我が家の昔の住人さんが
かつて使っていて、そのまま家に残された
古い家具の類は
大半がデザインも好みで
家の内装に合うこともあり
今でも現役で使っている品々が多い中、
残念ながら、使い勝手が良くなくて
処分してしまおうかと
迷っていたのが
サイドにマガジンラックが付いた
ラタンとウッド、コンビ素材の
ローテーブル。
まずローテーブルにしては
高さが低すぎるという難点に加え
表面がラタンなので、書きものは出来ず
ワイングラスなど安定性に欠ける食器も×
その上、床に置いているだけで
地に着いたマガジンラック部分には
埃が溜まっていくのです。
ところが、テーブルとして使う
という発想を捨て、
キッチンの一角に組み込み
食材や道具を収納するスペースに
変えてしまうことで、使い勝手は
みるみる良くなり
役に立つと、
デザインもいい感じに見えて
しまうから不思議なものです。
安易に捨てず、別の活躍の場を
設けることで、少し疎ましくさえ感じていた
小さな家具が復活を遂げ、
今ではキッチンで欠かせない存在です。