2023年12月28日木曜日

遊園地殺人事件

アマゾンプライムビデオで配信されて

全8話を一気に鑑賞した

フランスのドラマ

「遊園地殺人事件 」


こちらは日本語字幕もついているので

日本人にも見やすいし、

ドラマにしては珍しいフランス製作!


しかし、フランスドラマだからと言って

数多のフランス映画のように、

スタイリッシュ要素を期待するものでなく

 

むしろ、90年代後半特有の懐かしい雰囲気、

コミカルな下品さ、ブラックユーモアと

ホラー&サスペンス好きの方々に

オススメできる内容のもの。

  

謎解きはしっかりと最後まで楽しめて

俳優の演技にも魅せられる

(中には人気ユーチューバーも!)

見ごたえのあるドラマになっていました。

 

 とあるフランス地方都市の移動遊園地が

舞台になっているのですが

この移動遊園地一つをとっても

懐かしい!の宝庫で

 

 この時代は既に日本の遊園地の方が

はるかに近代的で洗練されているのですが

それは移動式ではないからというのもあります。


そういう意味では移動式の

ノスタルジックなアトラクションは

新鮮にも映るのですが

さらに親近感が持てるのは

日本の縁日要素が入っているからなんですね。

 

 日本の旧式遊園地+縁日の出店

=フランスの移動式遊園地

というのが私のイメージ。


1話が30-40分でサクッとみられ

後半は謎が謎を呼び

視聴が止まらなくなる秀作でした。

 

 


       Tiiu


 


 

 

2023年12月25日月曜日

暖冬に役立つニットアウター

最低気温は5度以下まで下がるものの

最高気温は20℃前後まで上がり

今のところ、概ね暖冬傾向が続く

私の住むスペインの町。

 

 なにせ家の中がとりわけ寒いので

暖房は欠かせないのですが

昼間外に出たら、アウターは軽いもので

済むことが多く

 

毎度のことながら重いコートの

出番は殆どありません

 

 そんな気候に出歩くのに便利なのが

ニットのアウターで

ニットのロングアウターやニットジャケット

ニットガウンなんかも丁度よいアイテム。

 

スポーティなアイテムと(スウェットなど)

合わせると、アイテムによっては

うっかり部屋着の延長のように

見えてしまいかねないので

 少々注意は必要ですが..

 

今季はブーツやレザー靴など、足元をキレイメ

且つ重厚にまとめたり

ベルトでウエストマークなど、小物の追加で

バランスよく外出着に着られます。


ニットアウターの利点は軽いこと、

ふんわり質感にリラックスモードな雰囲気があり

首元が開いているアイテムが多いので

ストール、マフラーなどの巻き物アイテムを選ばない

ことなども挙げられます。


寒さが厳しい気温になったら

コートの下にも着られるように

ボリュームはほどほどのニットアウターが

長い期間で活躍しそうです

 

*写真のアイテムはショップにて販売中! 

          Tiiu

 

2023年12月22日金曜日

渋柿が甘くなるまでじっと待つ

ヨーロッパの冬に出回る果物で

ほぼ毎日と言ってもよいくらい

我が家で食するのが蜜柑と柿。


どちらも日本でも冬にお馴染みフルーツで、

柿に関しては名前もCaquiと同じ発音です。

 

ところが、日本にいたころと

同じ感覚で柿を食べようとすると

結構な確率で遭遇するのが渋柿!


かつて1パック購入してどれも渋くて

とても食べられないということがあったので

不思議に思い調べてみると

 

固い状態から甘く食せる柿とは

品種が違うらしく、

この種類は果肉が柔らかく、トロトロになるまで

熟すのを待つことで渋みが抜ける様なのです。


かくして完熟して熟れに熟れた

柿の甘さはまた格別で

コンフィチュール一歩手前の触感。

 

そういう訳で、柿は食べる予定の

2週間前から買っておくのが丁度良い!

というのを毎年忘れて、一個は

渋柿をうっかり切ってしまっている私です。



       Tiiu

2023年12月19日火曜日

侮れないヨーロッパの子供服

私のオンラインショップでも

たびたび登場している、ヨーロッパの

ジュニアラインから出たユーズド服や

小物などのファッションアイテム。

 

大人ライン顔負けのデザイン性の高さと

 色彩の美しさ、などなどで

思わず見入ってしまうアイテムに溢れ

もはや大人ラインとの垣根がないのでは?!

と思えるほどです。

 

特に、オランダなど北欧のブランドは

そもそもの大人レディスラインが

かなりサイズ大きめに作られていることが多く、

(日本女性の平均的サイズと比較して..)

 

小柄の私などは、XSサイズを選んでも

袖や裾、パンツ丈を異常に長く感じて

しまうことが多く、サイズ的には

ジュニアラインの16歳、14歳サイズで

ようやくレディスM,Sサイズのフィット感。

 

それもそのはず、

オランダ女性の平均身長は170センチ位

なので、どうしてもサイズの基本値に

開きが出てしまうのだと思います。

 

 一方、フランスやベルギーなど中欧ブランドの

ジュニアラインは、「親子で楽しめる」を

コンセプトに作られているアイテムも多く、

 

 サイズが合えば、大人ラインも

ジュニアラインも自由に組み合わせて

楽しめそうなイメージです。


ジュニアラインでも、しっかりデザイン性は

高いのに、総じて価格は大人ラインよりも

控えめというのもポイントで、

 

大人ラインではゆったりシルエットを

楽しみつつ、ジュニアラインではフィット感のある

ラインを取り入れるという選び方もできます。

 

 また、メンズラインのアイテムも組み合わせると

更に奥行きの深いコーデが楽しめそうですが

それはまたの機会に。

 

*写真のジュニアラインのニットとスカートは

ショップにて販売中です。

     Tiiu

 



2023年12月16日土曜日

エアフライヤーでバスク風チーズケーキ

 以前にエアフライヤーを

我が家にお迎えした記事を綴りましたが

その後試行錯誤すること数週間..


まずは定番のフライドポテトや

フライドチキンから始め、

グリル機能を使ってお肉や野菜を焼いてみたり

 

一度調理した食材を温める 

電子レンジ的な使い方を試みたり、と

色々お手軽な一面が見えてきたところで

 

いよいよ、お菓子作りに挑戦!

 

調べてみると、一番失敗が少なく

短時間で仕上がりそうな

バスク風チーズケーキを試してみたら

 

あまりにあっけなく

オーブンよりも短時間で仕上がるのには

拍子抜けでした。

 

 エアフライヤーの中に生地を流し込んだ

ケーキ型(付属品)を入れてから

ボタンを押して、待つこと20分、

 

初めてなので、何度か中身を確認する手間は

あったものの、本当に20分で

いい感じの状態で焼きあがりました。 

(厳密にいえば、200℃で10分、表面をホイルで覆って

180℃に下げてから更に10分)


こんなに簡単であれば、菓子作り苦手な

私の重い腰も軽やかになりそう?!

クリスマスのお菓子も作れるのかどうか、

エアフライヤー探求はまだ続きます。




         Tiiu

2023年12月13日水曜日

ヨーロッパでモヘアニット人気が再燃!?

 ウール素材の中でも

アンゴラ山羊から取れる、

ふんわりとした手触りと光沢が魅力の

モヘア素材が入ったニットアイテム。

 

 これが、ヨーロッパで人気が

年々高まっており、古着市場において

ヴィンテージ、ユーズドに関わらず

売れ行きのスピード感を感じます。


特に年代物のモヘア入りニットは

モヘアのパーセンテージが高く

より高品質で、 軽いのにしっかり

温かさを感じさせる作りで

 

これはますます時を経るごとに

貴重な品になっていくだろうとのことで

争奪が始まっているのだと思われます。

 

90年代、かつて私が高校生だったころの

古着ブーム時代では、

古着屋に行ったら、高確率でモヘアの

カーディガンなどを手頃に見つけられたものですが

 

現代の古着ショップでは、かなり高価な品となり

これにデザインの良さ、色彩の美しさを

求めると、見つけるのも一苦労..

 今や高嶺の花となりつつあるモヘアアイテムです。

 

 

*写真のアイテムはショップにて販売中!

      Tiiu

 

2023年12月10日日曜日

ドライトマトをブイヨンとして使う

和食の出汁は鰹節や昆布を使い、

 洋食のスープや煮込みには

長らく市販の固形ブイヨンに

ローリエなどの乾燥ハーブを加えるのが

定番だった我が家ですが、 


最近、固形のブイヨン替わりに頻繁に

使うようになったのが

オイル漬けの瓶詰めドライトマトです。 


ドライトマトには旨味がギュッと

凝縮されていることは知っていたものの

今までは積極的に使ったことがなく

 

ラーメンのスープにも使えるという話を

聞いて、 それなら、と使い始め

洋風のスープや煮込み、パスタソースなどに

今や欠かせない存在となりました。

 

ドライトマトの一般的な大きさは

500円玉位のもので、これを細かく刻み

オイルで焼いていくと、やがて

スープや具材に旨味が溶け出し

ブイヨンのような味わい深さになっていきます。

 

 トマト系ソースにはもちろん、

意外にも中華や、ホワイト系のソースにも

相性が良いという発見もあり

これからは洋風鍋の出汁にも使ってみようと 

考えているところです。

 

 

           Tiiu   

  

 

2023年12月7日木曜日

見るだけで癒されるクリスマス雑貨

12月に入ると一気にクリスマスの

雰囲気に、街は濃く色づき

 我が家も飾り付けを出したばかり。

 

クリスマスと言えば、毎年

雑貨店やインテリアショップで売り出される

クリスマスのツリーオーナメントや

食卓のしつらい、デコレーションなどなど

 

クリスマスの特別な雑貨たちを

眺めるのも楽しみの一つで、

 

 キラキラ、ピカピカとしたデザインよりも

どこか古めかしいところがあったり

素朴な田舎風だったり、手作りの温かみ、

ヘタウマな可愛さに味わいがある

雑貨、小物に惹かれてしまいます。


ところで、

クリスマス雑貨にも、ゆったりとした流れ

ではありますが

一応、トレンドのような兆候があるようで

 

今季は羊毛フェルトでこしらえられた

ふわふわなマスコットのオーナメントを

色々な種類で見かけたり、

 

また、キノコのデザインも

トレンドなのか、置物からオーナメントまで

今年は頻繁に目にします。

 

 私にとって、クリスマスイメージの

食材は、ザクロと葡萄。

ザクロの固い皮の味わいがある質感も

好きなディテールで、

 

これらが台所のテーブルに置いてあるだけで

 クリスマスデコに一役買っている..

 とっておきの食材オブジェだと思っています。

 

*Zarahomeの今季クリスマスコレクションより・・

羊毛フェルト雑貨のオーナメント↑

           Tiiu

 

 

 

 

2023年12月4日月曜日

冬服の遊びココロは小物に宿る

可愛らしいのに、どこかユーモラスで 

いい塩梅に個性が効いた

遊びココロ溢れるデザインは

フランスや北欧が得意とするイメージです。


他の季節に比べると

冬は単価が高い重衣料に包まれるので

なかなかこの遊びココロを

発揮しにくいところはありますが..

 

そこは小物など小さなディテールで

洒落っ気のある存在感を見せることも可能、

 

例えば、ニットに付けるブローチや

付け襟、ネックレス、巻き物、手袋などなど、


冬ならではのニット小物にも

遊びココロが効いたデザインは

沢山存在しており

たった一つでも取り入れることで

着こなしが豊かな楽しみに包まれます。

 

寒い冬だからこそ、無難なデザインに

まとまり過ぎることなく

ほっこり遊びココロなディテールを効かせて

軽やかに乗り切っていきたいものです。


 


*写真のブローチはショップにて販売中!

         Tiiu

2023年12月1日金曜日

オイルの値がりとエアフライヤー

ここ数年で倍以上の値上がりをした

スペイン産のオリーブオイル。

 

スペインの家庭料理に欠かせない

食材だけに、一刻も早く元の値段に

少しずつでも戻って欲しい、

という願いもむなしく

 

価格は下がるどころか上がり続け

1リットルボトルが12€(約2000円)で

今や高級食材の仲間入り。

 

そんな中、少ない油の 消費で済ませたい

という需要の中、スペインでも

売れに売れまくっているらしいのが

エアフライヤーです。

 

油を節約できるというだけでなく、

ヘルシーな調理法にも興味があり

前々から注目はしていたものの

 

キッチンの調理スペースを

これ以上狭めたくないという理由で

買い渋っていました。

 

ですが、結局は他の使っていない家電を

整理するなどして、キッチンではなく

ガレージの一角にスペースを開け

迷った末に購入することに。

 

いざ手に入れてみると

揚げ物だけでなく色々な使い方が

できるようで、簡単なお菓子作り

なども興味津々..

 

購入したからには、たっぷりと

堪能して、レパートリーの幅も

広げていきたいものです。

 



                       Tiiu  

2023年11月28日火曜日

ココアな季節

 外の最低気温が10度を切り始めると

我が家のキッチンの室温はぐんと下がり、

朝目覚めてキッチンに立ったら

 すぐに温かい飲み物を欲します。

 

カフェやお茶を作るのは

1年を通して日常的、しかし

温か~く濃厚なココアを作るのは

冬の日ならではのイベント、

 

意外にチョコレート大国なのに

ココアの種類は少なめのスペインですが

 その分ハズれることも少なく

美味しいココアパウダーを手に入れられるし

 

カフェでも美味しい

ホットチョコレートを飲むことができます。


生姜やオレンジピール、唐辛子など

少しスパイシーな味を加えると

カカオパウダーの味にバリエーションを

加えつつも

 

特に生姜などは体をぽかぽかにする

効果も得られたり...

 良いことずくめ。

 

隙間時間にちょっと変わり種の

ココアレシピやココアパウダーを

使ったお菓子を考えるのも

密かな冬の楽しみです。

 

 

        Tiiu

 


 


 

 

 

2023年11月25日土曜日

幾つになっても同じディテールにぐっとくる

今年の夏くらいに綴ったこちらの記事

でもご紹介している、映画

 

フランソワ・オゾン監督の

コメディクライムミステリー作品が

日本でもこの秋公開されるようです。


主役女性二人のヴィンテージ感

溢れるファッションにも注目の価値あり

 の映画ですが

 

その中で心惹かれた、忘れられない衣装など

を思い起こしてみると

幾つになっても好きなディテール

グッとくるポイントは変わってないなと

しみじみ思います。

 

 刺繍の入ったニット、セーラー襟、

ストライプ柄のシャツ、おじいさん風のジレ

リトル・ブラック・ドレスなどなど

 

 それが少しガーリッシュ、ボーイッシュな

ものであればあるほど

身に付ける自分の年齢との乖離を

感じてしまうのですが...

 

それでも好きなのだから仕方がなく、

大人ならではの組み合わせをしたり

このような映画を見ることで

視覚的にだけでも大いに楽しみます。


だけど、例えば

おじいさん風のニットにガーリッシュな

ブラウスなどの組み合わせは

意外にも素敵で、 バランス感も

取れているのではないかとも思うのです。



         Tiiu

 


2023年11月22日水曜日

ヨーロッパ古着の香りは殆どが柔軟剤

 古着を苦手とする人々がその理由として

筆頭に挙げるのが、衣服が持つ

独特の香りというのがあります。

 

街の古着屋さんに訪れても

店内に入った途端に古着店ならではの

香りがあって、これぞ古着、ヴィンテージ空間と

タイムスリップした様な感覚になってみたり..

 

その香りを楽しむか否かは

人それぞれの趣向によるもの

であったりします。


さて、ヨーロッパで手にする古着の香りは

その大半が柔軟剤の強い香りが残ったもので

その次に香水の残り香、

 

個人的には苦手な

煙草や防虫剤の香りが残っていることなどは

これまでに殆どありませんでした。

 

柔軟剤や香水の残り香は一度洗濯しただけでは

落ちにくいものですが、

風通しの良い所に長時間干すことで

かなりの残り香が落ちていきます。

 

無香料の洗剤で洗濯を数こなすごとに

少しずつ、また晴れた日にたっぷり干すことで

ぐんと香りがナチュラルなものに変わっていき

やがて殆ど気にならないほどに。

 

日光を浴びた布類の香りは少し香ばしく

 やはりお日様の威力は絶大だと

しみじみ思うのでした。

 

↑いつも愛用する無香料、敏感肌用の洗濯洗剤

        Tiiu

 

 

 

2023年11月19日日曜日

つなぎを探して

 デニム地のつなぎ、サロペット、

オーバーオールとも呼ばれるアイテムを

ここ最近ずっと探していたのですが

 (もちろん、ユーズド品で!)

 

ちょっとした大人っぽさもありつつ

きれいめ感、着心地が良さそうな1着を

見つけるのに、思いのほか

時間がかかってしまい ...

 

やっと見つけても、すんでの所で

売り切れてしまったり、

色や形が気に入らなかったり、

 

焦らず気長に行こう!

と思っていた矢先

出会ったのが、ブラックデニムの

大人ロマンティックなサロペット。


シックな色落ち加減のブラックデニムは

大人のサロペットスタイルに

ピッタリの趣で、切りっぱなしのラッフルが

ほんの少しキレイメ感を演出します。

 

実はこのサロペット、

フランスのEmile&Ida というメーカーが

毎年定番的に出している代表的なモデルで

幾つもの色生地で展開があるアイテム。

 

それだけに、ユーズド品でも値が落ちず

新品とほぼ変わらない価格で出回っており

手ごろ価格を見つけたら即買いが鉄則。

 

ストラップ部分で長さ調節できるので、

サイズ選びも意外に難しくないのも

サロペットの利点で

 だぼっとし過ぎないシルエットを選ぶと

大人な印象でも着られます。

 

さすが作業着由来だけあって、

サロペットを着ると

キリリと気分も上がり、颯爽と行動したくなる

マジック効果があるのも納得です。

 


        Tiiu


 

 

2023年11月16日木曜日

椰子の皮をデコレートしてみたら

10月後半からのスペインは

何かと強風の日々が多く、 

(フランスは11月初旬に強風の嵐! )

吹き荒れる風のさなか

 庭仕事も休み休みで

 

11月2週目に入り、ようやく静まった頃

舞った枯れ葉や枝で荒れた庭を

片づけようと少しずつ

掃き清めていたところ、

 

偶然に見つけたのが

強風で落ちた椰子の皮。

 

つるんと鞣した革のような艶と

しなやかな硬さ、ボート型の形が

今までにない感じで

 

これはデコレーションに使えそう!と

早速キレイに洗浄して、乾燥、消毒、

表面に薄ーくオイルを塗って

旬のフルーツを並べて置いてみることに

 

素朴で歪な形がデコレーション欲を

より刺激して、 

秋の味覚フルーツや根野菜を置くのに

おあつらえ向きの受け皿になったのでした。


たまには強風の恵みもあるものです。



          Tiiu

 




2023年11月13日月曜日

首と足首メインに暖を取る話

 冬に底冷えが避けられない

スペイン地中海沿岸地方における

住宅の例に洩れず、我が家も

 

夏には涼しい家のつくり、

しかし、冬の昼間は家の中より

外の方が暖かいということが

しばしば起こります。

 

暖房を入れても石床からの

冷えがどんどん上がってきて

温まりにくい室内...

 

そんな底冷えの家での寒さ対策にも

長年の経験から慣れてきて

結局、首元と足首を温めておくことが

冷え取りに一番効率が良いということで

落ち着きました。


そんな訳で家での軽いスカーフ使い、

タイツの上から、ふわもこソックスが

かなり役立つアイテムに。

 

 これがあるだけで、それほど着こまなくても

体全体がじんわり温まるから不思議です。

 

朝起きたら、どの靴下と巻物を

選ぼうか、という楽しみのオマケつきで

冬の冷え部屋もまんざらではない

とも思えるのです。



             Tiiu
 
 

2023年11月10日金曜日

部屋を冬景色にするブランケット

 クローゼットの奥の奥から

あったか質感のブランケットを

取り出して、膝に掛けたり

ソファの背もたれに掛けたりすると

 

いよいよ冬本番、

部屋の中を見渡すだけで

冬の様相がしみじみとしてきます。

 

またブランケットはどことなく

クリスマスの雰囲気があるという印象を

個人的には持っており

 

年明け暫くまで続く、ヨーロッパの

長いクリスマス期間を象徴している

かのようにも思えるのです。

 

 ブランケットを皮切りに

今後部屋の中に出していくのは、

ルームガウンやルームブーツ...

 

冬に欠かせないほっこりアイテムは

寒さに慣れながら少しずつ

冬支度に組み込んでいくことにします。

 

         Tiiu

 

 

 

2023年11月7日火曜日

黒パンのホットサンド

暑いさなかの朝食は、

軽くフルーツの盛り合わせや

ヨーグルト、スムージーなどなど

さっぱりとした甘めの朝食をとる

ことが多かったけれど


冬に向けて気温が下がってくると

一転、朝食にも少しは

温かさを求めてしまいます。

 

最近の定番は黒パンのスライスを

フライパンで焼き

その上に好きな具や、冷蔵庫の中の

余った食材を適当に組み合わせて作る


黒パンのホットサンド。

 

 1つでかなりのボリュームなので、

2種類のサンドイッチを作って

半分づつ三角形にカットして

1つ分で2種の味を楽しみます。


これにはまると、

前日の夜から翌朝のサンドイッチの具を

考えるクセが出来てしまい

無数の組みあわせがあることにも

気づかされます。



      Tiiu

2023年11月4日土曜日

「東京古着日和」がやっぱり面白い

以前にもここで感想を書いた

Youtubeドラマ「東京古着日和」

https://www.pen-online.jp/movie/

が、2年半ぶりに新しい動画を配信する

とのことで、1週間も前から楽しみにしており

 

久しぶりに視聴した新しいエピソードは

東京を抜け、地方の古着店を訪問

ということで、映像の美しさやワクワク度も

幾分、待たされたこともあり、

前よりアップしていたような印象です。

 

 3年前位に私が頻繁に見ていた頃は、

ファッションにそこまで興味がなかった夫も

今は古着集めに積極的になり


今回も一緒に視聴して

更にヴィンテージ熱が上がったのか、

過去のエピソード全て、もう一度最初から

見直すほどのはまりよう...


大好きな服のエピソードも見て聞いて

永遠に飽きないけれど、

 それに加えて、伊勢の建築物や風景が

とても素晴らしく、

何気ない街並みの映像美にも心奪われるのです。

 

今後は他の都道府県にも

津々浦々周ってもらって

とびきりの古着ストーリーを

紹介してもらいたいなぁ

と、期待を込めずにはいられません。


*写真のアイテムはショップにて販売中!

       Tiiu

 

 


2023年11月1日水曜日

セカンドハンドを売り出すブランドが急増中

ここ数年で、環境への配慮と

新品アイテムを売り出すための材料費

及び輸送費の高騰に伴ってか

 

ヨーロッパにおいては 、

 高価格帯のファッションブランドに

至るまで、オフィシャルサイトにて

セカンドハンド(中古品)を

堂々と売り出すブランドが増えてきました。


そういったブランドは、顧客から

かつての自社商品買取も行っており、 

 

ホームページを見ると

買取ページ、セカンドハンドページ、

現行品のページと区別され

 古着も魅力的に配置されています。

(但し詳細なダメージ具合などは記載

されておらず、ざっくりと3段階位のレベルのみ)

 

高価格帯ブランドであればあるほど

中古品を販売することは、ブランドの

イメージダウンになりかねない過去と違って

 今は、循環させることがイメージアップに

繋がる時代。 


しかもユーズドに価値を見出す人も

多く、アウトレットのように

必ずしも安価になるとは限らないので、

 

好きなブランドの過去アーカイブを

見て、更にそのデザイン性の

安定感に愛着が増し、セカンドハンドに加えて

現行品も欲しいなと思わせてくれるのです。

 

アウトレット店などは昔から存在していたものの

いよいよ自社のセカンドハンド品を

ブランドショップが売るのが普通になりつつある

時代に突入した現代、

 

ファッションファンにとっては 更に選択肢が広がり、

今やトータルで素敵に見せられたもの勝ち! 

 オシャレの幅も、コストをかけるポイントも

自由になりつつあると感じています。

 

 
 *↑ベルギーブランドBellroseのセカンドハンドラインより
 
 
           Tiiu

 

 

2023年10月28日土曜日

豚肉と豆、野菜のごった煮

 レンズ豆、白いんげん、ひよこ豆

などなど、豆の種類が豊富で

それらをメインに使った煮込み料理、

オーブン料理も目にすることが多い

スペインの家庭料理レパートリー。

 

そんな風に豆が手に入れやすいこともあり

季節が寒くなり始めると

火の通った豆の保存瓶を使って

煮込み料理を作ります。


野菜はニンジン、さつまいも、セロリ、

玉ねぎ、キャベツ、キノコ類..など

意外と何でも馴染みやすく、

脂肪分のある豚肉を入れると

いい感じのコクに包まれます。

 

ローリエなどの香味スパイスと

チキンスープ、塩コショウだけの

シンプルな味付けで、ぐつぐつ煮るだけの

名もないごった煮料理。

 

これが、冷えた体に沁みわたり

体をぽかぽかに温めつつ

豆とお肉で結構おなかに溜まります。


残ったスープは麺や雑炊にでも使えそうな

位に濃厚になっており

余すことなく食せて

 

冷蔵庫の残り野菜も一掃できるので

 定期的に作りたくなるのが、

冬のごった煮です。

 


                        Tiiu  

 

2023年10月25日水曜日

石鹸成分無添加ジェル

 石鹸成分が入っていない

シャワージェル、なんて聞くと

何やら矛盾した様な印象を受けますが

 

成分に界面活性剤を含まないことが

私のような敏感肌には大きく、

 

ここ何年もボディソープ代わりに

愛用しているのが

フランスBioderma社が定番で出している

石鹼成分無添加のシャワージェル。

 

元々はフランスに住み始めた当初

初めての肌荒れ洗礼に見舞われ、駆け込んだ

かかりつけ医に勧められたのがきっかけで

 

その後、このシャワージェルをずっと

顔も体にも使い続けてトラブルが

殆どなくなりました。

 

しかし少し不便なのが、このボトル、

いつも買うのが1リットル入りサイズで

バスルームに鎮座しており

洗面台まで持ってくるのが、ちと不便

 

小分けにしようと思っても

最近までポンプが本体から外せない

仕様だったのです。

 (現在は外せる仕様の改良版!)

 

今は小分けにできるBiodermaですが、

最近は石鹸成分無添加のジェルを出すメーカーが

増えてきているので

 

Noreva社(こちらもフランス薬局系コスメ)

が売り出す小さなサイズの

チューブ入りジェルを買ってみたら

 

これが洗面台のスペースにピッタリの

ミニサイズで、旅行にも持っていきやすく

とても重宝しています。

 

最近コスメはリピート買いばかりだったので

 たまには新しいコスメを探索するのは

いいものです。

 


        Tiiu

 

 

 

 

 

2023年10月22日日曜日

懐かしさのあるトレンドアイテム

「今季のトレンド」と呼ばれる

アイテム様相の中に

過去に流行った懐かしいディテールを

見つけることは

もはや珍しくないことだけれど


ほんの数年前にこれを見ていたら

少し古くさく感じたろうな、とか

合わせ方によっては今っぽく見えない?

などと条件付きで取り入れるのが難しかったり..

 

紙一重のバランスでギリギリ

ファッショナブルに見えるアイテムも

あったりして、

トレンドとは危ういものだと思います。

 

 例えば、ミニのプリーツスカートや

ピタッとフィットするタートルニット、

ポインテッドトゥのパンプスなど

懐かしい面々のアイテムたち


これらも今季のトレンドのようだけど

全部合わせると、まんま90年代にしていた恰好

みたいになりそうです。

 

でもミニプリーツスカートにだぼっとした

メンズライクなニットベストや

スウィングトップ、スウェットなんか

を合わせたら、今っぽい

 

こんな風に昔の服が巡り巡って

ぽん!とトレンドの仲間入りを果たすことが

わりとあるからファッションは楽しくもあり

 

時代を超えたパズルのピースをはめるみたいに

クリエイティブな要素にも事欠かないんだろうな

とも思うのです。

 


 *写真のアイテムはショップにて販売中!

        Tiiu