2019年7月30日火曜日

ローズの香りでティータイム

気温がグングン上がる
スペインの暑い午後に
一気に飲み干したくなる
さっぱりした香りのアイスティー。

夏は日照時間が長い
ヨーロッパにおいて、
昼ごはんの後に仕切り直して

1日の後半を始める前に
目覚めのコーヒーのように
飲むという意味でも効果的です。

冷たくするとどうしても
香りが飛んでしまいがちなので、
アイス用に向いているのが

しっかりとした濃厚な香り且つ
爽やかなフローラル系で

 例えば、アールグレイの
ベルガモットやスミレの花、
優雅さのあるローズも魅力的。

最近お試しで頂いた
ローズ入りのルイボスティーは
少し濃いめに淹れて冷やし、
ミルクティーにしても香りが残り

頭がシャキッと整うイメージで
ティータイムが楽しみになるもの。

難点はいくらかのクッキーなど
甘い物を頬張りたくさせる、
ということ位です。

 
 
                                  Tiiu

2019年7月27日土曜日

白い服と主張色アクセサリー

ベーシックや暗めトーンで
埋まりがちな秋冬の服装に
比べて、思い切った色彩を
楽しめる夏のファッションですが、

洋服で個性色を加えると
自分に似合う色かどうか、
色同士の相性は大丈夫か?

などなど、制約に縛られて
鏡の前で悩んだ挙句、
結局同じ組み合わせでしか
着られなかったり、

手に入れた個性色の服を
活かすために、また新たな
服を買い足さねばならなかったり..

結局、
 殆ど着ぬまま秋がやってくる
ということもしばしばです。

 そういう失敗を経て
落ち着いたのが、白い服を着て
アクセサリーで色を目一杯楽しむこと。

白いTシャツ、タンクトップや
コットンやリネンシャツでも良くて、
その上に重ねる色物アクセサリーは

真っ白な画材のアートを描く
ように自由な気持ちで色を足すことが
できるのです。

白に慣れたら少しずつ違う色の無地
にも挑戦できてくるので、
足したり、ひいたり、加減を変えて
アクセサリーで主張する色コーデ。

アクセサリーの色の数だけ
カラーバリエを楽しめる、
一番堅実且つ効果的な色の楽しみ方と
言えそうです。



                            Tiiu

2019年7月24日水曜日

偏愛キッチン道具・コーヒーミル

香ばしい挽き立てのコーヒーが
飲みたくて大量の豆を買い込み

祖母の代から受け継いだ
マニュアル式で
地道にゴリゴリと挽く

コーヒーミルを使っていたのは
つい最近までのことですが

ボタン一つであっという間に
 大量のコーヒー豆を
粉に出来てしまう

自動タイプのミルを
 置いてしまうと

手で挽く時間の10分の1以下の
時間と労力で出来てしまうものだから

今ではゆっくりと手で挽いた
時間が懐かしく、

まだまだ現役で使える
コーヒーミルがアンティークの
インテリアと化していくのが
寂しいような気もします。

家電が壊れた時には
出番があるに違いないだろうけど、

忙しい現代生活において
自動での時短も魅力であり、

どちらも
美味しいコーヒーを飲むための
欠かさない偏愛道具と言えるのです。


                   Tiiu

2019年7月22日月曜日

ピクニックに出かけたくなるトラベル・マグ

ずっと気になってはいたけれど
手に入れる機会が無く
見送っていた雑貨の一つが

2重構造のプラスチック製で
温かいのも、冷えた
飲み物も入れて持ち歩ける
トラベルマグ。

スターバックスのカップ風
容器は、もちろん使い捨てではなく
洗って何度も使えるエコな品で、

最近は色々なショップで
見かけていたけれど
大体はカラフルポップなカラーの
ラインナップ。

敢えて地味色が新鮮に思えて
手に入れたのは、
北欧の落ち着いた雰囲気がする

デンマークBODUM社の
アイボリーカラーのマグでした。

完全なる密閉容器ではないので
横に倒して持ち歩けない..
だからバックのポケットに入れたり
ピクニックバスケットに立てたりと

アウトドアで使うには
少々工夫も必要です。

ちょっとコンビニによって、
そこの自販機で..などが出来ない
不便さがあるヨーロッパにおいて
なかなかの活躍が期待できそうな

そしてピクニックなどの
アウトドアの楽しみが増えそうで
あると嬉しい雑貨です。




                                           Tiiu




2019年7月20日土曜日

濃厚果実の蜜柑ジュース

バレンシアの生絞りオレンジジュースは、
ここいらどこのカフェで
注文しても外れナシ
 と言える程の美味しさだけれど

その上をいくほどに
濃厚な甘みにうっとりと..
酔いしれる、夢心地の味なのが

オレンジより小ぶりの
マンダリーナと呼ばれる
蜜柑のジュース。

旬を過ぎたオーガニック畑の
蜜柑が大売り出しになったところで
 大量にまとめ買いをして

 半分以上は蜜柑として食し
皮も硬くなり始めたところで
後の半分は

生絞りジュースとして
果肉もたっぷり含んだ状態で
一気に飲み干します。

果実の甘みがギュッと凝縮されて
熟成されたような香りが
口の中に広がる贅沢さは

この時期限定、というのが
更にありがたさを増すもの。

この熟成蜜柑を使った
カクテルもきっと素敵な味に
違いないと、みかん中心の夕べを
頭で思い描いています。



                                  Tiiu

2019年7月18日木曜日

付ける場所に迷う?ワッペンブローチ

数年前からじわりじわり
ヨーロッパで人気が続いている
ワッペンブローチは、

薄い布張りになって
刺繍デザインにビーズや
 スパンコールなど、
自由なデザインが魅力的。

カジュアルなスタイルに
遊び心のスパイスを加える
手段にピッタリです。

一般的には
ニットやジャケット、スウェット
などなど厚手の布地に付ける
イメージのあるブローチも

このワッペン型であれば
夏でも取り入れやすく、

身に付ける箇所は
洋服だけにとどまらず
 ラフィアやキャンバス地のバック
帽子などの小物にも

付ける場所に迷ってしまう程
軽くて身に付けやすい
 アクセサリー。

デザインもナチュラルな
リーフやフラワーから
クラシックなエンブレム、
攻めたデザインのアニマルまで

ワッペンだからこそ出来る
凝ったデザインを選び
自分の定番をカスタマイズしては
簡単に取り外す...

気張らないのに粋な個性を
加えたい、そんな気分に合った
クラフト感溢れるアイテムなのです。



                     Tiiu

2019年7月16日火曜日

涼しい間に朝食を

昼間は気温がぐんぐん上がり
外の通りは、ひっそり人の歩く姿が
見えなくなるスペインでも

朝、日の出直後の数時間は
ヒンヤリと涼しい外気を体感
できる貴重な時間帯が存在します。

家でも、旅先でも、
朝の時間は目一杯動くことにしており
起きる時間も冬より1時間は早め、

太陽が上がっていくと
みるみる無くなる
天然エアコンのような涼しさを
少しでも味わおうと

朝食はこの涼しさの中、
外でとるのもこの時期ならでは、で

朝には沢山活動するので
英気を養うために
カロリー高めのペストリーパンや
パスタや丼ものを食べることも

それでも、エアコン入りの
室内より涼しい時間帯は
あっという間で

時間に追われる、というよりは
太陽に追われながら

だらだら話す時間もなく
短かい朝食時間が
過ぎていきます。






         Tiiu  





2019年7月13日土曜日

ティーフレーバーの手作りおやつ

暑い夏の日に欲する食べ物は
前菜、メイン、デザートに
関わらず、ヒンヤリした口あたりが
嬉しいもので、

こんな時こそは
普段はお菓子作りが苦手で
滅多に作らない私でも

キッチンスケールを
抱えて、新しいデザート作りに
挑戦します。

手間暇をかけた上に失敗した
時のメンタルダメージが激しい
焼き菓子全般に比べて

冷たいデザートは
短時間で済むから、
失敗を恐れず新しい味に
挑戦できるというものです。

アーモンドフレーバーの
ブランマンジェを応用して
アーモンドの代わりに
胡桃のルイボスティーで風味付けした

自己流ブランマンジェは
メープルシロップ、牛乳など
冷蔵庫の余りものも消費して

夏の新しいおやつに
堂々加わるのでした。




                            Tiiu

2019年7月11日木曜日

トロピカルな洗濯かご

かれこれ10年近く使い込んで
持ち手が取れたり、編み目がほどけて
ワラワラになってもなお
愛用していたラフィアの洗濯かご。

 それでも、ラフィアの質感と
目の覚めるような配色が気に入って

どうしてもプラスチック製など
安易に買い替える気が
起きなかったのは、

やはり、洗濯モノを干す行程が好きで
 それを増々気分の上がる時間に
したかったから。

そして、ようやく見つけて
新調した2代目は、
やはり天然素材を編み込んだ
大きなかごで、

色はナチュラルと海藻のように
深いグリーン色のコンビタイプ。

2段階に大きさを調整できるのは
斬新だけれど、先代の籠みたいに
洗濯ばさみを収納するポケットが
無いのは、少し残念..

 これを使い込んだ後、もし破けたり
穴が開いてしまったなら、
第2の使い道は
植物の鉢カバーにしようなどと

先々のことも想像しながら
にんまりと眺めています。


        Tiiu


2019年7月9日火曜日

石を探して

毎年夏が始まると、
1週間に少なくとも1度は
涼を取るために赴く

バレンシア地方の森の中を
巡る河歩き。
 
河を辿っていくと
澄んだ池のようになっていたり
滝が出来ていたり、
そういったコースは近場に幾つもあって

その森の中にできた
自然のプールで泳いだり
水浴びをする人も多く
山歩きとセットで楽しめるものです。

さて、河歩きのもう一つの目的は
河原に佇む角が取れた
色の綺麗な石を探すというもので

持ち帰った石は
我が家の多肉植物など
寄せ植えを飾るオブジェとして
活躍するのです。

魚も泳いでいて
澄んでいるけど流れの早い
河の水に浸かりながらの石探し

赤茶やブルー、モスグリーンなど
自然が産み出すアート探しは
夏の恒例となりつつあります。


      Tiiu

2019年7月7日日曜日

マイナス1度の肌心地

服でも下着でも、
年を重ねるごとに欲するのは

まるで身に付けていないかの
ような軽さに加えて
肌に当たる部分の心地よさ。

蒸し暑くて不快な気温が続く
 真夏日におけるリネン素材は 
正に救世主的な快適素材で

身に付けると体感温度が
マイナス1℃は下がるような
爽快さを感じてしまうと、
日々のユニフォーム的に着続けたい程.

ヨーロッパでは 毎年
夏になるとリネンの専門店が
ビーチに並んだり、

街中のショップでも
ベーシックなリネンのラインに
 今年色が出回ったりして

何色が出てきているかをチェックする
のも楽しいひととき。

ナチュラルなベージュのリネンカラーも
王道で好きだけれど、
ストールでニュアンス色を挿してみたり
 
イエローやフューシャ、オレンジ色
などの派手色を纏う人を発見すると

素材感以上の贅沢さを
感じてしまいます。


           Tiiu



2019年7月4日木曜日

ピクセルチェリーのカップ

第一印象は良くなかったのに
毎日顔を合わせている内に
少しずつ愛着が湧く。

そういったことが
モノとの出会いでも
意外にあるもので、

家族が買い帰ってきた
 チェリー柄(しかもピクセル!)
 のティーカップが正にそれ。

あまり自分好み
ではない、デザインに最初は
困惑するものの

時々自分の好み外を受け入れる
ようにも努めねば、と
半ば諦めていたところ。

エスプレッソマシーンの上に
重なったピクセルチェリーを
毎朝眺めているうちに
だんだんと

なんだか愛着に似た思いに
変わりつつ、、

ピクセルチェリーのティータイムは
ノスタルジック で
今ではピクセルが刺繍のようにも
見えてきました。


          Tiiu   

2019年7月2日火曜日

ひよこ豆ペーストとトルティーヤ

ヒンヤリだったり、スパイシーや
さっぱり食感の食べ物を欲する
夏の季節には、

食感に加えて
お手軽につまめるメニュー
というのも重宝します。

そんな暑い夏の日にはもちろん、
小腹がすいた時にも
我が家でよく登場するのが

「フムス」こと、
ひよこ豆のペーストです。

 ひよこ豆を茹でて自家製を
作るという気がさらさらないのは、
スペインでは、どこのスーパーでも
安価に手に入るからで

最近では、プレーンタイプの
他にもスパイス入り、
オリーブ入りなどなど
 味のバリエーションも増えています。

これをパンにディップも良いけれど
からっとしたトルティーヤに
塗って食べると食欲も増し
 お腹に重たく残らないのが心地よい、

おうちでのアペリティフにも
ピクニックのお供にも
超お手軽が嬉しいフムスです。 



                Tiiu