2018年9月29日土曜日

大きいバックと小さなバック

若い人の間では小さなバックが
(ついでに財布も..)
大変人気と言う話を聞きますが、

実際バックそのものを見ると
小さいバックの方が
可憐で愛らしく、
持つときのバランスも良さそうです。

実用面の安心感から
大きめバックを持つことが多かった
私ですが、

最近は小さなバックで最小限の
中身を厳選して出かけるのも
なかなか清々しくて悪くないと
思い始めているところで

荷物の小ささ故の心の余裕なんかも
生まれるのかな、と
勝手に想像しています。

一番良いのは、
小さく見えるけど実は収納力が
意外にあるようなバックで

重いアウターになるこれからの季節は
軽くて小さいバック
又は大きくても圧迫感のないバック達の
需要が益々高まりそうで

個人的にも今まで持たなかったような
新鮮なタイプを
手に入れたいと考えています。

でも一番憧れるのは、
コートに付いた深いポケットに
携帯とリップと現金を忍ばせて
手ぶらで颯爽と歩くことかもしれません。




            Tiiu


2018年9月27日木曜日

バードウォッチングセット

バードウォッチングといえば、
90年代の映画「シリアルママ」の
ワンシーンを思い浮かべるほど

自分にとっては
ノスタルジックなイメージを
持っていたけれど、

我が家の隣の空き地には
巨大な松の木が2本もあり、
そこに住む多種多様な鳥たちが
庭へと姿を見せてくれる為に

森へ行かずして
バードウォッチングが出来て
しまうような状況です。

そんな中、偶然にも大の鳥好きな
フランスのおばあさんから
バードウォッチング用の双眼鏡と
鳥の図鑑を譲り受け、

これは本格的に
野鳥の観察が出来そうだと

時々取り出してはみるものの、
我が家の庭は双眼鏡を使うには狭すぎて
しかも鳥はかなり至近距離までやってくる...

というわけで、
肉眼、又はメガネを使う方が
ずっとクリアに見られる、というオチに。

とはいえ、双眼鏡はレトロで美しく、
自分では中々買わない品を
譲り受けたことには大変感謝しているのです。



            
             Tiiu

2018年9月24日月曜日

甘い綿アメぶどう

フランスでもスペインでも
ワインの産地が関係するのか、しないのか

毎年この季節には
満足のいく美味しい葡萄に
ありつけておりましたが、

先日初めて口にした
コットンキャンディレーズンという
カリフォルニアの品種は、

ブトウ舌の肥えた我が家の面々でも
ビックリ目を丸くする程の味でした。

口に入れた瞬間、
濃厚な甘さと香りが口いっぱいに
広がり、その名の如く

コットンキャンディ=綿アメの
ネーミングがピッタリの味。

これは瞬く間に世界に広がる品種に
なるのではなかろうかと
睨んでいますが、

調べてみると、アメリカでは
既にかなりのブームなのだとか..

甘党ではない人にとっては
少々甘すぎる味かもしれませんが
熟れすぎ果実が大好物な私にとっては
房から取る動きが止まらない味。

これとスペインの生ハムを
一緒に食べたなら、
極上のアペリティフになりそうです。




                                Tiiu

2018年9月22日土曜日

立ち仕事健康法

一般に、立ち仕事は腰の痛み、
疲労に繋がることもあり

座り仕事の方が
体力を消耗しない点では
疲れが少ないのかもしれません。

ところが座りっぱなしの時間が
長時間になると
少しずつ血行が悪くなり
冷え性、肩、腰に弊害が出て

2足歩行の人間の身体にとって
健康によろしくないらしく

思い立ったが吉日、
即席でパソコンの高さを上げ、
立ったまま事務作業が
できるようにスペースを変えてみました。

そうすると、個人的には
身体に悪い変化よりも
良い効果の方が増え

頭の中がすっきり動くのと、

座って居るときには、
立って動くのが面倒になる反面、
立っていると動くことが
全く億劫に感じない...

結果的に以前よりもっと
アクティブに生活できるようになるのです。

今ではテレビを見るときも
ボードゲームをする時さえも
意識的に立つ時間を増やすようにして

気になる疲労は、
座り仕事の時と全く変わらない
いいコトずくめ。

今では立とうとすることが
ナチュラルな自分の習性
と化しました。



          Tiiu

2018年9月20日木曜日

田舎風ブリティッシュスタイル

秋も深まってきますと
毎年お気に入りブランドが出す
新しいコレクションのLookbook
眺めるのが楽しみです。

その中でも一番に心動かされ、
今この瞬間、自分の気分にピッタリ
と、飽きることなく鑑賞したのが

英国スタイルをトラッドではなく
かなり田舎風にデフォルメして、
アイルランドやスコットランドの
牧草地帯をイメージしたようなスタイル。

着崩すことを粋にやってのける
フランス人が作ったスタイリングらしく
コーディネートは、ラフで
リラックスした重ね着のオンパレード...

メンズコレクションを女性が着ても
はたまたその逆でも
違和感無く見られる組み合わせに
新鮮さを感じながら

色の組み合わせ、素材の妙
一つ一つのディテールで欲しい要素が
次々と見つかり、冬さえも待ち遠しくなります。

正統派の英国風スタイルと違って
プチプラブランドを混ぜても完成度に
大差はないように感じ、

着古した風合い、くたっとしたり
色褪せた感じが何より魅力的なのです。

それをだらしなく見せない
ギリギリの手腕が
このスタイルを成功させる
分かれ目かもしれません。




                    Tiiu
                        

2018年9月18日火曜日

秋の夜長と虫の声

段々と陽が短くなり、
虫の声が大きく鳴って
秋の夜長を感じる9月は
1年の中でも好きな頃で、

今年は特に雨が多く
梅雨みたいな天候が
一気に秋を加速している感じですが

雨上がりの湿気や
もやっとした雲行きも
決して嫌いではない自分がいます。

庭への水遣りの仕事が
減った分の時間は、

雨上がりの柔らかくなった
土壌を利用して
夏の間にサボっていた
草むしりがはかどり、

太陽と雨で茂った草木を
剪定するのにも大忙し。

年々秋や春が短くなっている
感じがするので、
貴重なこの季節を目一杯堪能できるよう
庭仕事にも励む日々です。




                        Tiiu

2018年9月16日日曜日

フルーツ協奏曲

収穫の秋、食欲の秋が
到来したら、
頭に思い浮かんでくる
色々な野菜や果物、ワインの味。

中でもフルーツの類は
見た目から来る色にも癒されて

旬の味がどどーんと
お店に並ぶのを少しずつ
多品種で楽しめるのが魅力です。

夏に比べて随分品数が
増えたフルーツを消費するのにも
ちょっとした美味しさを引き出す
法則のようなものがあり、

桃なら同じ桃の仲間と
酸味のある柑橘系なら、
同じく酸味のあるベリー系と..

など相性を組み合わせて
ボウルに盛ると、それぞれの
味が相殺されないで、より美味しく
味わえるのです。

秋を代表する
葡萄や梨、柿などの果物は
酸味が少なめ、甘みが多いタイプが
主流なので

ワインやチーズとも相性が良く、
朝や食後のみならず
常時食卓を賑わせてくれそうです。




        Tiiu

2018年9月14日金曜日

偏愛キッチン道具・木製の匙

浅くくり貫かれた
木製の料理用スプーンは、

プラスチックやステンレス、
機能性の良いシリコン製など
とは違った、温かみのある
安らぎが感じられ

いかにも「クマのプーさん」に
出てきそうな
素朴なインテリアが思い浮かぶのです。

使い勝手も中々のもので、
料理にお菓子作り、蜂蜜をすくったり..
何かと使えるもので、

我が家では大きさ違いで
セットになったものを愛用中。

欠点があるとしたら、
それは、油滲みが付くと木目に入り込み
取れなくなってしまうことと
食器洗い機に入れると劣化してしまうこと。

使ったら即洗って、即乾燥、
これが長く味わいを持たせながら
使う秘訣かもしれません。





                       Tiiu

2018年9月12日水曜日

パープルの選択肢

今季の秋冬、服飾界で
とっても勢いが感じられる
パープル色。

一言でパープル、紫色
と言えど、実に沢山の色目が
ありまして、

その中でも、ロイヤル系で
少し人工的?な色目のパープル色は
小物は良くても、服で取り入れることに関して
最近は自信をなくしています。

というのも、個人的には
この色を着ると肌の粗が
露になるような気がしていて
落ち着かない、というのが正直なところ。

対して、大好きな
パープル色というも沢山あり、

ラベンダー、ベリー系パープル、
モーブ色、ボルドーパープルなどなど。

中でも、グレー系のくすんだ色合いが
独特な、モーブ色は
中々見かけないレア感もあり、

見つけると、必ず
振り返って眺めてしまう色。

日が落ちる頃、
夕焼けから夜に移り変わる
逃してしまうほど儚い時間帯に
時々この色を垣間見ることもあるのです。




          Tiiu 


2018年9月10日月曜日

おばあちゃんの知恵・重曹デンタルケア

先月もこちらで綴った
おばあちゃんの知恵シリーズ。

身近な生活用品や食材で
健康的、美容的、住居的な
問題解決をしてきた昔ながらの知恵に
あやかろうという趣旨ですが..

重曹の有用性に関しては
もはや語るまでもなく、
エピソードに溢れているかと思います。

ヨーロッパでは、
お菓子やパン作りに使う、
膨らし粉としての重曹は
お菓子用品売り場に、

それとは別に
純粋な重曹の粉だけが
1キロ位詰まった状態で
スーパーの掃除用品売り場に

それぞれ置いてあり、
とても手に入れやすい品モノです。

掃除に使う役目は有名ですが、
意外と最近知ったのは

重曹を小スプーンに1杯、
コップ1杯の水に混ぜ
30秒位ブクブクとうがいをすると、
口内ケアになるという知恵でした。

これにはまって以来、
歯磨きの後に関わらず
口内炎が出来た時、ちょっと口をすすぎたい時
などなど、頻繁にお世話になることに..

我が家の洗面台にかつてはあった
薬用リステリンが
今では、重曹の小瓶に変わっています。




        Tiiu






2018年9月8日土曜日

一番好きな色

一番好きな色と言っても、
ここで語るのはファッションや
インテリア関係ではなくて、

我が家の庭に咲く薔薇の色。

元々、薔薇の愛好家
という訳ではなかったけれど..

住み始めたときから
庭に植わっていた何本かの薔薇の木に
咲かせる花色が
オーソドックスな深紅ばかりで、

この色だけでは
面白みに欠ける、と思いたって
少しずつ色を増やした結果

今では、園芸店に行くと
珍しい薔薇の花色をチェックする
位になったのです。

そんな庭の中でも
一番のお気に入りは、下写真の
ピンクの花弁。

何ピンクと言って良いのか
未だに表現方法が分かりませんが
オールドローズでもなく
ベビーピンクでもない、

少し大人っぽくもあり、
茶目っ気のあるピンク色。

まだ植え始めて年月が浅く
ほんの少ししか蕾をつけてくれない
こともあり、密かに
レアものピンクと呼んでいます。




                                   Tiiu

2018年9月6日木曜日

煮込み料理にフォン・ド・ボー

主にフランスを代表する家庭料理に
多く使われている印象がある
フォン・ド・ボーは

仔牛のすねや骨などを
煮詰めて作られた出汁のことで

ビーフシチュー、お肉の赤ワイン煮
ビーフストロガノフなどなど

気温が下がってくると
不意に恋しくなる、
煮込み料理の美味しいおとも。

今までは、もっと手に入りやすい
ブイヨンキューブを使っていたり..

日本では市販のデミグラスソース
(フォン・ドー・ボー入りの)を使うのが
便利で一般的だったけれど

この秋からは、業務用
フォン・ド・ボー出汁を使って
美味しい煮込みやスープをこしらえるのが
小さな目標です。

ブイヨンと違って塩味が薄いことを
イマイチ想像できず、
初回は早速失敗したので
次回こそはと、使い方を模索中です。




        Tiiu






2018年9月4日火曜日

ウエスタンとフォークロア


好きなスタイルの中で
ずっと変わらずあるものの一つとして
「フォークロア」テイストがありますが

かといって、
ウエスタンブーツやテンガロンハットを
好んで身に付けるわけでなく...

微妙に似ているけれど、
ウエスタンとフォークロアの違いって
何だろう?と
ネットで調べてみたところ

これと言って明確な
答えを見つけることは出来ず、

何となく漠然とですが
フォークロア=民族的なスタイル
という大きなカテゴリーの中に
ウエスタンやボヘミアンなどというディテールが
含まれているのかもしれません。

厳密に言えば、
フォークロアは好きだけれど
ウエスタンはそれほどでも..
と思っていたのは

フォークロアの中だけでも
年々トレンドが変化しており、
その当たり年のフォークロアスタイルが
好きだったということで、

どのアイテムを選ぶかによっても
全体のバランスが変わってくるはずなのです。

さて、そんなフォークロアの中でも
一等惹かれると認識したのは、
ずっと前にも書いた
北欧バイキング時代の民族衣装スタイル。

色は全体的に抑え目だけど
緻密な刺繍や織り柄、編み込みなど
骨太なクラフト感溢れるデザインが
好きらしいという自分なりの分析です。




            Tiiu



2018年9月2日日曜日

秋への種まき

少しずつ日照時間が短くなり
涼風が吹く時間帯が
増えてきたので、

秋の種まきを始めました。

我が家の場合は
スペースも占拠しないで
ごく簡単に育てられる
ハーブや葉野菜ばかりで、

一番大きな野菜類で、
夏に植えた枝豆くらいのもの。

今回も種を蒔いたのは
ラディッシュ、ルッコラ、クレソン
コリアンダーにインゲン豆など
ささやかな野菜と葉モノのみ。

それでも収穫できるまで
成長を観察するのは
ワクワクするもので、

発芽したばかりの葉の形や色を
眺めるのが朝の楽しみとなりつつあります。

夏の間、覇気がなかった
我が家のミニ菜園コーナーが
青々と茂ってくるのが
今から待ち遠しい思いです。




                                  Tiiu