2024年4月27日土曜日

ワークウェアとレース刺繍のマッチング

ユーティリティに代表されるような

ワーク系のスタイルも


レトロでロマンティックな

レース&刺繍があしらわれたデザイン

ディテールも大好物な私ですが


その2つのエッセンスを混ぜ合わせて

バランスが取れた着こなしをしている

人のスナップなどを見ると

無条件に心が揺さぶられます。

 

無意識のうちに人はワーク系のアイテムには

カジュアルなものを

ロマンティックなアイテムには

フェミニンなものを合わせがち。


それだから余計に、一見ミスマッチな

組み合わせの中に独特のハーモニーを

見出した時の感動が一層深まるのです。


例えば、ワーク系カバーオールの

下にスタンドカラーの刺繍ブラウスを

着ていたり、


デニムのコンビネゾンの

下にラッフルのブラウスを合わせた

昔、アレクサ・チャンがしていた恰好は

今も記憶に刻まれているほど。


そんなワーク&ロマンティックの

素敵なマッチングが

今、再び熱を帯びた雰囲気があり

 

 アイテム選びに注意を払えば

40代以上の大人女性でも

十分使えるスタイルであると思うので

 

その辺のバランスを細かく観察して

 研究を深めていくつもりです。

 

*カーゴパンツに総レーストップを合わせたコーデ
Roseanna2024SSLookBookより


       Tiiu

 

2024年4月24日水曜日

ラベルのない格安ワイン争奪戦

 ワインと言えば、生産地や

ワイナリーの名前、ブドウの種類など

そのワインを物語るラベルが

 ボトルの表に張り付いているのが常々で

 

そのラベルのデザインが時に

凝っていたり、個性的であったり

目を引くものであると

ジャケ買いならぬ、ラベル買いしてしまうほど

影響力があったりします。

 

それから、以前試しに買ってみて

飲んだら美味しかったワインを再び買いに

走るとき、ラベルのデザインや表示を

目安に探すことだって良くあること。

 

ワインのラベルはそのワインを

表す顔のような存在であるにも関わらず、

 

そのラベルを省くことで

破格に売り出される品々があることを

最近目にして知るようになりました。


表ラベルはなく、裏ラベル

(成分表示とQRコードが貼ってある

小さなラベル)だけが

付いたワイン、本当に中身は伴っているか

心配になるものの 


今まで見たことのない破格の値段に

つられて買ってみたら、中身は

立派に美味しいその銘柄のワインの味。

 

次はもっと買おうと再度

出向いてみたら、やっぱり

そのコーナーはごっそりもぬけの殻で

完売状態になっているのでした。


ラベルを作る過程を飛ばしたから

格安になったのか、

たまたま格安に売るつもりだったワインの

ラベルを省いたのか

 

 詳細はよくわからないですが

これからはこんなワインがもっと

増えていきそうで

 

ラベルが見られないのは寂しいような 

でも、格安で飲めるのは嬉しいような

複雑な心境です。



                Tiiu

2024年4月21日日曜日

明治時代からフランス製は人気だった

 最近はまっている電子漫画の中で

偶然にも明治時代が舞台になっている

作品が多く

 

それとともに、明治、大正って

こんな時代背景で文化はこんな感じ?

という知識が知らないうちに

漫画から溜まりつつあります。

 

その中の一つにあるのが

「日に流れて橋に行く」という作品

 

落ち目になった呉服店を

モダンに復興させるストーリー展開が

堪らなく高揚感に包まれるもので


丁寧にじっくり読み進めているので

まだ4巻位の所にいるのですが

明治の女性客に好まれるアクセサリーの類、

レース小物など、現代とそう変わりない

趣向があることに気づかされます。


例えばフランス製のヘアアクセサリーは

この時代から船で輸入されており、

和装が中心だった女性達からも

人気だったことが伺えたり

 

和洋折衷のレトロモダンなスタイルが

今見るととても新鮮に可愛らしく

記憶に残ります。

 

これから少しずつ和装から洋装へと

移り変わり、どんな風に衣服、小物が

変遷していくのか、お店のストーリーと共に

興味津々で読み進めている所です。

 


↑写真のヘアコームはショップにて販売中!

         Tiiu

2024年4月18日木曜日

海苔専門店で海苔尽くし

日本に帰国したら必ず持ち帰ってくる

食材ベスト10に入る

ワカメ、ヒジキ、海苔などの海藻類。


乾燥ワカメはこちらのアジア食材店

でも何とか手に入るけれど

(そして味に大して差はない)

美味しいパリパリの乾燥海苔は

やはり日本のが一等賞です。


幸い、日本の実家近くは海苔の名産地で

海苔の専門店なるものも存在し

何やらサロンみたいな雰囲気で居心地も良い

海苔の専門店、鍵庄さん

日本滞在時にお邪魔してきました。

 

 手巻き寿司やおにぎりに使う

だけでは勿体ないような

バラエティ豊かな海苔が存在し


そこで迷わずに手に取った

酢だち入りの海苔チップスが

海苔製品の概念を覆すような美味しさで

なにせヨーロッパでは超貴重品だからと

チビチビと開けて食しています。


他にも海苔の佃煮、塩むすび用の

パリパリ海苔など、

海苔好きの食いしん坊心をくすぐる

品々を持ち帰り大満足。

 

パッケージも海外の人にも喜ばれる

風情があって品のある包み紙に

毎回、癒されています。

 

                              Tiiu


2024年4月15日月曜日

miumiuのコレクションが好みの宝庫だった

2024-25AWのショーを幾つか

ネットで閲覧していたら

私的どストライクのコレクションが

miumiuの中で見つかり

 

しばし、その夢の世界に浸っていたい

ような高揚感に包まれました。

 

 具体的にどこが好きだったかというと

まずは全体を包むレトロなレディ感


アイテムでいうと

リブタイツ、クラシックなボストンバッグ、

パールネックレス、膝丈タイトスカート、

ロンググローブ、ノーカラーコート

 

...と昔から好きなアイテムの

オンパレード!

これに今っぽいディテールが組み合わさり

新時代を感じさせる新鮮味もあるのです。

 

更に細かいディテールでみると

ブローチの重ねづけ

(コートの下ポケット周辺にブローチを

並べて付ける提案は早速真似したい)

 

「ライブラリコア」というトレンドワードも

元々はmiumiuのショーから

インスパイアされたものだとか。

 

私の中でこの手のスタイルは

ヨーロッパ版レディなプレッピー。

 

成熟した大人女性が上品なプレッピーを

纏ったらこうなるんじゃないか、

という解釈にも感じるのです。


最後に登場したデザイナーの服装は

ネイビー色ニットに膝丈タイトスカートで

まさにそれを体現したかのようなスタイル

 

数十年前からあるのに色褪せない

正統派スタイルが、この秋冬

ファッション界に流れ込んできそうで

今からワクワク楽しみでなりません。

 

 

*当店のライブラリコアのコンテンツはこちら↓

           Tiiu

 

 

2024年4月12日金曜日

失敗するほど強くなる

かれこれ8年くらい前に、

はまりにハマった 

「ブルゴーニュの城」という

中級重量ボードゲーム

 

これで久しぶりに対戦し、

ここ最近の異世界ブームとも相まって

 自分的にブルゴーニュの城、

第2次ブームが来ています。

 

領土発展、再生産をテーマに

ブルゴーニュ地方を豊かに栄えさせる

目的を競うこのゲームは

プレイ時間も長く(40分位)、考える要素も多岐に

わたるので、負けると疲弊が激しく

 

それが僅差であればあるほど

悔しさが大きくなるのは言うまでもなく

あそこの手番で失敗したから..などと

反省の振り返りが 次回の戦略を強くします。

 

農業、貿易、建設、鉱山など

自分の領地を効率よく回して発展させるには

順番とタイミングが要であり

運をもコントロールする機転が必須。

 

あれ、何かに似てる?と思ったら

人の人生の色んな場面で応用が利く

考え方に違いないのですね。

 

何か一つの強みを伸ばすといいけれど

その他が著しく疎かになるのも良くないし、

満遍なくバランスを取っていると

いつの間にか置いて行かれて(負けて)しまう。


あくまでゲーム上での考え方、

だけど何度も失敗して考え方を工夫して

 

あ、こんな小さな所のポイントも大事に

取りにいかねば、という学びが積もって

勝ち星を挙げた時の達成感は 

何とも言えず爽快なものです。

 


       Tiiu


 

 

 

2024年4月9日火曜日

クロップド丈の勢いがとまらない

 一昨シーズン辺りから人気に火が付き

今季は至る所で目にする機会の多い

クロップド丈のトップス全般。

 

元々は丈の短いトップスを

肌(お腹)見せしながら着る

若者ファッション的な色合いが

濃かったように思いますが

 

着るだけでスタイルアップ効果もあり、

ロングやミモレ丈スカートなど

ボリューム感のあるボトムスとも

バランスがとりやすいというメリットで

年代を問わず取り入れない手はなし

という風潮の今季です。


本来クロップド丈で作られていない

シャツやカーディガンも

ボタンの留め方の工夫でショート丈に

見せることもできるので

(そういう動画溢れてます!)

 

今後もますます加速していく流れに

なるのではないかと予想します。

 

クロップド丈のトレンドに伴い

シャツインで着るとスタイルアップに見える

ハイウエストデザインのボトムス、

 

視線を上にあげるショート丈のネックレス

ボリューム感のあるピアスなんかも

人気の兆しがありそうで

 

スタイルを今っぽく見せるための

要になっていきそうな予感です。



↑写真のカーディガンはショップにて販売中!

      Tiiu

 

2024年4月6日土曜日

Zanasi社のイタリアンバター

オリーブオイル程ではないものの

ここ数年で2倍ほどに値上がりした食品

の一つに挙げられる乳製品のバター。

 

スペインではフランス程バターを

料理に使う習慣がないせいか、

スーパーマーケットの売り場で占める

バターの割合はフランスに比べ小規模で


選択肢は2つか3つのメーカーから

というのが相場。

 

それにフランス製の有名メーカーの

バターは手が出せないほど高価!

 

そんな環境で少しずつバターを消費する

頻度も減ってきた我が家ですが

 

  最近出会った新しいスーパーで

見つけた、イタリアンメーカーZanasi社の

バターがお手頃価格な上に美味しくて、

突如バター熱が再燃しました。

 

 今までのバターよりもミルクのコクが

より深く感じられ、溶かさず生で塗って食べたり、

溶かしたてのバター風味も秀逸。

 

バター1つでこんなに素材の味に

違いが出るのかと今更ながらに

感心するほどです。

 

加えてレトロな紙で包まれた

パッケージが、癒し効果抜群で

いつもの朝食風景を新鮮に盛り立てます。

 

このバター熱にともなって

 暫くはバターを使ったレシピが

自然と増えそうな我が家です。



     Tiiu

 

2024年4月3日水曜日

スカーフのトレンドが急浮上!?

アクセサリー小物として定番的な

人気アイテムである

ストールやスカーフなどの

巻き物アイテム。

 

その時々のトレンドで

小さなディテールの変化はあるものの

ストライプ、フラワー、レース、ドットなど

 何年経っても色褪せない

定番デザインも安定の人気です。

 

そんな巻き物アイテムの中で

海外のオシャレスナップや

ヴィンテージも含めたLOOKBOOK

などを眺めていると

 

今年は特に正方形や大き目スカーフを

着こなしに取り入れているケースが

わりと多いなと感じます。

 

少し前のシーズンでは、

同じスカーフでも小さめサイズを

首元でキュッと結んだり、

バンダナ風な使い方が主流でしたが

 

今年のスカーフはシルクやポリエステルなど

艶があったり、滑らか質感のスカーフを

さらっと纏うように巻いたり

付け襟風に結んだり

 

色柄もヴィンテージっぽくレトロで

大胆な色柄構成のデザインが

より目立つ傾向です。

 

大きさも中くらいから大判まで

ボリューム感のある方が

巻き方のバリエーションも効かせやすく

 

着こなしの主役級インパクトを

出しやすいスカーフに人気急浮上の兆し!

色んな人のスカーフ使いを見るのが好きなので

今後も注目していくのが

楽しみでなりません。

 

↑写真のスカーフはショップにて販売中!

        Tiiu

 

2024年3月31日日曜日

パイシートで簡単マロンパイ

グラタンや鶏の丸焼き、

鯛のグリルなど、オーブン料理を作る時

(料理というよりオーブンに丸投げ

というのに近いことも多々..)

 

その隙間を利用して簡単に作れる

パイ生地を使ったお菓子を

便乗して焼くことがあります。

 

冷蔵パイシートをカットして

好きな中身を包んで、卵黄を塗って

焼くだけの、イージーモード。

 

かつ、カフェタイムや朝ごはんを

充実させるお菓子になり得るのです。

 

稀にチーズやベーコンを入れた

スティックを焼いておつまみにすることも

ありますが


今回は丁度、マロンクリームが余って

いたので、固くなった板チョコと合わせて

チョコマロンパイに初挑戦、


こういうタイプは、市販でほぼ見かけないので

作り甲斐があるし、何よりコスパ抜群

失敗の心配もほぼ無いので

即戦力お菓子と言えそうです。



                                 Tiiu

2024年3月28日木曜日

ファストからスローへ、ファッションのスピード後退

2000年代半ば頃から

急速に広がった

ファストファッションの流れは

 

2024年の現在において少しずつ 

変化の兆しを見せ始め

人々はいち早くトレンドを追うために

ファストブランドのショップで購入する

というよりも、見ていると


他のショップよりコスパが良いから 

ファストブランドで購入する、

という理由にシフトしているように思います。

 

その結果、ZARA、H&Mなど

トレンドデザインに重きを置いた

海外大手のファストブランドは

少しずつ店舗数を減らし、


ユニクロやGU、無印などのシンプルな

コスパ系ブランドに健在の兆しが見て取れます。


昔よりトレンドが細分化され

個性、スタイルを重視する時代に入った

のであれば、嬉しい兆しであり

余計なコストをかける心配もありません。

 

それに、自然と淘汰されたファストショップの

服飾と、内に秘めた個性を打ち出す

アイテムをミックスしたオシャレさんが

増えていくと、見ていて楽しいものです。

 

皆が同じように見える恐れもあった

ファスト全盛期のスピード感溢れる時代から

 

ファスト+αで小さなブランドや

古着、ヴィンテージ、 セレクトショップ

などなどで見つけたお気に入りを

じっくりと合わせて昇華させる

スローなファッション時代へ

 

移り変わっていったら、たとえ

服が循環するスピードは後退したとしても

 装う喜びは増えていくのではないかと

密かに思っています。

 


 ↑ブラウスはファストブランド、スカートは

中価格帯ブランド、ストールはユーズドのミックス・スタイル。

ストールはショップにて販売中です。

               Tiiu

 

2024年3月25日月曜日

花ざかりの多肉

気温的にはすっかり小春日和が

続いている、スペインの街ですが

バラやブーゲンビリアなど小木の花が

満開になるのはまだもう少し先の様相。

 

その代わり、一足先に

花盛りを迎えたのが

意外にもミニサボテンやアロエなど

多肉植物の面々です。

 

 多肉植物は規則的に花を咲かすという

イメージはなく、気づいたら

花が咲いていたということが

よくあるケースで

 

普段見慣れている緑の中に派手な

色の花がどこか人工的にすら見えるのが

不思議な感覚です。

 

多肉植物がお花のヘアアクセサリーを

付けているような、そんなオシャレした

感のある見た目なのです。


多肉植物は花を咲かせることが

珍しい代わりに、その花は往々にして

長持ちすることが多く

長く愛でていられるのは良いところ。

 

緑に浮かんだショッキングピンクや

ヴィヴィッドなオレンジ色が

春の庭にトロピカルなアクセントを

加えてくれています。


*オレンジの花を咲かせるアロエ

                       Tiiu

2024年3月22日金曜日

春のチョリソ祭り

 チョリソとは、豚肉の腸詰ソーセージで

沢山のスパイスがを込められた

もの全般を指しますが、 

 

ソーセージ然とした見た目に反して

日本で売られているソーセージとは

味や食感に結構な違いがあり

 

特に黒い色をしたモルシーヤ

と呼ばれる豚の血が加えられた

種類は日本人には苦手だという人も多く

 

それぞれ多彩なスパイスが入ることにより

奥深い味わいがあるのに

スペイン人以外には生ハムに比べると

チョリソの人気はイマイチ安定していない印象です。


かくいう私は、チョリソ全般

黒も白も、赤っぽいのも総じて好物であり

一気に沢山は食べられないものの

ビールのアテに少しずつ食べるのはクセになります。

 

毎年この春時期になると

バレンシア火祭り、聖週間に合わせて

チョリソにスポットライトが当たるせいか

お肉屋さんに行くと一通り買い貯めしたくなる

衝動にかられます。

 

チョリソはスーパーマーケットの

パック詰めよりお肉屋さんの方が格段に美味しく

そして、リーズナブルでもあるので

お肉屋、一択。

 

数ある種類のチョリソとビールの

銘柄のペアリングを楽しむ

チョリソ祭りが楽しい季節になってきました。

  

          Tiiu



2024年3月19日火曜日

ロングヘアの流行とヘアアクセサリー

 前回数年前に日本滞在した時よりも

 増えたと感じたのが、街で見る

同世代(40代位)女性のロングヘア率。

 

もちろん、肩にかかる位の

セミロングの人も多いけど

 昔に比べてボブヘアやショートヘアよりも

ロングヘアの人が随分と多くなった印象です。


かくいう私もスペインではロングヘア

だったのを、日本のヘアサロンで

バッサリとボブの長さにカット。

 

そこでサロンの人に話を振ると

やはりロングヘアの人が年代に関わらず

全体的に増えたとのこと。

 

いまではギリギリ結べる長さになって

いますが、 それがむしろ

ヘアアクセサリーなどでアレンジしやすく、

多彩に楽しめる長さなのです。 


あまりに長いとシャンプーやヘアケアも

大変だし、アレンジに収拾がつかなくなる

不便さが付いてくるので

 

そう思うと、ボブより少し長め~

セミロングが一番手入れしやすく

ヘアアレンジしやすいかもしれません。

 

かんざし、バレッタ、ヘアクリップ

などなど、今季は50-60年代を意識した

レトロなファッションに合わせて

 

涼し気なヘアアレンジにひと手間加えて

ヘアアクセサリーにも拘りたいものです。


*写真のフランス製ヴィンテージバレッタは

ショップにて販売中!

          Tiiu

2024年3月16日土曜日

ヴィンテージ!一口ビールグラス

見るとついコレクター感覚で欲しくなる

ビール会社が作っている

ノベルティのビールグラス。

 

これまで幾度となく、手に入れてきたのは

ビールとセット売りになったノベルティグラスで

1個か2個だけのグラスが4-6本入りの

ビール瓶とセットになった箱入りもの。


なので、持っているグラスたちは、

メーカーも形も

足つき、タンブラー型..などバラバラです。


しかし、最近恐る恐る買ってみた

ヴィンテージのビールグラスは、

6個セットの一口サイズのビールグラス。

 

デンマークのビール会社カールスバーグ社

もので、フランスから取り寄せに1週間、

途中割れて届いたりしないか

受け取るまでドキドキでした。

 

結果、 梱包がしっかりしていたおかげで

無事破損なく届いた

カールスバーグのグラスは一口サイズだけに

ビール用というよりは、水を飲むのに

丁度よさげなサイズ、


白地のロゴデザインに

浮き出たマーク、底にもカールスバーグの

ブランドデザインが透かしで入っており

心憎いこだわりのあるディテール。

 

 パリの古いビストロに出てきそうな

レトロでノスタルジックなグラスの

ある風景を、じっくり楽しむつもりです。

 


                        Tiiu   

 

2024年3月13日水曜日

「ジェレミー・クラークソン 農家になる」が面白い

 アマゾンプライムでシーズン2まで

配信されている農業系ドキュメンタリー

「ジェレミー・クラークソン 農家になる」

が面白く、一気見しました。

 

私はこの配信で初めて知った

ジュレミー・クラークソンなる人物は

イギリス本国では人気テレビ番組の

MCなどをする有名人らしく

 

前から人物像を知っていたら、面白味も

更に倍増するのかもしれませんが

それを抜きにしても毎回中毒性の高い内容で

見事にはまってしまいました。


農業のど素人であるクラークソン氏が

初めての農園運営に携わり、悪戦苦闘、

七転八倒する姿がコミカルに

時にシニカル描かれており

 

農作物を作って収穫するだけに留まらず

畜産、加工、ショップ、レストラン運営まで

幅広い農園運営に飽きさせません。

 

クラークソン氏の若くて毒舌な相棒である

プロ農家のケイレブ君が

 氏が失敗する度に発する「やっちまったな!」

という捨て台詞が毎回可笑しくて

 

 それを言われたやっちまった感のある

表情、取りかえしのつかなそうな

状況がオチになっており

農業ってホント大変と思わざるを得ないのです。


見ると農業従事者と自然の恵への

尊敬が高まる、なのにとてつもなく面白い!

そんな貴重な番組、

 5月のシーズン3配信が今から楽しみでなりません。

 


     Tiiu

 

 

2024年3月10日日曜日

今日という唯一の日を彩る色選び

ファッションでもインテリアでも

料理や風景、アートでも、

素敵な色の組み合わせを見たら

心躍る気分になるのは同じことで


こんな素敵な配色を見逃していたなんて!

今まで勿体ないことをしたな、と

ハッと気づかされることもしばしばです。


忙しい日々を送っていると

つい毎日身に付ける服やその他諸々の

色選びがおざなりになったり

マンネリ、パターン化してしまうものですが

 

 色どりの美を感じて取り入れることは

自分にとっては日々の豊かさに直結する

大切な選択だと思っています。

 

 同じ一日は2度訪れないから

 今日という日に相応しい

天候や気分に沿った色を丁寧に選び取って

 

日々新鮮な色を纏ったり、使ったり、

しつらえたり、写真に収めたり..

意識したいものだと思っています。

 

↑写真のアイテムはショップにて販売中!
 
      
      Tiiu


2024年3月7日木曜日

偏愛キッチン道具・木製のさじ

ずっと欲しくて探していたけど

なかなか丁度良い色と大きさが

見つからなかったのが

木製のさじ、言わば木のスプーン。 

 

調理用の大きなお玉サイズの

木のさじは頻繁に見つかるものの

食事に使うカトラリーサイズとなったら

途端に見つからなくなるのです。


熱々のお粥やリゾット、ポタージュスープ

などなどを食するとき

素朴な木のスプーンで食べたら

より美味しそうなのに..と常々思っていて

 

ようやく見つけたのが日本滞在時に

ふらりと入った雑貨屋さん。


アカシアの天然木で作られた

ほっこりテイストの木のスプーンは

大きさも色もざらっとした質感も

一目で気に入って即お買い物。

 

その後、無印良品やニトリなど大手ショップでも

木のスプーンが販売されているのを

目にしたので、日本では簡単に手に入るらしい

ということが分かりました。


ようやく手に入れた木のスプーンを

ホクホクと持ち帰り

早速、寒いスープ日和の日に

ざらっとした舌ざわりを楽しみつつ

愛用しています。



      Tiiu

2024年3月4日月曜日

手離せない類のモノ②

 以前に綴ったヴィンテージの

オットセイは、恐らく35年近く前に

遡って手に入れたモノと思われますが..

 

約25年ほど前にブリュッセルの

タンタンショップで手に入れたと

思われるのが

躍動感のあるタンタンのキーホルダー。


実家の私物を片づけていた時に

ひょっこりと見つかったのが、これで

所々、塗装が剥がれているのが

経年の味わいになっていて

 

処分するどころか、

連れ帰らずにはいられませんでした。

 

幸いにも、夫が喜んで欲しいと言ったので

このタンタンを彼が受け継ぎ、

結局、自分も頻繁に目にすることが

出来るので一石二鳥です。

 

総じて捨てられないものには

はっきりとしたモノのオーラが

感じ取れるのは、不思議なもので

 

それは服でも小物でも雑貨でも

ただの箱であっても同じこと。

 

スーツケースに入らない大きなモノは

持って帰ることはできなかったけど

手離せないで持ち帰った品々を

時々思い出したように綴っていこうと思います。

 


      Tiiu
 
 

2024年2月29日木曜日

硬水と乾燥に負けないシャンプー

日本に滞在している期間、

ヘアサロンでカット&カラー施術は

してもらったものの

 

その後、特に何のケアもしていないどころか

適当なシャンプーを使っても

安定して髪の状態がとても良く

 

やはり湿度とお水の恩恵、

 いわゆる環境の違いを思い知らされました。

 

  というのも、硬水で日本より乾燥する

ヨーロッパ地中海岸地域に住むと

あっという間に髪と頭皮はバシバシに乾燥し

 

油断するとパサパサ+アホ毛だらけ..

それらを抑えるのに

ヘアクリームが欠かせなくなり 

 その結果髪のボリュームが変な風に下がる

という負のスパイラルに陥るのです。

 

これまで、そんな悩みを解消すべく

色んなシャンプーを試したり

そもそも界面活性剤が駄目なのかもと思い

石鹸成分ナシを使ったり、湯シャン、酢シャン、

様々な試行錯誤をしたけれど、


これらをしても大して変化が起きなかったり、

また別の問題が浮上したりしたので

半ば諦めモード...


ところが最近たまたま夫が使っていた 

head&shoulders社のシャンプー

 を試しに使ってみたら、そこに正解がありました。


head&shouldersメーカーは前から名前だけ

知っていたけど、メンズ用というイメージが

自分の中に何となくあって

ただの先入観で使っていなかったのです。


ところが、そういうことは全くなく

今までの悩みをほぼ解消してくれる使い心地で

久々にこの地で髪のサラサラ弾力触感を味わいました。


とても手に入れやすいメーカーだし

良心価格も嬉しく、

ようやく髪の救世主に出会えた気分です。



       Tiiu

2024年2月26日月曜日

旬のカリフラワーと破格の出会い

ヨーロッパ全般で野菜や果物価格の高騰が

2024年に入っても止まらず

その中でもスペインでの価格上昇率は

EUの中でもトップクラス、

 

そんなニュースを聞いていたから

スーパーや市場で目にする価格に

驚きはするものの

(日本から戻ったばかりで余計にそう感じる..)

 

半ば諦めの境地になっていた、ある日

普段は行かない、少し遠い距離にあるスーパーで

ここ数年で見たことのない

一玉が1ユーロという破格の

カリフラワーを発見し、欲張って

3玉も入手してしまいました。

 

そもそも

 3-4年前までは決して珍しい価格ではなかった

カリフラワーの一玉1ユーロですが、


今となっては1キロが3-4ユーロが相場価格、

今回購入したものは一玉が2キロくらいの大モノ

だったから、1キロあたりは0.5ユーロなので

相場の6-7倍も安いではありませんか。

 

そんな訳で3玉の大玉=6キロを調達した

我が家では、日々消費をどうするか

レシピ検索にも追われ、

 

好物だから苦にはならないものの

調理しても調理してもなかなか減らない

カリフラワーを3年分位まとめて

消費しているような状態です。

 

*我が家の定番、カリフラワーのポタージュ↑

結局、一玉分は固ゆでして冷凍しました..

        Tiiu

 

2024年2月23日金曜日

春夏はキラキラと透け感が良い!

今季の春夏は昨シーズンに引き続き

透明感やシアーを含む

透け感ディテールが健在です。

 

シャツやブラウスなどのトップス

だけでなく、アクセサリーや靴、

バッグなどにも浸透しており

もはや定番的とも言えるディテール。

 

それに加えて、気になったのが

キラキラと煌めくラインストーンや

ラメ感、スパンコールなど

キラキラディテールが復活しており、

 

久々にシルバー色やラメ感のある

サンダルやスニーカー、

アクセサリーもキラキラ感の

しっかり効いたデザインに

今季らしさを感じます。

 

キラキラと言えば、ドレスアップ仕様の

印象がありますが、敢えて普段使いに

取り入れるのが今年流で

その反動で服は全体的に大人しめな

イメージは否めなく

 

シンプルだけれどさりげなく

主張が効いた上質デザインが台頭している印象。


小物類で華やぎと遊びココロを効かせて

服は上質ベーシックにちょっとした捻り、

プラスαで色に個性を効かせると尚良い感じ

 

それだけで今季らしさがキラリと

光りそうな2024年の春夏雑感です。

 

*写真のシャツとベルトはショップにて販売中!

        Tiiu