2021年1月30日土曜日

続くノスタルジー人気

 ファッションの街、パリで活躍する

人気ファッションブロガーや

インスタグラマーの服装を観察すると

 

大きな付け襟にベレー帽、フレアパンツや

袖のふんわりしたかぎ編みニット、

刺繍の入ったブラウスやカーディガン..

などなどのアイテムが駆使されており

 

 まるで50~60年代にタイムスリップ

したかのような

(..建物は古いままなので余計にそう感じる)

ファッション人気が垣間見られます。


「ノスタルジック」と感じる対象は

人それぞれ違うものだけれど、

自分にとっては初めて訪れた

90年代のパリでさえ、ノスタルジック。


その時に好きだった小さなショップ、

ブランド、カフェ、本屋などなど

全てがセピア色のフィルターに包まれ

今見ても心躍るものがあります。

 

ひときわ可愛らしいアイテムが多かった

50-60年代を象徴するようなアイテムに

再び注目が集まり、前時代のモノに価値を

見出す時代の流れは、ここヨーロッパで

根強く続いていると感じます。


*ショップにて販売中のノスタルジックデザインのフランス製ニット

https://tiiu.ocnk.net/product/3206         Tiiu

 


2021年1月27日水曜日

一転、ポカポカ陽気の庭

 数十年に一度の寒波がやってきた

と思えば、翌週には一転、

昼間は20度近くのポカポカ日和。


庭の植物たちもこの急激な

気温の変化に戸惑っているのか

花の蕾が膨らんだり、止まったり

あまり覇気がないように感じます。


春までの道のりは少しずつ、

出来れば1℃づつ位ゆっくりと、

気温が上昇して欲しいけれど


強風の日があったり、突如雹が降ったり

目まぐるしい気候の日々です。


という訳で、庭仕事は一向に進まず、

今は貴重に思える穏やかな気候のお昼間には

長椅子を出し、読書で庭時間を費やしてしまい

 

春に向かって気候が安定するまで

家と庭を行ったり来たりしています。

 


                           Tiiu

2021年1月24日日曜日

たかが塩でも

 旅の土産やちょっとしたギフトで

これまでに塩を頂くことが割とあり、

しかも1箱あると消費するまで

かなり時間がかかるため

 

気づけば、色々な種類の塩が

ストックされている我が家です。

 

フランスのブルターニュ地方には

塩の産地があり、その辺りの塩や

たまたまお店で見つけて欲しくなった

ミル付容器入りのヒマラヤ塩などなど

 

パッケージもそれぞれ風情があって

見ているとなかなか楽しいのが

ヨーロッパの塩

 

肉料理、サラダ、スープ料理..と

調理法によって使い分けると

 

ハーブ入りの塩などはサラダに便利で

ステーキにはミルで挽いた塩が肉の

旨味をかなり引き出すような気がします。


塩を使い分けると、他の味付けが

もっとシンプルになると

今更ながらに気づかされます。     

 

                Tiiu

 

 


2021年1月21日木曜日

メリージェーン靴+ソックスの魅力

 バレエシューズ風の形をした

フラットシューズにストラップが付いた

ガーリッシュな佇まいが愛らしい

メリージェーンと呼ばれる形状の靴が

欧州で人気の兆しだそうで、

 

 スペインでもフランスでも、

この靴ばかりを作る専門店が

既に人気を博しているようです。

 

メリージェーンと聞いて、

自分の中で思い浮かぶのは「小公女」で

パテントやベルベット地で丸いトゥが

それらしい定番のイメージです。


 ところが、今トレンドになりつつある

メリージェーンは、大人っぽいモデルもあり

柄ソックスを合わせたり

ストラップがT字やクロス型になってヒールのある

タイプがあったりと、スタイリッシュ。

 

個人的に良いなと感じたのが、キャメル色の革の

T字ストラップにラメ入りの淡い色調の

ソックスを合わせたスタイルで

 

メリージェーン特有の可愛らしさの中に

エッジの効いた大人っぽさが見え隠れして

素敵なバランスに人気がでるのも納得。


きっとこんな靴があったら

素敵な柄のソックスを幾つも

手に入れたくなるんだろうなと

思わずそんな想像もしてしまうのでした。



                               Tiiu

 

2021年1月18日月曜日

異国へ誘うオリエントティー

 香りをかぐと、その香りに

まつわる異国の風景が、たとえ想像でも

 頭の中で広がるのは最高の癒しで


香りでの世界旅行を容易に可能に

するのが、ティータイム。

 

中でも自分が訪れたことのない

異国情緒溢れる香りのお茶と言ったら、

スパイスたっぷりの中東風、

オリエンタルティーです。 


アニス、ミントなどすっきり系の

アロマと、シナモン、タイム、パイナップルの

皮などスパイシーなエピスが混ざった

 

寒い日に身体を温めてくれるエピスの

効いた、エキゾチックティーは

個性の強さで好みが分かれる所があるけれど...

異国情緒を味わうには、うってつけ。

 

合わせるお菓子は

アーモンド系のカリソンなど

(アーモンドにフルーツの砂糖漬けと

オレンジの花で作られた南仏のお菓子)

ナッツ系の風味がよく合います。 


実際に旅へ訪れる時、意外にもその土地特有の

お茶を積極的に飲む時間的余裕がなかったりする

ものだけど、後から知って手に入れたお茶で

その旅の記憶が蘇るのも不思議な事です。



       Tiiu

 


2021年1月15日金曜日

紫にんじん

 昨年の夏以降、オンラインの

八百屋から野菜や果物を注文する

ことが多くなってからは、

 

スーパーではあまり見かけない

少し変わった種類の野菜や

旬の季節だけ出回るレアものを

注文しては、届くのを楽しみにしています。


やはり、八百屋専門だけあって

スペインで一番美味しい産地の

こだわり品を集めることに長けていて


旬を狙ってポチっとすれば、

お値段も手ごろで手に入ります。


ここのところ毎回購入しているのが

紫色をしたニンジンで、これは香りから

味まで、いつものオレンジ色人参とは

別モノ野菜みたいな変わり種。

 

皮を剥くと手の平がパープルに染まり

見た目は中々の個性だけれど

食べるとサツマイモとカブの合いのコみたいな

甘みとほくほく感が魅力です。


何気にお皿もエレガントに映える

紫ニンジンは葉っぱも丸ごと使えて

冬のバリューな野菜です。



                               Tiiu


2021年1月12日火曜日

極寒の冬が欲しい服を変える

年が明けて間もない頃から

かつて記憶がないくらいの

低気温が続く、真冬のスペインです。

 

そして日本も含め、自分が知る限りの

他の国々でもこの寒波がやって来て

いるらしい..そんな冬、


いつもにも増して求めるのは

身も心も温かい気分になれそうな

ユーモラスでポッと心に灯がともる

イメージのデザインで、


ふわふわやほっこり、ざっくりなど

暖かな素材の風合いにも

癒されていたい気分です。


寒さが厳しい分、ギュッと凝縮して

例年より早めに冬が終わらないかしらと

ほんのり春に思いを馳せても


いいなと思う服はやっぱり

優しい温かみを感じるデザインで、

 

社会情勢と極端な寒さが知らずしらずに

レトロやノスタルジック、

ロマンティックな甘さなどを

求める心を作っているのかもしれません。



                             Tiiu

 

 

 

2021年1月9日土曜日

飾り気のない機能美

 贈り物で貰って嬉しい品物

と言えば、我が家の場合は圧倒的に

食品やキッチン用品。

 

今季のギフトシーズンにおいて

貰って一番嬉しかったのは、

Alessi社のステンレスボウルです。


ミニデザートやフルーツを入れるのに

お誂え向きな大きさの、6個セットで

 手に持った時のフィット感と

柔しいカーブに癒されます。


飾り気や装飾は一切なく、

重ねて置いていたら何の食器なのかさえ

分からない位なのに、


中に食べ物を入れることで

独特の雰囲気を醸し出す

素材と形のハーモニーを

ずっと感じていたくなるボウル。

 

家に籠っていると、小さな雑貨一つで

元気になれたり

普段の時間がスペシャルに感じられるのを

思い出し 


そうだ、こうして自分は

雑貨に興味を持ち始めたんだ、と

雑貨好きの原点に戻った気がしています。


                                                                                                   

                                                                                                 Tiiu


2021年1月6日水曜日

ベーシックの落とし穴

 とにかく着回しを楽にするため、

長いスパン使える事を優先させる目的で

ベーシックなアイテムばかり

手に取ってしまうことは有りがちですが、

 

 装うことに喜びを感じる

多くの女性たちにとって、

ベーシックアイテムの分量には

気を付けないといけないのだそう。

 

フランスのモード記事によると、

一般にベーシックと言われている服でも

その人に本当に似合う服は半分位しか

存在しないのだそうです。

 

それでも人は、ベーシックという

言葉の罠にハマって、

皆と同じような服を買い足し、買いなおし..

のサイクルを続けてしまうもの。

 

一方、ひと目惚れで衝動買いした

非ベーシックなアイテムを

思った以上に繰り返し着ている、

ということがあります。

 

それは自分に喜びを与えてくれて

且つ、スタイルにフィットしたアイテム。

 

ベーシックは全くないのもいけないし、

有り過ぎても、身に付ける喜びが減って

自分らしいワードローブで無くなってしまうから

その割合が肝心。


バランスよく、コーデを回せて

適度に遊びの効いた、

自身の個性が反映したようにクセのある

ワードローブに憧れます。


↑ベーシックと混ぜて簡単に個性が出せる、

ヨーロッパのユーズドアイテム!


     Tiiu

 


2021年1月3日日曜日

おばあさんのパン焼き機

 家庭でお手軽にパンを焼ける

ホームベーカリーなる家電 、

今でも進化し続けているものと

思われますが...

 

フランスの義家族が

長年倉庫に眠らせていた、

おばあさんが残した古いパン焼き機を

思い出したように使ってみると


今でもしっかり、現役として

機能するのでした。


とはいえ、1回目から大成功した訳で

なく、2回、3回と試行錯誤を繰り返し

ようやくコツが掴めてくるもので

 

確かに、美味しいパン屋が多いフランス

においては、買った方が美味しく、

余程お手軽です。

 

しかし、美味しいパンに中々出会えない

スペインにおいては、話が別。
 

スーパーマーケットですぐにパサつくパンを

買うのなら、ホームベーカリーで

毎回、少しの味とモチモチ度の違うパンを作る方が
 
ずっと日常がワクワクします。
 
 

        Tiiu