ヨーロッパではお馴染みの野菜
と言っても良いスイスチャード
という大きな葉モノ野菜は
日本ではフダン草などとも
呼ばれているようで
その存在を知ったのはスペインに
住み始めてからだったように記憶します。
根を深く張らない葉モノ野菜だけに
簡単に家庭菜園でも作れるかな
と思いつき、種を入手して
今季初めて植えてみたら
あっという間に芽が出て
ぐんぐん成長し、いつも間にか
赤に色づいた茎が目印の
あのスイスチャードになっていました。
成長半ばの若葉のころは
生でサラダに混ぜて食し、
大きく成長してから収穫したものは
炒めたり、煮込んだり、スープに
入れたり..などなど
レシピに迷ったら、小松菜と
同じような使い方をしたら
失敗がないような気がします。
とりたてて味にクセのない野菜だけど
カラフルな色づかいは、クセつよめで
食卓を華やげる役割も担っています。
Tiiu
普段はオリーブの木のように
常緑の葉を付けたシンプルな見た目を
しているブラシの木
この常緑低木の名前が
ブラシの木である理由が判明するのは
毎年1、2度開花する
真っ赤な花の形状を見た時で
それは真っ赤に燃え盛る炎のように
鮮烈な赤色で、枝垂れた枝先に
一気に咲かせる花の形状が
ブラシの形に似ているからです。
今春のブラシの木は例年以上に
満開の花を咲かせ
格別に幻想的な風景を作っており
この花の蜜を吸いに野鳥やミツバチが
とめどなく行き来して大渋滞
鳥たちは蜜を吸う間に枝にぶら下がるため
その重みでしばしば揺れている
という光景を目の当たりにする日々です。
Tiiu
最近になって我が家の庭で
頻繁に見かけるようになった
キツツキに似た野鳥のヤツガシラ
長いトサカと湾曲したクチバシ、
(口だけ見るとコアリクイのよう! )
キャメル色の上半身に
下半身はゼブラ柄のような白黒の柄
という見た目は一度見たら
忘れがたい派手さで
ファンタジーの中から抜け出した
ような不思議な雰囲気を纏っています。
そんなヤツガシラ、地面に口を
突き刺して、ドリルのように
つついて地面を徘徊しており
いったい何を食しているのか?
AIに尋ねてみると...
地面深くのミミズやムカデ、幼虫
などなどを餌にしているとのこと。
この鳥がいるということは土壌の
虫が豊富で植物も育ちやすい
らしいので、長年手をかけて来た甲斐が
あったというもの。
今後もヤツガシラに魅力ある
土壌作りを維持していきたいものです。
Tiiu
サボテンが花を咲かせる条件の
一つに、なるべく自然環境に近い
ストレスを与える事があるそうで
冬はなるべく乾燥した低温状態を保つ方が
春とのギャップで花芽が付きやすいとか。
今年の冬はいつもより寒く長かった
影響もあってのことか
我が家の多肉・サボテンの開花状態が
異常に良くなっており
今までその花を見たことがなかった
種類にも次々と花芽が付き
さながらサボテンのお花見状態です。
花の色は軒並みビビッドで
フューシャピンク、イエロー、オレンジ
と、ジューシーカラーが並び
植え替えたばかりのサボテンでさえも
(その方がストレス効果で開花条件アップ?!)
無数の蕾を付けるほどです。
釣鐘状の花を付ける多肉の記事はこちら
Tiiu
昼間の気温が23度を超えると
ポカポカの太陽の熱が心地よく
身体を包む感覚になり
外を歩くと公園の芝生の上に転がって
日光浴をしている人なども
見かけるようになります。
オープンエアで飲み食いするのが
大好物なヨーロッパならではの光景で
スペインなど夏の暑さが厳しい国は
とくに、夏になってしまうと昼間の太陽は
激しく、体への負担が強すぎるので
この時期から5月半ばまでが貴重な
ピクニック日和かもしれません。
ピクニックのカゴ、マットレス、
クッション、お茶にサンドイッチなど
ピクニックそのものよりも、
そのディテールが好きな私は
外でも庭でも気軽に野外に出て
ピクニック気分を味わっています。
Tiiu
これまでいくつものタイプの
サボテン、多肉植物の花が咲く様子を
目撃してきた中で
(いつも驚きを伴うので敢えて目撃)
太陽に向かって真っすぐに開花するもの
まるで花冠のように
頭にくっついてポンポンと開花するもの
様々ありますが
共通しているのはどの花も
ビビッドで鮮やかな色をしている所で
これは流石にサボテンらしい期待を
裏切らないなと感じます。
そんなサボテン・多肉たちの中で
何とも情緒ある咲き方をするのが
釣鐘状に黄色い花を咲かせる
こちらのエケベリアという多肉植物
(写真は一番下)
ある日突然枝垂れる様な茎が伸び
ポンポンとベル状のつぼみを付けたら
その中から妖精でも出て来そうな
何とも幻想的なフォルムになるのです。
他の植物に比べて見慣れない分
(しかも季節感があまりない! )
驚きと新鮮さがぐぐっと伴う
繊細な多肉の開花を垣間見ました。
Tiiu
花粉症である私の鼻がむず痒く
なり始めた頃を皮切りに
庭の草花たちの成長が
ぐぐっと活発になり
閑散期の庭に一番乗りで花を
咲かせたのが、今年は
白色のディモルフォセカでした。
真冬の間にも切らすことなく
少しは花を咲かせていた
ディモルフォセカではありますが
この時期になると蕾の数が
指数関数的に増え
植わっている花壇があっという間に
白色の花で埋め尽くされています。
一緒に植えると他の草花を
押しのけてしまう程のエネルギーを
持ったディモルフォセカ
縦横無尽に花壇を占拠している
春先の光景です。
Tiiu
真冬の気温に強風、冷たい雨が続くと
ついつい庭の観察や手入れを怠り
最低限の作業時間に留まって
しまっていた1月も終わり
ふと植物の細かいディテールに
目を向けると
いつの間にか
極楽草が蕾をいくつも付け始め
無花果の固い枝に新芽が付き
薔薇の枝に小さな新緑が見えてきた
ことに気づかされます。
まだ成長はゆっくりながらも
確実にトンネルの出口に向かっており
完全な春移行になると
やることが次々と押し寄せるので
今から出来ることは少しずつ
片付けていかねば、と
重い腰を上げているところです。
Tiiu
我が家の片側隣は広々とした
空き地になっており
近隣の人々が愛犬を散歩するコース
の一部と化したエリア。
そんな隣の空き地には巨大な
松の木が2本そびえたち
そこには大量の野鳥や小動物が
生息していて、我が庭の水飲み場に
やってきては水を飲んだら
松の木へと帰っていきます。
ある強風の日、隣の松の木が落とした
アーチ状にカーブを描いた枝を庭で発見し
捨てるには勿体ないほどいい感じに
松ぼっくりがぶら下がっていたもので
庭の大きな切り株にのせてみたら
いい塩梅のミニアーチが出来て
これに赤い実などを飾ったら
クリスマスらしい雰囲気に
なるのではないかと思ったり..
いつの間にかこのアーチに野鳥が
留まったり、光の当たり具合でも
風景がころころと変わって面白いので
自然のオブジェにとして
しばらく飾っておくことにしました。
Tiiu
秋の長雨のせいで我が家の庭は
かつてないほど、どの植物も
青々と茂り
サボテンのような多肉系の植物の
覇気は減少しているものの
(乾燥を好む性質のせい)
常緑低木や蔓系の植物たちの
成長勢いが 著しく
少し見ない間にモンスター級に
茂っている様子も見られます。
特にツル植物は縦横無尽に蔓を
伸ばしてきており
一旦地面に着くと、その行方が
見えづらくなるのですが
地面に付かないように別の木や
ラティスに絡ませたり
高い所に設置することで
枝垂れた様子を鑑賞できるのです。
漫画やゲームに出てくる触手みたいに
活き活きとエネルギッシュで
思わず絡まってしまいそうなくらい
つる植物がこの上なく元気な晩秋です。
スペインバレンシア地方では
夏は殆ど雨がない一方で
秋には毎年、日本の梅雨みたいな
ちょっとした雨季シーズンがあり
今年は10月の半ばである
今頃が丁度その長雨の時期。
比較的弱い雨がシトシトと
一日中降り続き
とはいえ、特段寒くはないので
外はなま温かく、庭に出ると
ミストサウナにいるような気分です。
こんな時期に庭仕事は出来ない
けれど、降り注ぐ雨のおかげで
水やりの手間要らずで
草木がすくすくと育ってくれて
自然と風景が青々としてきます。
近くでよく見ると
長雨で乾く暇がないせいで
苔が地面を覆っているところもあり
ちょっとしたワビサビの風味も。
雑草が蔓延る速度も高くなるので
雨季が終わったら雑草駆除の
仕事が待ち構えているのです。
Tiiu
以前に綴った
部屋の一部をリフォーム(DIY)
に続いて始まったのが
ずっと前から計画をしていた
玄関ポーチ屋根の取り換え
リフォームで、これはさすがに
素人では手に負えないため
プロの方に頼み、まだ暑さの残る
9月の中旬に決行して
1週間足らずで完成です。
思えば今年はプチリフォームが多い
夏で、家の中がごった返したり
それを整理整頓していく作業も多く
普段できない箇所を清掃できたり
不用品を処分する良いきっかけが
生まれ、年末年始の大掃除をやり切った
ような感覚が...
夏ではあっても、エアコンが効いた
室内では作業も捗り
暑さで水を使った拭き掃除も苦にならないので
夏の大掃除は案外いいのかも
これでゆったりとした気分で
一番好きな秋の季節を過ごせそうです。
↑工事の終盤、あとは片側の屋根を乗せるだけ。
下の木枠は元々ついていた古いものです。
生の草花はさくっと庭に出ると
ひと通り色や香りを楽しめるので
花を切り取って花瓶に生ける
ということはあまりしない
(単に水替えが面倒というのもあり..)
私ですが
ここのところ雑貨屋さんや
インテリアショップでよく見かける
ドライプランツの類は
組み合わせの束を季節ごとに変えて
花瓶や素焼きのポットに挿したり
室内デコとして活用しています。
ドライプランツは花だけでなく
ススキや麦風の穂が付いた
藁っぽいプランツから
実のなるタイプもあったりして
結構なバリエーションがあり
その高さや葉のフォルム、
花や実の色の組み合わせが
長いこと楽しめることから
人気が出るのも納得。
外庭ではリアルプランツ全般を
室内ではドライと
多肉やアイビーの水栽培を
細々と愛でている日々です。
数ある多肉植物の中でも
上へ上へと背丈が伸びていく類の
サボテンなどは、その成長ぶりに
定期的に驚かされるものですが
横に伸びていくサボテンは少し
珍しく、枝が分かれてボリューム感に
ハッと気づくことしばしばです。
そして、一番成長が地味で
かなりの年月が経つまで
気づきにくいのが
まん丸のお団子みたいな形状の
玉サボテンと呼ばれる種類。
丸いお団子がいつの間にか
ふくふくと育ち
時折可憐な花を咲かせて注目を
浴びるものの
比較するものがないので
成長はなかなか気づきにくく
ある日突然、
あれ?こんなに大きかったっけ..
と、いつの間に変わった団子に驚き
よくよく観察してみると
鉢からはみ出すほど大きくなっており
なんだか狭そう!
ようやく鉢を引っ越すサインに
気づいたのでした。
Tiiu
我が家の庭にはどこからともなく
やってきた、こぼれ種から発芽し
それがぐんぐん広がって
いつの間にか
前からここに居ました然として
居座る植物が時折見られ
その代表格がアイビーで
もはや大きなトレリスを隙間なく
覆うほどの存在感。
そして最近こぼれ種から花を咲かせた
のが、カラフルな色の花弁が人気の
ランタナです。
ランタナは好きな植物でもあるので
移植して増やしたいと思ったものの
岩風の大きな飾り石の合間から伸びたこと
から移植は出来ず..花が終わり
種が出来るのを待ち続けたのでした。
そしてこの夏ようやく緑の種が
ブラックベリーの実のような
色に変わりつつあったころ
なんと、その種が一瞬にして
野鳥に食べられてしまったというオチ。
種が熟すのを待っていたのは
私だけではなかったのでした。
Tiiu
春に種蒔きしたキッチンハーブや
ミニ野菜の類が次々と収穫をむかえ
夏の爽やかサラダやマリネ、
サンドイッチ作りなどに
大きく貢献してくれています。
繊細な香りを持つハーブたちを料理に
盛り込むだけで、何気ない家庭料理が
ちょっとしたビストロメニュー風情に
感じられてくるのは不思議なもので
毎日少しずつ
使う分だけ収穫したら、明日には
また収穫分が成長しているという
ループが便利で楽しく
あのハーブを使いたいから
今日はこれを作ろう!などと
ハーブを中心にメニューを考えることも。
出来るだけ収穫ループが続くよう
大事に注意を怠らないよう
管理している我が家のハーブ畑です。
Tiiu
スペイン地中海岸地方の
春から夏にかけての速さといったら
毎年のことながら
凄まじいスピード感で
それは我が家の庭に咲いたり実ったりする
植物の移り変わりを見ると
とても分かりやすく変遷を辿る
事が出来ることを発見しました。
先ずはバラの花の開花が春を告げ
その次にブラシの木が初夏の兆し
そしてジャスミンが満開になると
初夏の安定した気候となり
続いてブーゲンビリアが満開になると
夜に夏の香りが漂ってきます。
夏の象徴とも思えるハイビスカスは
意外にも寒い時期でも開花するほど
逞しいので季節の予想は描きにくく
一番の夏の兆しは無花果の実が
たわわになり始めた頃で
この時には既に季節はすっかり夏に
様変わりしており、
それが丁度今でなのであります。
昔から好きな植物の一つでもあった
シルバーの葉っぱと茎に
鮮やかなイエローの花を咲かす
可憐なカレープラント。
同じシルバー系の葉を持つ
シロタエギクやヘリクリサムなんかと
同じような雰囲気を持ちつつも
やはり黄色の花が一段と
その存在感を高めているのと
カレーの香りがほんのり漂う
異色さにエキゾチックな魅力を
感じずにはいられません。
今まで購入機会がなく我が家の庭で
育てたことはなかったけれど
偶然、駅の寄せ植えコーナーで見かけ
群生でグラウンドカバーしている
植え方がダイナミックで
カレープラントの植え方の正解を
見たような気がしました。
思わず見入ってその美しさを再確認し
やっぱり我が家でも植えたいし
将来的には群生させて広がる様子を
見てみたいと妄想するのでした。
植物の成長が著しく
新芽や蕾の開花、実りなど
春の庭が活発に色づいてくると
それに伴いそれらを狙う
野生生物の動きも
目まぐるしくなってくるのは
困りものです。
例えば薔薇のつぼみを
みっしりと覆うアブラムシ
あと少しで食べごろになる
琵琶の実に食らいつく
クロウタドリ
そして、発芽したばかりのハーブの芽を
ブルドーザーの如く破壊しながら
気づいたころには無にしていく
カタツムリたち。
カタツムリは動きが遅く
そんなに沢山発生しているように
見えないのだけど
一番被害が大きく、どうやら夜間に活動
しているようなので現行犯捕獲できないのです。
そんな野生の生き物たちに
春の収穫を奪われないよう
頭脳戦で対処する日々です。
Tiiu
普段はたまに水を与える程度で
放ったらかし気味に育てている
サボテンも花が咲くと一気に華やぎ
目を見張る存在感になるのは
普段地味なスーツ姿しか見たことがない
女性の初めて見るドレスアップ姿
を見るような.. 驚かされる
ギャップの美しさがあります。
というのも、花がなくても
多肉植物は十分に魅力的であり
花がないデフォルトスタイルが
好きで育てているプランツなのですが
思いもよらないビビッドで
艶やかな色の花を咲かせることが
この時期に起こってくるので
それが春のちょっとしたギフトの
ように思えたりするのです。
この春、見せてくれた
フューシャピンク色の花は
小さなサボテンの周りを囲むように
開花して、花冠を付けた頭のよう。
ちょっと非現実にさえ見えるのに
これが自然の仕業なのだから
サボテンとの生活はやめられません。
Tiiu