明日できる事を今日する運動

長く降った雨の期間と

冬の寒さを言い訳に、

すっかり億劫になっていた

庭仕事のあれこれ..

雨が降っている時は

仕方がないにしても

冬でもお昼間は10℃以上には

上がるこの地では、

やる気さえあれば何時間でも

庭でせかせか働けるのです。

ところが、冬は植物の成長が止まり

何となくやる気がそがれ

数日休んでしまうと

次々と休み癖がついてしまい

長雨後の庭の荒廃ぶりを

目にしてショックを受けてから、

 これはイカンと目覚めました。

 落ち葉をかき集めたり、

雨で湿った土から雑草を抜いたり

休んだ分の仕事は山盛りで

いつもなら今日はここまで、

と、ある程度範囲を決めて

切り上げる所を

もう少し、明日でもできる事も

今日やってしまおうと

トレーニング感覚で 

日常にすると、

少しずつ片付いていく

庭を確認するのが楽しく

爽やかな疲労感が残るのでした。

                          Tiiu

天然石で楽しむ冬のアクセント

ヨーロッパの女性たちの

ネックレス使いは時に大胆で

且つ狡猾な色使い、バランスの

取り方には目を見張るものがあり

パンと張りのあるデコルテの

若い人たちも、

日焼けや年齢により味わいのでた

年配のご婦人たちのデコルテも

それぞれに似合った

ネックレスの選び方が

何とも粋でこなれて見えるのです。

年齢が出やすいと言われる

首元を敢えて隠さずに

個性的なネックレスで視線を

ビジューに集めるのは

 なかな良いアイデアで

大ぶりでインパクトの強いデザインを

付ける人、全体のシルエットは

控えめだけど、美しい色の天然石で

色彩の妙を演出する人

様々ですが、

冬なら天然石のカラーバランスで

デコルテに斬新さを加えるのが

より手軽で効果的かもしれません。

天然石ならプライスもお手頃、そして

色は幻想的なタイプが多いので

 デコルテの肌、服の色や素材との

組み合わせを何通りも楽しめて

 なんだか上等の着こなしに

見えてしまう不思議なマジックが

感じられます。

 

*ショップにて販売中の天然石入りネックレス


　　　　　　　　　　　Tiiu　　

     

ポカポカ生姜ドリンク

1月の半ばを過ぎる頃

冬の間中、殆ど無かった雨が

珍しく降り続く日々で

寒さと雨の2重の冷たさにより

家の中はいつもにも増して

しんしんと冷え、

暖房に加え、それプラスの

温めグッズが欠かせなくなりました。

その一つが、

 身体の内側を温める効果が

抜群な生姜を入れた

ホットドリンクで

紅茶にスライスした生姜を

混ぜて淹れることもあれば

乾燥したドライフルーツとの

ジンジャーハーブティー、

生の生姜とすりおろしリンゴを

温めて蜂蜜を混ぜて飲む

スープかジュースか分からない

ような飲み物も

温める効果では

なかなかの効果を発揮します。 

幸いにも、スペインでは生姜が

どこでも比較的安価に手に入るので

沢山買い貯めて

新たなホットドリンクを 

試行錯誤する日々です。

　　　　　　　　　　Tiiu　　　

レトロな紙モノ、文房具

フランスでもスペインでも

文房具という意味を表す言葉が

「紙」の単語から派生しており、

その言葉の響きのせいか 

文房具を探すとき

何となく紙モノ、紙雑貨の

イメージが付きまといます。

もちろん、その中には

カッターやホッチキス、ペンなど

紙でないアイテムも存在するけど

結局は 紙を切ったり貼ったり

はさんだり、書いたり..

確かに、何かと紙と絡みます。

そんな文具雑貨を眺めるのは

幾つになっても楽しい性分で

もうかつてのように紙モノを

沢山使わない、今の時代でも

昔のレトロな雰囲気漂う

文房具、ノートや紙雑貨を

発見すると、ワクワクが止まらず

ヨーロッパでもレトロ文房具を

販売するお店があるので、

ひとたび手に入れたなら

暫く使わずに

引き出しの奥に大切にしまって
眺めていたくなります。

                           Tiiu

メンズディテールに惹かれる季節

Vネックカーディガンに

スウェット、襟付きニット

などなど、冬になると特に

羨ましくなるメンズのライン。

今やレディスでも沢山見られる

メンズ的なディテールも

やはりメンズラインの豊富さには

適わなく、

もう少し自分の体格が大きく

肩や背丈、腕の長さがあれば

ヨーロッパのメンズブランドで

買い物をしてみたり、

夫のクローゼットから

良さげなニットやシャツを

拝借できるのに..と悔やまれます。

こんなアイテムがレディスにも

あったらな、と

とくに最近思うのが

トレンチのような張りのある

コットンツイル地のブルゾンや

 へちま襟のワークシャツ、

ニットのポロシャツやベストなど。

スカートや女性らしい小物と合わせて
着たら、きっとまた違った

魅力が出るのではないかしらと

 想像しながら

レディスとメンズ、両方の

カタログを春に向けて眺めています。

　　　　　　　　　　　Tiiu　　

 

ラスクで海苔バター朝ごはん

ヨーロッパに住んでいて

沢山のパンに合うジャムやパテ

塗モノがあるにも関わらず

肝心の美味しいパンが

意外にも少ないスペインの

パン屋さん事情...

それに、基本的には

バゲットタイプや田舎パンのように

丸くて硬いパンが多いせいか

ふんわりサクッと食感の食パンで

無性にトーストが食べたく

なることがあるのです。

そんな時、ふわっと食感は諦めて

家に常備している

ラスクにバターを溶かし

海苔と醤油で和トースト気分を

味わいます。

食感は只々ひたすらに

カリカリ食感のみだけど

海苔とバター醤油の風味が

ちょっと新鮮気分を出して

ヨーロッパ人にも

まずまず好評。

でもやっぱり美味しい食パンに

似た食感を探して

パン屋を巡りたくなりました。

                   Tiiu

偏愛キッチン道具・茶葉スプーン

毎日少なくとも3回以上の

ティータイムを取る

日々の生活において、

今まで持ってなかったのが

不思議なくらいだったと

言えるのが

1回分の茶葉を掬い取る

ティースプーン。

 もちろん、

普通のティースプーンでも

茶葉を計ることが出来るし

問題なく美味しいお茶を

淹れられるので

不自由はなかったけれど

この専用スプーンの持ち手の

短さが、茶葉の缶や瓶に入れやすく

中でも紅茶の重さを正確に量れるので

使い始めると頼り切って

しまうのです。

茶葉スプーンを茶葉の中に

ザクっと入れる音さえも

癒されるようなひとときです。

                              Tiiu

タイムリーなネズミどし

昨年の年末くらいから

ネズミが大冒険をする

ボードゲーム、

マイス&ミスティクスをしてみたり

クリスマスツリーの飾りで

松ぼっくりに入った

ネズミのオーナメントを出したり

他にもいろいろ

なにかとネズミが関わると

思っていたら、

今年はネズミ年というのが

タイムリーなお話でした。

実物の野生ネズミを見るのは

少し恐ろしいけれど

（同じネズミが付く動物でも、

ハリネズミは実物も可愛い）

描かれたり、マスコットになった

ネズミは、大体が可愛くて

 ちょっと洋ナシ体型の

丸っと感にも好感が持てるのです。

ネズミと言えば、大好物

として一緒に描かれることの多い

三角型のチーズも絵になるもので

ネズミ＆チーズの絵柄が

ノスタルジックで久々に

眺めて奥ゆかしい気分になりました。

                                                     Tiiu

深緑色レザー小物が良い感じ

お洋服で取り入れる深緑色は

同じグリーン系のカーキ色に比べると

組み合わせるハードルが高く

個人的には

昔、トップスでトライしたことが

あった時、自分の顔色にしっくり

似合わず.. いつの間にか

封印してきたように思います。

ところが一方

靴やバック、財布などなど

レザー小物で取り入れる深緑は

顔映りを特に気にすることもなく

新鮮な個性色とレザーの気高さが

いい感じに取り入れやすく

どれも気に入って長く愛用する

イメージがあります。 

今季のヨーロッパでも

時々深緑色のレザーバックを

見かけることがあり

深い森のようなグリーンが

型押しでも滑らかなカーフでも

いい感じに思えてなりません。

年を経るたびに少しずつ

じわりと惹かれて

見る度に癒されるタイプの色です。

https://tiiu.ocnk.net/product/1153
当ショップでは深緑色レザーのキーホルダーをご紹介。
                          
                                                 Tiiu

蜜柑とジンジャーティー

トロピカルフラワーやレモン、

すっきりとしたハーブなどが

ブレンドされた夏向けの

ハーブティーに対して、

冬に飲みたいハーブティーは

大抵の場合、生姜が入ったり

身体をポカポカ温め効果の

あるスパイス入りブレンドが

定番です。

紅茶やルイボスティーは

ミルクや蜂蜜も入って

チャイ風に飲むのが

 冬らしくていいけれど

基本ミルクを入れない

ハーブティーの類は

ジンジャーと相性の良い

柑橘類が入っていると

香りとホロ甘酸っぱさに癒され

何杯でも飲みたくなってしまいます。

この冬に出会ったお気に入りは

ジンジャーと蜜柑のブレンドで

 炬燵に蜜柑を思い出すような

どこか懐かしくも癖になる味わい...

寝る前に飲むと

ふんわりいい夢が見られそうな

心地よく余韻の広がる

冬のティータイムが過ごせます。

                                             Tiiu

レトロ時間を楽しむ森茉莉の世界

日本へと帰省するときには

毎回20冊近くの紙の本を買って

スーツケースに詰めてくるのが

習慣となっており、

それらを全部読んでしまうと

特に面白かった本は

期間を開けてから2回、3回と

リピートして読み続けます。

  そんなリピート本の1つに

入りそうなのが

森茉莉のエッセイで

贅沢貧乏のお洒落帖 (ちくま文庫)

パリと東京の古き良き時代に

まるで時空旅行したような

 レトロで粋なお店の佇まいや

めくるめく美しいモノ、ヒト、コト。

今読んでいると、

時代が変わってしまって

全く別物に思えるパリや東京なども

すっかり違う都市として

想像しながら新鮮に映ります。 

幾つになっても

とことん好きなモノを追求し続ける

心を失わないようにしたいと

思わせてくれるエッセイです。

贅沢貧乏のお洒落帖 (ちくま文庫)著：森茉莉　編：早川茉莉

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　Tiiu

濃厚魚介のスープと冬の午後

冬はサラダの代わりに

スープを作ることが

俄然多くなり、

レストランへ出かけても

サラダとスープを選べるならば

迷わずスープ。

台所で材料を取り出して

具材を刻み、煮込んで

裏ごしたり..と

イチから作り始めるスープは

面倒で時間もかかるものだけど、

一旦鍋一杯にこしらえてしまうと

無くなる迄、サラダより簡単に出せ

食べる度に身体がホカホカ

するのが魅力的。

年の明ける華やかな時期は

貝や甲殻類で出汁を取った

ビスク風のクリームスープが

贅沢な味わいで、

通常はカリカリのパンを

のせたりするのを

お餅に変えてもいけるのです。

ヨーロッパの農家の人々が

スープをメインに食卓を囲む

古い映画のシーンを見たら、もれなく

田舎風スープが作りたくなります。

　　　　　　　　　　　　　Tiiu　

カシミヤジョギングパンツ

価格的にも用途的にも

なんて贅沢のなのだろうと

思いつつも

毎年冬の一番寒い時期に

見ていると手に入れてしまいたく

なるのが、カシミア100％ニットの

ジョギングパンツ。

スポーティーに着るというよりは

どちらかと言えば

家着、パジャマ的に着るアイテムで

ジョギングパンツというのは

形状を示したもの。

ウエスト部分が紐で絞れるように

なっていたり、ゴムが入ったり..

ゆるーく着られるアイテムが

カシミア素材になることで

抜群の着心地の良さと

温かさが約束されたかのような

イメージ像。

これを着て外に出られる

アイテムではないのに

結構な価格に目を丸くしながら

結局は毎年先送りにして

今年も手に入れるかどうか

大いに揺らいでいます。

                                 Tiiu

冬が好きになる理由

南欧暮らしとはいえ

冬の寒さは心落ち着かず、

春を待ち遠しく思う気持ちは

相変わらずにあるけれど

冷静に考えてみると

冬の良い所は幾つもあることに

気づき、それを見つけると

少し冬が好きになり始めました。

まず第一に

大の苦手である蚊などの

吸血する類の虫が消滅すること。

 その次に苦手である

花粉の落下による

アレルギー性鼻炎の症状が

無くなること。

ただ暖かいだけで

心の満足度が上がること。

山歩きしながら汗をかいても

心地よく、空気も澄んで

景色がピュアに見える事。

（夜空だって、より美しい）

赤ワインを美味しく飲める

食べものが増える事。

ざっと思いついただけでも

5つも項目があり、

 まだまだ冬の利点は見つかりそうで..

それはマイナスポイントを

カバーして余りあるもの。

しかし、晴れて

冬が好きになったとしても

きっと花粉が酷く舞うであろう

春の到来を、自然と楽しみに
している自分がいます。

                     Tiiu