うっかりしていると
新緑がぐんぐん伸びて、
まるでボサボサ頭のように
枝葉が広がる垣根の木々を
初夏のこの季節に何度か
剪定を行うのが恒例ですが、
それと時期を同じくして
この垣根の枝の合間に
新しい巣を作っては卵を温める
クロウタドリの存在があります。
毎年どこかに新しい巣を作るので
使い古した巣は取り除いていかないと
一体、どれが現役か見分けが
つかなくなるほどで...
万が一、
剪定を始めてから卵が入った
巣を落とすことがないよう
親鳥のいない間に巣の中を
撮影して
卵の有無を確かめます。
黒い羽からは想像できない
クロウタドリのブルーの卵は
何度見ても美しく
あと2週間もたてば、小さな雛が
巣から顔を出して
新しい庭の住民に。
他の野鳥と違って垣根に巣を作る
この鳥は、いつも身近で
巣も卵も雛も初夏の風物詩に
なっている我が家です。