2021年6月29日火曜日

夏のインナーあれこれ

 キャミソールにタンクトップ、

ブラナシで着られるパッド付タイプまで

夏のインナーは、色々なタイプがあり


買いやすい価格と、沢山あっても

困らない必須具合により、

夏になったら気づくと

増えてしまうアイテムです。

 

 表舞台に躍り出るタイプのアイテム

では、決してないけれど

ランジェリーともまた違う、

微妙な立ち位置のインナーシャツは


自分の中での位置づけは、どことなく

冬のタイツと似ていて、

 

あったら着こなしがもっと楽しくなり

コレクション魂も揺さぶられる

カテゴリーなのです。

 

柄モノ、スポーティなタイプ、

優雅なシルク素材、素朴なコットンなどなど

シーンや気分によって使い分けるのは

もちろん楽しいし、


真夏の自宅、部屋の中であれば

トップスは、それ1枚で歩けてしまえるので

お部屋着感覚で過ごせるのも魅力的。


着心地も、老舗肌着メーカーのもの、

ランジェリーブランドのもの、

お洋服ブランドが出すもの..と

着比べてみるのも面白いもので

 

たかがインナー、されどインナーで

夏の快適具合が違ってくることに

気づくのでした。

 

 


                                    Tiiu

 






2021年6月26日土曜日

ヴァネッサ・ブリューノという人

ヴァネッサ・ブリューノと言えば、
フランスの服飾ブランド
 
あの大ヒットしたトートバックを
思い浮かべる人が大多数だと
思うのですが、
 
デンマーク人の血を引く
 パリジェンヌであるデザイナー本人も、
そのコレクションを反映したかのような
非常に可憐で、凛とした女性で

ずっと昔にファッション誌で
インタビュー記事を読んだ記憶があり、
その時も大変美しく、透明感のある女性
というイメージがあったけれど
 
 時を経て、最近また偶然
インタビュー記事を目にすることがあり

数十年前にみた写真の印象と
殆ど変わっていない佇まい、
着こなしのスタイル、ピュアな雰囲気に
時が止まったような錯覚に陥りました。

時が止まったといっても

いい感じに現代にアップデート
されており、らしさが失われておらず
服も女性像も含めて憧れて
しまうようなオーラを纏っています。
 
ヴァネッサ・ブリューノの服は
フランスでも割と高価な部類に入り
気軽に手に入れられないけれど

スタイルを追っかけるだけでも
目の保養になるし
長い間、フランス女性に支持されているのも納得、
懐かしくも新鮮な気持ちになりました。



vanessabruno2021春夏コレクションより
 



2021年6月23日水曜日

桃&杏御三家

夏のスペインは、ちょっとした

果物パラダイス、と思える程

自分の大好物なフルーツたちが

盛沢山に売り場に並ぶのは楽しいもので


買い物に行けば、

今日はどの旬のモノを

買い帰ろうかと、そわそわ迷うのです。

 

 そんな旬の果物の1つが桃であり、

桃と同じ薔薇科の杏。

 

その中で自分にとって夏の御三家ともいえる

 白桃、スモモ、アプリコットは

全て薔薇科で同じ仲間かと思っていたら、

 ピーチ属とプラム属で微妙に違うのだとか..


どれも白ワインが飲みたくなる頃合いに

市場に並ぶようになるので、

必然的に両者は一緒に食卓に並び

夏が来たなと思わされ


台所にストックしてある桃や杏が

熟して、芳香が漂いだすと、

台所の掃除や片付けも苦にならない位

心地よい空間に早変わり。

 

御三家の甘い香りも瑞々しさも

旬である夏の期間に、たっぷり堪能して

鋭気を養います。



                             Tiiu






2021年6月20日日曜日

年を重ねる程、ピンク色

 20-30代前半の頃は服を買うときに

ピンク色を選ぶことは少なかった

ように思えるけれど、

 

その反動なのか、心境の変化か

年を重ねるにつれて

少しずつ、クローゼットにピンク色が

増えつつあると、気づきます。

 

これにはいくつか理由があって

 

 今までに似合わないピンク色で

失敗した経験を活かして、

ピンク色を選ぶ経験値が増えたこと。


また、こちらに住み始めてから

ヨーロッパの服飾ブランドに触れ

魅力的な曖昧さを持った大人にも合う

ピンク色が非常に多く、

そそられてしまうことが多いこと。


そして、年齢に抗って

顔色を明るく見せるピンク色パワーに

頼ってしまいたい気分になること。

 

淡いピンクも、濃いピンクも

使い方を間違えたら、かえってお疲れ顔に

見せてしまう恐れのあるものですが...

自分の肌色にピタリとはまれば、しめたもの。


似合うピンクのトーンを幾つか覚えておいて

同じピンク色だけを買うようにしたら

失敗はないのに、見たことのない色調の

ピンク色に出会ってしまったら

心が揺らぐものまた、自分あるあるです。

 

 


                               Tiiu



 


2021年6月17日木曜日

スペルト小麦のモチモチ感

 普通の小麦よりも栄養価が高いとして

ヨーロッパでも注目されている食材、

古代穀物のスペルト小麦。 


この粉タイプを使って作られた

ガレットなどは食べたことがあるけれど

自分たちで調理したことがあるのは

粒状のスペルト小麦。

 

水に浸ける時間と火を通す時間に

合わせて1時間以上かかり、

そこから更に味付けなどで調理に

かなり時間を取られることもあり

頻繁にはとても使いこなせない食材だけれど

 

 たまに食してみると

プチプチとした弾力ある触感が

お米とも玄米やキヌアなどとも違い

面白い穀物食材だなと思います。


夏野菜と相性が良く、サラダに

しやすい食材なので、

常備食として冷蔵庫に置いておきたいけれど

 

目新しさもあって、今の所

調理時間もむなしく、あっという間に

無くなってしまう我が家です。

 


              Tiiu

 

 

 

2021年6月14日月曜日

霧の濃い日に着たい服

 霧の立ちこむ街並みが似合う街

と言えば、パリやロンドン、プラハ...

 

昔住んでいたフランスのボルドーも

朝起きたらしばしば、窓の外が真っ白な

靄に包まれていました。

 

一方、本来は霧が珍しい、こちら

スペインのバレンシア地方でも

最近は月に1度か2度くらい霧の景色に

遭遇して、身体に湿気がまとわりつきます。


そんな霧のある日=湿気の多い日に

袖を通したくなるのは、厚手のカットソーや

リネンの入ったシャツ、色なら鉛色の空みたいな

チャコールグレーや墨色、ネイビーなどです。


実際、霧や曇り空が日常茶飯事の

パリなどでは、モノトーンを着る人々が多く

パリジェンヌファッションと言えば、

頭に思い浮かぶのは未だに黒、グレー、白などです。


パリやロンドン程ではないものの

6月なのに、いつもより霧の朝が多い今年は

ちょっと暗めのアースカラーなど

渋めの色合いでゆったり過ごしてみたいものです。


*ネックレスはショップにて販売中です。

                         

                Tiiu


2021年6月11日金曜日

がっちり、日焼け止め

日本に進出している海外コスメメーカーでも

同じ商品が日本では売っていなかったり、

はたまたその逆もしかり

ということがしばしばあるようで


お国柄なんかもあったりするのか

しないのか…そんなアイテムの一つが

日焼け止めクリームです。


最初に目をつけたのは日本で

新商品として紹介されている製品で

クチコミもすこぶる良く、


フランスLa roche-posay社の

品だったので、きっとここでも

手に入るだろうと思っていたら

幾ら探しても同じ名前でヒットしないのです。


気候や好まれるテクスチュアなんかが

違うから日本限定版だろうか、と

全く同じ商品は諦めて


こちらでクチコミ評価が高い

日焼け止めクリームを探して手に入れた

のが、やはりLa roche-posay社の

Antheliosシリーズの日焼け止め。


いざ使ってみると、肌色補正効果が

あるのに、かなりの薄付きで

カバー力ほぼ無し、その代わり保湿効果が

結構あって、乾燥しやすい欧州のニーズに

合わせているのが付けるとわかるのです。


なるほど、日焼け止めなんかは特に

同じ国にいても好みはかなり分かれるし

種類がかなり多いのも納得、


敏感な肌は荒れやすくもなるし

場所と肌質のニーズに合わせて

色々存在するのだから、自分にフィットする

タイプを探し出すのは一苦労です。



                          Tiiu

2021年6月8日火曜日

デーツと黒豆茶

フランス、スペインではどこでも

気軽に手に入れることが出来る

ドライフルーツのデーツ

(なつめやしの実)と


欧州で売っているのは見たことがなく

個人的には日本からでしか

手に入らない黒豆茶。

 

最近見つけた、ベストな相性

と感じた、甘味とお茶の組み合わせです。

 

デーツはほんの少し和菓子っぽい

風味のある甘さがあり

それでいて香りはエキゾチック。

 

ワインなどお酒のおつまみにも

良いけれど、ふうっと一息入れる

ティータイムのお伴にするなら

香ばしい風味の黒豆茶が驚くほど合うのです。


緑茶や中国茶とも試してみて

悪くはなかったけれど、

黒豆茶はより互いの旨味を引き出す感じ

 

どちらもそこまで頻繁に食したり

飲んだりしない食材だったので

偶然の発見が嬉しくて

ついリピートしてしまいます。



        Tiiu


2021年6月5日土曜日

髪を伸ばしてみたのなら・・

髪を長く伸ばすことについて、

手入れをするのは

なにかと面倒なことも多いけれど

 

夏は涼しくまとめられるのと

ヘアアレンジのバリエの多さ、

新しいヘアアクセサリーにトライする

ワクワク感が


自分的にはメリット事項です。


とりわけ、夏のヘアアクセサリーは

貝素材やヒトデ、珊瑚のモチーフなど

海にまつわるアイテムが素敵に映え、

見ているだけで涼し気感も倍増。

 

髪が長いと、その分ボリュームも増え

髪を捻じったり、ゆるく編んだりした

土台を海に見立てて

海のモチーフを泳がすように留めた

ヘアアレンジに夏を感じます。

 

日本だと7月の七夕時期に☆モチーフを

ヘアアレンジに付けるのも情緒があるし、

 

真夏は海の他に、トロピカルな

モチーフを入れるのもまた、

バカンス感たっぷりです。

 

バレッタ、かんざし、ヘアバンド..

ヘアアクセサリーの分だけ

ヘアアレンジを器用にこなせたら

アレンジが更に楽しい作業になりそうです。



*写真のアイテムはショップにて販売中!


      Tiiu


2021年6月2日水曜日

さっぱり、椰子の木

 1年の内で最も大がかりな庭仕事、

 

と言っても、自分たちでは到底できない 

高さのある作業なもので

 

プロにお任せする、

毎年恒例の椰子の木剪定。

 

思い返せば、 昨年は

外出制限の影響で7月(猛暑期)に延びてしまい

花が開いた状態で剪定後の庭の後片付けは

後々まで響いてしまったけれど 


今年はその教訓を生かし、

いつもより1か月も早い5月半ばに

剪定を依頼。


剪定で落下する椰子の葉は、想像より

ずっと重く、落ちた時に庭が荒れるのを

避けるため、シートなどで保護作業をするのは

私の仕事ですが

 

それをするくらいで、

簡単な掃除まで業者さんがしてくれます。


5月の爽やかな空気での剪定は

いつもより短時間で片付き、

庭に残った椰子の破片もいつもよりキレイ。

 

先手必勝、を実感して

1年間は安堵の心持で

椰子の木を仰いで青空を見上げられます。

 


           Tiiu