的に増えたとのこと。

 

いまではギリギリ結べる長さになって

いますが、 それがむしろ

ヘアアクセサリーなどでアレンジしやすく、

多彩に楽しめる長さなのです。 


あまりに長いとシャンプーやヘアケアも

大変だし、アレンジに収拾がつかなくなる

不便さが付いてくるので

 

そう思うと、ボブより少し長め~

セミロングが一番手入れしやすく

ヘアアレンジしやすいかもしれません。

 

かんざし、バレッタ、ヘアクリップ

などなど、今季は50-60年代を意識した

レトロなファッションに合わせて

 

涼し気なヘアアレンジにひと手間加えて

ヘアアクセサリーにも拘りたいものです。


*写真のフランス製ヴィンテージバレッタは

ショップにて販売中!

          Tiiu

2024年3月16日土曜日

ヴィンテージ!一口ビールグラス

見るとついコレクター感覚で欲しくなる

ビール会社が作っている

ノベルティのビールグラス。

 

これまで幾度となく、手に入れてきたのは

ビールとセット売りになったノベルティグラスで

1個か2個だけのグラスが4-6本入りの

ビール瓶とセットになった箱入りもの。


なので、持っているグラスたちは、

メーカーも形も

足つき、タンブラー型..などバラバラです。


しかし、最近恐る恐る買ってみた

ヴィンテージのビールグラスは、

6個セットの一口サイズのビールグラス。

 

デンマークのビール会社カールスバーグ社

もので、フランスから取り寄せに1週間、

途中割れて届いたりしないか

受け取るまでドキドキでした。

 

結果、 梱包がしっかりしていたおかげで

無事破損なく届いた

カールスバーグのグラスは一口サイズだけに

ビール用というよりは、水を飲むのに

丁度よさげなサイズ、


白地のロゴデザインに

浮き出たマーク、底にもカールスバーグの

ブランドデザインが透かしで入っており

心憎いこだわりのあるディテール。

 

 パリの古いビストロに出てきそうな

レトロでノスタルジックなグラスの

ある風景を、じっくり楽しむつもりです。

 


                        Tiiu   

 

2024年3月13日水曜日

「ジェレミー・クラークソン 農家になる」が面白い

 アマゾンプライムでシーズン2まで

配信されている農業系ドキュメンタリー

「ジェレミー・クラークソン 農家になる」

が面白く、一気見しました。

 

私はこの配信で初めて知った

ジュレミー・クラークソンなる人物は

イギリス本国では人気テレビ番組の

MCなどをする有名人らしく

 

前から人物像を知っていたら、面白味も

更に倍増するのかもしれませんが

それを抜きにしても毎回中毒性の高い内容で

見事にはまってしまいました。


農業のど素人であるクラークソン氏が

初めての農園運営に携わり、悪戦苦闘、

七転八倒する姿がコミカルに

時にシニカル描かれており

 

農作物を作って収穫するだけに留まらず

畜産、加工、ショップ、レストラン運営まで

幅広い農園運営に飽きさせません。

 

クラークソン氏の若くて毒舌な相棒である

プロ農家のケイレブ君が

 氏が失敗する度に発する「やっちまったな!」

という捨て台詞が毎回可笑しくて

 

 それを言われたやっちまった感のある

表情、取りかえしのつかなそうな

状況がオチになっており

農業ってホント大変と思わざるを得ないのです。


見ると農業従事者と自然の恵への

尊敬が高まる、なのにとてつもなく面白い!

そんな貴重な番組、

 5月のシーズン3配信が今から楽しみでなりません。

 


     Tiiu

 

 

2024年3月10日日曜日

今日という唯一の日を彩る色選び

ファッションでもインテリアでも

料理や風景、アートでも、

素敵な色の組み合わせを見たら

心躍る気分になるのは同じことで


こんな素敵な配色を見逃していたなんて!

今まで勿体ないことをしたな、と

ハッと気づかされることもしばしばです。


忙しい日々を送っていると

つい毎日身に付ける服やその他諸々の

色選びがおざなりになったり

マンネリ、パターン化してしまうものですが

 

 色どりの美を感じて取り入れることは

自分にとっては日々の豊かさに直結する

大切な選択だと思っています。

 

 同じ一日は2度訪れないから

 今日という日に相応しい

天候や気分に沿った色を丁寧に選び取って

 

日々新鮮な色を纏ったり、使ったり、

しつらえたり、写真に収めたり..

意識したいものだと思っています。

 

↑写真のアイテムはショップにて販売中!
 
      
      Tiiu


2024年3月7日木曜日

偏愛キッチン道具・木製のさじ

ずっと欲しくて探していたけど

なかなか丁度良い色と大きさが

見つからなかったのが

木製のさじ、言わば木のスプーン。 

 

調理用の大きなお玉サイズの

木のさじは頻繁に見つかるものの

食事に使うカトラリーサイズとなったら

途端に見つからなくなるのです。


熱々のお粥やリゾット、ポタージュスープ

などなどを食するとき

素朴な木のスプーンで食べたら

より美味しそうなのに..と常々思っていて

 

ようやく見つけたのが日本滞在時に

ふらりと入った雑貨屋さん。


アカシアの天然木で作られた

ほっこりテイストの木のスプーンは

大きさも色もざらっとした質感も

一目で気に入って即お買い物。

 

その後、無印良品やニトリなど大手ショップでも

木のスプーンが販売されているのを

目にしたので、日本では簡単に手に入るらしい

ということが分かりました。


ようやく手に入れた木のスプーンを

ホクホクと持ち帰り

早速、寒いスープ日和の日に

ざらっとした舌ざわりを楽しみつつ

愛用しています。



      Tiiu

2024年3月4日月曜日

手離せない類のモノ②

 以前に綴ったヴィンテージの

オットセイは、恐らく35年近く前に

遡って手に入れたモノと思われますが..

 

約25年ほど前にブリュッセルの

タンタンショップで手に入れたと

思われるのが

躍動感のあるタンタンのキーホルダー。


実家の私物を片づけていた時に

ひょっこりと見つかったのが、これで

所々、塗装が剥がれているのが

経年の味わいになっていて

 

処分するどころか、

連れ帰らずにはいられませんでした。

 

幸いにも、夫が喜んで欲しいと言ったので

このタンタンを彼が受け継ぎ、

結局、自分も頻繁に目にすることが

出来るので一石二鳥です。

 

総じて捨てられないものには

はっきりとしたモノのオーラが

感じ取れるのは、不思議なもので

 

それは服でも小物でも雑貨でも

ただの箱であっても同じこと。

 

スーツケースに入らない大きなモノは

持って帰ることはできなかったけど

手離せないで持ち帰った品々を

時々思い出したように綴っていこうと思います。

 


      Tiiu