2020年11月28日土曜日

フルーツチョコと塩キャラメルティー

 クリスマスが近づいてくると、

少しずつ食品店のお菓子の棚が

華やいできて、普段は見かけない類の

お菓子が並び始めます。

 

スペインのお菓子も

フランスのお菓子も、これまで

ひと通り食べてみた経験上

 

砂糖をたっぷり使った甘さの強い

菓子よりも、スパイスやドライフルーツが

使われた軽めの方が好みです。

 

クリスマスまでの期間に

じっくり少しずつティータイムに

摘まみたいお気に入りの1つが

 

オレンジやプルーンなど

ドライフルーツをチョコレートで

コーティングした

フランスのお菓子。


チョコレートはかなり薄くて

膜のような軽さなので、

メインは旨味の詰まったドライフルーツの味

 

 これはフランス菓子らしく

赤ワインにも合うけれど

 

甘い風味の塩キャラメルティーと

合わせてデザートタイムに摘まむのも

また、至福の時間。

 

今年はクリスマスティーを

買っていないので、

塩キャラメル×ドライフルーツチョコで

プレクリスマスの雰囲気を味わっています。



                             Tiiu



2020年11月25日水曜日

付け襟トレンドの再来?!

 ここのところのレディな

ロマンティックブームと、

レトロなグラニーシックな

ファッションの流れのせいか、

 

久々に付け襟アイテムの

種類が豊富に出回っているのを

目撃して、ワクワクしています。

 

襟ナシのニットはもちろん、

スウェットや、ゆったりワンピースなど

カジュアルなアイテムにも気軽に

加えて新鮮さを演出できる付け襟は


ガーリッシュなレース編み、

ロックなスタッズの付いた襟、

ニット編みのノスタルジックな

タイプまで、選ぶテイストによって

全体の雰囲気をガラリと変えてくれます。

 

 アイテム自体は

ネックレスと同じ感覚で

身に付けられて、まるでトップスを

変えたような感覚が、付け襟の醍醐味。


襟の素敵なブラウスを買うのも心華やぐけれど

ずっと沢山のバリエーションで楽しめる、

付け襟がヨーロッパで人気も納得の

愛すべきアイテムです。

 

 
販売中の付け襟です。
 
         Tiiu


2020年11月22日日曜日

何にでも生姜シロップ

 寒くなってきたら、

毎冬飲み物に入れたくなるのが

身体をポカポカにする

生姜シロップ。


幸いにもスペインで生姜は

高価でないので、手に入れやすく

たっぷり購入して、少し面倒ながらも

シロップをせっせと作ります。

 

出来上がったら使い道の多さには

感心するほどで、

ホットドリンクにはもちろんのこと

 プレーンなビールに入れたり

料理のソースやたれづくりにも使えます。


作る時の手間暇を考えたら

ビックリするほど、出来る量が少なく

あっという間に消費してしまうけれど

抽出した後の生姜も紅茶の茶葉と

一緒に入れてジンジャーティーで再利用。


その味の奥深さ、複雑さを

考えるとかなり理にかなった

身体にも嬉しい冬の風物詩的存在です。



         Tiiu


 

2020年11月19日木曜日

今の気分に合うグラニーシック

 今季のヨーロッパの秋冬新アイテムを

眺めていると、どのショップも

力を入れるのは、家でも楽しめる

リラックスしたルームウェアスタイル。


コートの新作などは軒並み減少傾向で

どことなく寂しい感じは

否めないけれど...

 

ルームウェアも、リラックスした

スタイルも特別好みである私は、

そんないつもと違うコレクションを

新鮮な気分で眺めています。

 

 外へ飛び出す為の華やかな装い

 ではなくて、ホームウェア感覚だけど

外に出ても大丈夫、なスタイルの中には

 

ガウン風コートやカーディガン、

ざっくりニットにケーブル編みなど

ヨーロッパのおばあさんが着るイメージの

グラニーシックが含まれているから。


グラニーシックとは、

温もりのあるレトロで懐かしい

ディテールを含んだスタイルを指し、

パターン柄やレース&刺繍、かぎ編みなど

時を超えて愛されるヴィンテージみたいなもの。


現代のおばあさんが着ているスタイル

というよりも、

今のおばあさんが一昔前に着ていた

レトロなファッションが近いかもしれません。

 

ヨーロッパの古い時代に暮らすおばあさんを

実際に見かけたことはないはずなのに

映画やファッションで想像し、憧れるのが

何とも不思議で、神秘的な感覚です。

 

 


                              Tiiu

 

 

 

 


 



2020年11月16日月曜日

おばあさんのトースター

 日本だと、どの家庭でももれなく

キッチンにありそうな、

 

食パンをトーストしたり

お餅を焼いたり..お手軽グリルに

オーブンとは別の役割を担っている

小さくて軽いトースター。

 

 こんなに便利な日本式ミニトースターを

ヨーロッパでは意外にも見かける機会が

少なくて、パンが焼けたらポンと

飛び出すタイプのトースターが主流です。

 

しかしこれだとパンを焼くことしか

出来ず、上にチーズやハムを乗せたり

軽く焦げ目をつけたい料理など

バリエーションは広がらず

 

これらをオーブンで出来なくもないけど

温めるまでに時間がかかり

ついでに電気代もかなりの消費...

 

どこかに売ってないのかな、と

探していた矢先、夫の祖母が愛用した

古いトースターが倉庫から出てきたのを

譲ってもらい、思わぬトースター収穫。

 

日本の優秀なトースターとは

イメージが随分違うけれど、

(トースターというよりミニオーブン?!)


確かに場所もオーブンほどは取らず

短時間で簡単にグリルできるので

今まで作りたかったトースト料理は

全て叶いそう。


今ではオーブンよりも頻繁に

出番が回って来ている、

数十年前のトースターです。



                                 Tiiu



 

 


2020年11月13日金曜日

かつてない咲き乱れの兆し

 現在の家に住んでから最初の1年は

全くその存在に気付かなかった!極楽草。

その理由は、1年の間にたった1つの

花も咲かせなかったせいで...

 

翌年、ポツンと1本だけ

奇妙な配色を庭の片隅に見つけて

驚きつつその存在を確認したのが、

記憶に新しい出来事です。

 

それから今に至るまで、

毎年2本か3本、多い時でもせいぜい

3つの花(でも、かなり長持ちしている)

を咲かせる位がお決まりだったのに

 

今年はどういう訳か、蕾が異常に多く付き

膨らんで色づき始めているのを数えたら

なんと10本以上に花が付く算段です。


我が家の庭の一角に

10本以上の極楽草の花が咲いたら

その場だけスポットライトが当たった

みたいに明るく賑やかになりそうで

正にトロピカルガーデンな趣。

 

家にとどまる時間が多い環境下で

少しでも目を楽しませようと

サービス精神が働いたのだと思いたい

この頃です。


*1号目が咲き、芋づる式に花開きそうに付く蕾

 

          Tiiu


 

 

 



2020年11月10日火曜日

フランスのノスタルジックブーム

 少し前から、フランスでは

再び外出制限が始まり

 

基本的に生活必需品でない

服や、本、インテリア、ホビーなどの

商店は開店できないため

オンライン販売のみになるようです。


それが影響してか、どうなのか...

以前から人気が上昇しつつあった

ノスタルジックな古いゲームや本、

ヴィンテージファッションやインテリアの

市場がかなり盛り上がっている印象。

 

 特にヴィンテージファッション、

ユーズド服や小物に関して言えることは

 

昔の衣類は今の服に比べて概ね丈夫な作りで、

長い着用期間があっても

今の服と合わせて、なお素敵に身に付け

られるアイテムが多いこと。


そんなアイテムをよくよく眺めてみると

 質の良い素材と手間ひまが、たっぷりと

惜しみなく注ぎ込まれているのが

見て取れるのです。

 

昔大好きでよく着ていたけれど

時代を経てクローズしてしまった小さなメーカー

のアイテムたちに再び出会える楽しさ、

 

ノスタルジックな雰囲気に心浮き立つ

 そんなワクワク感が、フランスのユーズド、

ヴィンテージブームに表れている

そんな気がしてなりません。



          Tiiu


2020年11月7日土曜日

陽だまりを探して

 家の中で飼われている猫は

室内にある陽だまりを目ざとく見つけて

その場所に居座るという話を

聞いたことがありますが 


正に猫のごとく、陽だまりを

見つけて暖を取りたくなるのが

これからの季節です。


スペインの家にありがちな石床で

隙間から寒気が入りやすい構造は

我が家も同じで、冬の暖房効果はイマイチ。

 

昼間挿す日光が、一番の暖房効果を

発揮するため、陽だまりが出来る

ソフェの一部の座席、庭の一角、

などなどが特等席になるのです。

 

冷暖房が行き届いた環境や、

季節を感じない時は

陽だまりを意識することが無かったのに

今では、家の中でさえ陽だまりを見つけて

猫の様に暖を取る晩秋です。



                             Tiiu


2020年11月4日水曜日

頑丈さかデザインか、冬のルームブーツ

 部屋に暖房を入れるのは

まだ少し早い時期だけれど、

 朝起きたらブルっと体が冷える

時期に入ったら


ほぼ毎日、靴下と一緒に

自分の足元に収まるアイテムが

ぬくぬくルームブーツ。


ヨーロッパでは特に、

このルームブーツの種類が

目移りする程豊富にあり

毎年選ぶのが悩ましいのですが..

 

暖かく素敵なデザインではあるけれど

布製で簡易な作りが壊れやすいのも

ルームブーツにありがちです。


うっかりこれを履いて、庭のテラスを

歩いてしまう自分も悪いんですが

ひと冬持たずに底に穴が開いてしまうと

やはりショックです。


デザインを選ぶか、作りの頑丈さを

選ぶか、というせめぎあいの中、

今年手に入れたのは

底が布地ではなくて、硬い樹脂の

ソールが付いたもの。

 

これなら少し庭を歩いたくらいの

衝撃で穴が開く心配もなさそうで

チロリアンな雰囲気の見た目にも

ほっこり和み、寒くなるのが少し

楽しみになるのでした。

 

 


         Tiiu  


 

2020年11月1日日曜日

偏愛キッチン道具・湯沸かしケトル

 気温が下がってくると、

一日に何度も湯を沸かしては

お茶を飲んだり、足湯をしたり..

 追い炊きが出来ないのが通常である

こちらの浴槽の湯を足して温めてみたり... 


とにかく活躍の場が多い

我が家の湯沸かしケトル。


あまりにも使用頻度が高いので

アマゾンのセール時に買い足したのが

温度を調整できる電気ケトル。


70度~100度まで温度を設定できるので

これがまた地味に便利です。


今までなら面倒でやらなかった

湯煎とか、緑茶を入れる温度設定も

この道具があれば容易になるし

 

大好きな湯たんぽに入れる湯も

沸騰してから冷ます手間が省けます。


70度~80度のお湯で出来る事は

温泉卵とか他にも色々ありそうで..

その可能性がキッチンにて広がりました。



       Tiiu