2020年12月31日木曜日

フランス人でも着る服がない?!

外国人の視点から見ると

オシャレのツワモノという印象が

根強いフランス人の服事情、

 

実際、そんなに上手くやりくりしていて

いつも洒落て見える人々は

 大体がファッション関係者かプロ、

かなり少数派、というのが現状で

 

多くのフランス人女性が(男性も?)

服を多く持っていても、いなくても

度々着ていく服が無いという悩みを

抱えているそうなのです。


沢山服を持っているのに

着ていく服がない状態のことを

「ワードローブの故障」(つまり機能不全)

と表現している

仏ファッションアドバイザーが書くには

 

持っている洋服のたった20%しか

実際に着ている服がない、

という状態の人が沢山いるのだそう。


何年も服を貯め込み過ぎて、整理しないまま

取り出せなくなってしまったり

外見、好みの変化により着なくなった

服もごちゃまぜになっていたり・・

 

モード大国、フランスに住んでいても

ワードローブの作り方に失敗

している人々、多数なのです。


それを解消するアドバイスとして

一際、興味を持ったのは

ベーシックとの向き合い方。

 

さすがプロ、という視点なので

これはまたの機会に要約して

ご紹介したいと思います。



        Tiiu



 

 

 

 

2020年12月28日月曜日

おせちも兼用?!アペリティフ皿

 クリスマスを毎年悩ませる

食事の献立問題を解消させるべく

最近、すっかりお世話になっているのが

 

小さなおつまみをひたすら詰めて

なんだかそれっぽく見せてくれる

アンティークのアペリティフ皿。


これが二人の食事にはピッタリ

丁度よい分量で

実はスモークサーモンや生ハム、

ドライフルーツやチーズなんかを

隙間なく詰めているだけで


凝った調理は一切していないのだけど

皿の存在感で豪華な前菜に見せてくれる

魔法の様な食器です。

 

そこで、

詰めると言えば..ふと思い浮かんだのが

お正月のおせち。

 

欧州で和のおせち料理を作るのは

食材を集めるだけで困難だから..作ろうと

思った事はなかったけれど

 

こんな風に小さく分けて詰めたら

おせちっぽい雰囲気も味わえそうです。

 

そういう訳で、洋風なんちゃっておせちで

お正月支度も時短出来そうな予感です。

 


                         Tiiu

 

2020年12月25日金曜日

ミセス・メイゼルとワンピース

 Amazonドラマが制作するアメリカの

コメディドラマ「ミセス・メイゼル」が

面白く、シーズン1から3まで

立て続けに視聴しています。

 

 笑いどころが詰まったセリフと内容も

さることながら、ファッション好きなら

きっと釘付けになるのが

50年代のキッチュでラブリーな

主人公の衣装やアクセサリー使い!

 

 マリリン・モンローやヘプバーンを

彷彿とさせるリトルブラックドレスあり、

水玉やストライプ、フラワー柄など

多色使いのワンピース+ヒール靴など

 

 めくるめく衣装使いに

飽きることがありません。


出てくる服で断然多いのがワンピースで、

その次がセットアップ、時代背景もあるのか

あまりにスカート姿が多いので 

個人的にはワンピース推しの私でも

稀にアンクルパンツスタイルの主人公を見ると

これはこれで、新鮮な気分になったりします。


50年代にありがちな、スカートがかなり

フワッとシルエットのワンピ―スなどは

現代ではあまり見かけないけれど


春・夏・秋・冬と年間を通して

着ていて一番気分が上がるのは

やはり自分にとってはワンピース。


ドレスライクなタイプより、

普段っぽいシャツワンピースや

ニットワンピース、独特の色柄モノ

などを普段から着倒して、自分らしい

風合いにするのが今の気分です。


50年代から随分と流行を経てきた

ワンピースという衣服、

時代が変わってもやはりこのアイテムを

支持する女性が沢山いることに

変わりはないのだと思います。

 

*ショップで販売中のユーズドワンピース

https://tiiu.ocnk.net/product/3175


             

2020年12月22日火曜日

赤い実とクリスマス

 クリスマスが過ぎても1か月位は

まだまだその余韻が残り、

デコレーションも続くのが

ヨーロッパのクリスマスシーズン。

 

 冬は主に部屋の中を飾り

ぬくぬくと過ごすのが

恒例の過ごし方だけれど、


キンとした寒さの中で

庭をくるりと回って観察していると、

視界に入るのは赤くて小さな実が

弾けて飛び出した、垣根の常緑低木。

 

そしてこの赤い実をついばみに

やって来る、オレンジ色の喉をした

小鳥、オジロビタキが中々の役者で


その風景を切り取ったら

クリスマスカードの背景になりそうな位、

風情を感じさせるのです。


赤い実、緑の葉っぱ、

可愛い小鳥のモチーフが

クリスマスや冬のイメージ画に

使われる事に深く納得するのでした。



                           Tiiu



2020年12月19日土曜日

ベッド周りのリネン替え

 気温が下がり、肌寒さが増して

くると、衣類の衣替えの他に

必要不可欠なのが、

ベッド周りのリネン替え。

 

衣類に比べると数は少なくても

毛布やベッドカバーなど...

1点1点が大きいゆえに、結局

けっこうな時間を費やします。


我が家の場合は、夏の間

コットンのタオルケットで済ませ

秋はコットン混の厚手の毛布だけ。


そして12月に入ってようやく

掛け布団を取り出します。

 

枕のカバーは布団カバーに比べて

手頃値で手に入れることができるので

麻や綿など種類を揃えて、取り出すのも

また楽しみなひととき。


また、就寝前に温めておいて

寝る時のぬくぬくを感じる

湯たんぽを準備するのも

この時期の恒例です。


ベッド周りの冬支度でも

何かと色々出したり、しまったり

しつらえているものだと気づきます。

 

 


         Tiiu

2020年12月16日水曜日

お芋だけ商店

 実店舗を構えるよりも

ずっと少ないコストで続けられて

しかも、人の往来が減った社会情勢のせいで

ここ最近で急激に増えた感のある

スペインでの食品ネット通販。

 

ネット販売の利便性を生かして

 専門性の強いジャンルも見つかり、

お取り寄せ感覚で買い物できるのは

なかなか楽しいもので


じっくり探して見ると、

旬の在庫一掃セールなる情報を

得ることも珍しくありません。

 

 先日まとめ買いをしたのが

お芋専門店でのお芋のセットで

 

じゃが芋だけでも

ムラサキ芋、新じゃが、フライ用と

煮込み用、 赤い皮のタイプなどなど

種類が沢山あり それらを1、2キロずつと

 

これに加えて大量10キロ近い

サツマイモを注文。

 

これだけであれば冬いっぱい

(できれば春先までもってほしい..)

芋に困らず過ごせるかも?!

 

普段は軽視しがちな芋類だけど

 それぞれの銘柄を調べてみると

意外に奥深く、その特性を生かした

調理法があることを再認識。

 

たかが芋だけどされど芋、

お芋専門店から買ったから

それに相応しく、真面目にレシピを

探してこようと、芋対策に追われています。

 


                                Tiiu

 

 

 



2020年12月13日日曜日

カーキ×オレンジ、時々パープル

 もさっとした80年代風の

エッセンスは、ダサさとお洒落が紙一重な

所があり、着こなし方や着る人など

そのバランス、配分によって

見え方がかなり変わってきますが

 

誰が見てもエレガントな

50~60年代風のディテールは

 今のスタイルと融合しやすく

80年代のスタイルに50年代風の

アクセサリーを加えることだって可能です。


同じように色の組み合わせも

配分を間違えるとかなり奇抜に見えること

もあれば、今までになく斬新で心地よく

感じさせる可能性も秘めています。

 

例えば、少し難しい個性色と思われがちな

パープル色とオレンジ色。

これらを例えば黒と合わせたら、

強い色味だとかなり激しく目立つのだけど...

 

ソフトな印象のカーキ色と合わせて

分量をカーキとパープルを3:1

同じくカーキとオレンジも3:1で 

組み合わせて見ると

何とも心地よいハーモニーだったりします。

 

 心を動かす色の組み合わせも

ちょっとしたバランスで美しいと感じたり

絶妙な色の明度、配分だったりする

ことは、興味深く

 

そんな組み合わせがヨーロッパの

ブランドは、上手いなぁ

熟練しているなと 

色から始まる憧れが生まれ、

ファンになってしまうことしばしばです。


↑フランスの人気ブランドSoeurのコレクションより・・

                    Tiiu




 

2020年12月10日木曜日

素朴で楽しいコルクツリー

 ワインのコルクにカッターで

切り込みを入れて、好きな

デザインの厚紙を2等辺三角形に切って

挟むだけで仕上がる

 

簡単なコルクツリーを作り始めたら

もっと沢山作ってベレン人形と共に

飾りたくなりました。


最近のコルク(特に白ワイン!)は

プラスチック製が多くなっており、

開けた時にそれだと少しがっかり..

ですが、昔ながらのコルクだと

すかさず、ツリー用に保存します。


厚紙はどんなのを使っても

切る場所によって面白そうですが、

 

個人的にはクリスマス用のお菓子の

パッケージが、煌びやかで

アートワークが美しいタイプが多く

よく選びがちです。

 

普段当たり前のように目にする

ワインのコルクも、よくよく見ると

デザインは個々に違うし


水玉やストライプなど

いい感じの厚紙はないかなぁ、と

日常の風景の中、切り取れる部分を

コラージュするみたいに

常に探している自分がいます。



         Tiiu

 

 

2020年12月7日月曜日

マロンづくしの冬の日々

 晩秋が過ぎ、いよいよ

本格的な冬に突入していく

この時期にホクホクと味わいたい

のが、旬の栗。

 

こちらで生栗を見かけるのは

ほんの限られた時期だけで

逃すとまた1年は売り出されるのを

待たなければなりません。

 

 生栗は必然的に焼き栗へと変わり、

 

生栗を見かけない時期には

保存瓶に皮が剥かれた状態で詰まった

ごろごろの栗の瓶詰を

料理やお菓子に使ったり、


もっと加工されたものだと

栗のジャムともいえる

ペースト状にして砂糖とバニラの

風味が加えられたマロンクリームも

我が家では年中常備しています。


秋の味覚ととても相性が良い

栗の味、風味は

この時期とても出番が多く


気づけば、生、瓶詰め、ペーストと

マロンを駆使したレシピを考える

旬の日々が暫く続きそうです。

 

 


               Tiiu



2020年12月4日金曜日

こうありたいワードローブ

 世界的に外出ではマスクが必須で

引き続き、家に籠りがちになりそうな

 2020-2021の冬の季節。


こういう時にふと家で考えるのは

理想的なワードローブについてです。


たとえ外出の機会が激減しても

こうありたいワードローブに関して

あれこれ思いを巡らせることは

ファッション好きには楽しい時間で


じっくりと、自分に必要なアイテム、

あったら嬉しいアイテムを

取捨選択していくと、次の新しい行動が

出来るようになった時、

すばやく、自信を持って動けるようになるので

決して無駄な時間ではないはず...


私の愛読書の1つで、数えきれない位

読み直している

「着るということ」著:水野正夫

の中ではこういう文があります。

↓以下抜粋


'着てこなすとは、その日一日を心地よく

暮らすために美しく温度調節すること'


'いい素材の服は2年目くらいからいい味が

出てくる。着続けているうちに、本来の

持ち味がでてくるのである。'

 

行動が制限される今のこの時

だからこそ、スタイルを磨いたり、

少し方向転換して模索してみる作業が

余裕をもって出来るのかもしれない、と


ヨーロッパの国々の

色んな衣食住のメディアを

 眺めて感じています。

 

 
    *ユーズド品を含むショップの商品です。     
           
 
                                          Tiiu     
            

    

 

2020年12月1日火曜日

お家で愛でるベレン人形

 クリスマスの前後に街のショー

ウインドウなどに飾られる、

スペインでもフランスでもお馴染みの

小さな陶器のベレン人形。

 

イエスの生誕を再現した

宗教的なミニチュアの飾りパーツは

外で眺めるのも美しくて

冬の風物詩的存在ですが


家の一角に小さなコーナーを設けて

デコレーションするのも

また、楽し気なひとときです。


我が家の人形セットは、年代を経た

かなり古い品を引き継いだものだから

新しい人形を買うと色艶の違いに違和感が出て

買い足せないのが少し残念ですが...

 

年月を経た素朴な風情、

手作りの温もりが出たお気に入りの

一式です。


今年はいつもより早く人形を出して

街に繰り出す機会が少なくなった分

家でのデコレーションを長く

じっくり味わいます。



                                 Tiiu


2020年11月28日土曜日

フルーツチョコと塩キャラメルティー

 クリスマスが近づいてくると、

少しずつ食品店のお菓子の棚が

華やいできて、普段は見かけない類の

お菓子が並び始めます。

 

スペインのお菓子も

フランスのお菓子も、これまで

ひと通り食べてみた経験上

 

砂糖をたっぷり使った甘さの強い

菓子よりも、スパイスやドライフルーツが

使われた軽めの方が好みです。

 

クリスマスまでの期間に

じっくり少しずつティータイムに

摘まみたいお気に入りの1つが

 

オレンジやプルーンなど

ドライフルーツをチョコレートで

コーティングした

フランスのお菓子。


チョコレートはかなり薄くて

膜のような軽さなので、

メインは旨味の詰まったドライフルーツの味

 

 これはフランス菓子らしく

赤ワインにも合うけれど

 

甘い風味の塩キャラメルティーと

合わせてデザートタイムに摘まむのも

また、至福の時間。

 

今年はクリスマスティーを

買っていないので、

塩キャラメル×ドライフルーツチョコで

プレクリスマスの雰囲気を味わっています。



                             Tiiu



2020年11月25日水曜日

付け襟トレンドの再来?!

 ここのところのレディな

ロマンティックブームと、

レトロなグラニーシックな

ファッションの流れのせいか、

 

久々に付け襟アイテムの

種類が豊富に出回っているのを

目撃して、ワクワクしています。

 

襟ナシのニットはもちろん、

スウェットや、ゆったりワンピースなど

カジュアルなアイテムにも気軽に

加えて新鮮さを演出できる付け襟は


ガーリッシュなレース編み、

ロックなスタッズの付いた襟、

ニット編みのノスタルジックな

タイプまで、選ぶテイストによって

全体の雰囲気をガラリと変えてくれます。

 

 アイテム自体は

ネックレスと同じ感覚で

身に付けられて、まるでトップスを

変えたような感覚が、付け襟の醍醐味。


襟の素敵なブラウスを買うのも心華やぐけれど

ずっと沢山のバリエーションで楽しめる、

付け襟がヨーロッパで人気も納得の

愛すべきアイテムです。

 

 
販売中の付け襟です。
 
         Tiiu


2020年11月22日日曜日

何にでも生姜シロップ

 寒くなってきたら、

毎冬飲み物に入れたくなるのが

身体をポカポカにする

生姜シロップ。


幸いにもスペインで生姜は

高価でないので、手に入れやすく

たっぷり購入して、少し面倒ながらも

シロップをせっせと作ります。

 

出来上がったら使い道の多さには

感心するほどで、

ホットドリンクにはもちろんのこと

 プレーンなビールに入れたり

料理のソースやたれづくりにも使えます。


作る時の手間暇を考えたら

ビックリするほど、出来る量が少なく

あっという間に消費してしまうけれど

抽出した後の生姜も紅茶の茶葉と

一緒に入れてジンジャーティーで再利用。


その味の奥深さ、複雑さを

考えるとかなり理にかなった

身体にも嬉しい冬の風物詩的存在です。



         Tiiu


 

2020年11月19日木曜日

今の気分に合うグラニーシック

 今季のヨーロッパの秋冬新アイテムを

眺めていると、どのショップも

力を入れるのは、家でも楽しめる

リラックスしたルームウェアスタイル。


コートの新作などは軒並み減少傾向で

どことなく寂しい感じは

否めないけれど...

 

ルームウェアも、リラックスした

スタイルも特別好みである私は、

そんないつもと違うコレクションを

新鮮な気分で眺めています。

 

 外へ飛び出す為の華やかな装い

 ではなくて、ホームウェア感覚だけど

外に出ても大丈夫、なスタイルの中には

 

ガウン風コートやカーディガン、

ざっくりニットにケーブル編みなど

ヨーロッパのおばあさんが着るイメージの

グラニーシックが含まれているから。


グラニーシックとは、

温もりのあるレトロで懐かしい

ディテールを含んだスタイルを指し、

パターン柄やレース&刺繍、かぎ編みなど

時を超えて愛されるヴィンテージみたいなもの。


現代のおばあさんが着ているスタイル

というよりも、

今のおばあさんが一昔前に着ていた

レトロなファッションが近いかもしれません。

 

ヨーロッパの古い時代に暮らすおばあさんを

実際に見かけたことはないはずなのに

映画やファッションで想像し、憧れるのが

何とも不思議で、神秘的な感覚です。

 

 


                              Tiiu

 

 

 

 


 



2020年11月16日月曜日

おばあさんのトースター

 日本だと、どの家庭でももれなく

キッチンにありそうな、

 

食パンをトーストしたり

お餅を焼いたり..お手軽グリルに

オーブンとは別の役割を担っている

小さくて軽いトースター。

 

 こんなに便利な日本式ミニトースターを

ヨーロッパでは意外にも見かける機会が

少なくて、パンが焼けたらポンと

飛び出すタイプのトースターが主流です。

 

しかしこれだとパンを焼くことしか

出来ず、上にチーズやハムを乗せたり

軽く焦げ目をつけたい料理など

バリエーションは広がらず

 

これらをオーブンで出来なくもないけど

温めるまでに時間がかかり

ついでに電気代もかなりの消費...

 

どこかに売ってないのかな、と

探していた矢先、夫の祖母が愛用した

古いトースターが倉庫から出てきたのを

譲ってもらい、思わぬトースター収穫。

 

日本の優秀なトースターとは

イメージが随分違うけれど、

(トースターというよりミニオーブン?!)


確かに場所もオーブンほどは取らず

短時間で簡単にグリルできるので

今まで作りたかったトースト料理は

全て叶いそう。


今ではオーブンよりも頻繁に

出番が回って来ている、

数十年前のトースターです。



                                 Tiiu



 

 


2020年11月13日金曜日

かつてない咲き乱れの兆し

 現在の家に住んでから最初の1年は

全くその存在に気付かなかった!極楽草。

その理由は、1年の間にたった1つの

花も咲かせなかったせいで...

 

翌年、ポツンと1本だけ

奇妙な配色を庭の片隅に見つけて

驚きつつその存在を確認したのが、

記憶に新しい出来事です。

 

それから今に至るまで、

毎年2本か3本、多い時でもせいぜい

3つの花(でも、かなり長持ちしている)

を咲かせる位がお決まりだったのに

 

今年はどういう訳か、蕾が異常に多く付き

膨らんで色づき始めているのを数えたら

なんと10本以上に花が付く算段です。


我が家の庭の一角に

10本以上の極楽草の花が咲いたら

その場だけスポットライトが当たった

みたいに明るく賑やかになりそうで

正にトロピカルガーデンな趣。

 

家にとどまる時間が多い環境下で

少しでも目を楽しませようと

サービス精神が働いたのだと思いたい

この頃です。


*1号目が咲き、芋づる式に花開きそうに付く蕾

 

          Tiiu


 

 

 



2020年11月10日火曜日

フランスのノスタルジックブーム

 少し前から、フランスでは

再び外出制限が始まり

 

基本的に生活必需品でない

服や、本、インテリア、ホビーなどの

商店は開店できないため

オンライン販売のみになるようです。


それが影響してか、どうなのか...

以前から人気が上昇しつつあった

ノスタルジックな古いゲームや本、

ヴィンテージファッションやインテリアの

市場がかなり盛り上がっている印象。

 

 特にヴィンテージファッション、

ユーズド服や小物に関して言えることは

 

昔の衣類は今の服に比べて概ね丈夫な作りで、

長い着用期間があっても

今の服と合わせて、なお素敵に身に付け

られるアイテムが多いこと。


そんなアイテムをよくよく眺めてみると

 質の良い素材と手間ひまが、たっぷりと

惜しみなく注ぎ込まれているのが

見て取れるのです。

 

昔大好きでよく着ていたけれど

時代を経てクローズしてしまった小さなメーカー

のアイテムたちに再び出会える楽しさ、

 

ノスタルジックな雰囲気に心浮き立つ

 そんなワクワク感が、フランスのユーズド、

ヴィンテージブームに表れている

そんな気がしてなりません。



          Tiiu


2020年11月7日土曜日

陽だまりを探して

 家の中で飼われている猫は

室内にある陽だまりを目ざとく見つけて

その場所に居座るという話を

聞いたことがありますが 


正に猫のごとく、陽だまりを

見つけて暖を取りたくなるのが

これからの季節です。


スペインの家にありがちな石床で

隙間から寒気が入りやすい構造は

我が家も同じで、冬の暖房効果はイマイチ。

 

昼間挿す日光が、一番の暖房効果を

発揮するため、陽だまりが出来る

ソフェの一部の座席、庭の一角、

などなどが特等席になるのです。

 

冷暖房が行き届いた環境や、

季節を感じない時は

陽だまりを意識することが無かったのに

今では、家の中でさえ陽だまりを見つけて

猫の様に暖を取る晩秋です。



                             Tiiu


2020年11月4日水曜日

頑丈さかデザインか、冬のルームブーツ

 部屋に暖房を入れるのは

まだ少し早い時期だけれど、

 朝起きたらブルっと体が冷える

時期に入ったら


ほぼ毎日、靴下と一緒に

自分の足元に収まるアイテムが

ぬくぬくルームブーツ。


ヨーロッパでは特に、

このルームブーツの種類が

目移りする程豊富にあり

毎年選ぶのが悩ましいのですが..

 

暖かく素敵なデザインではあるけれど

布製で簡易な作りが壊れやすいのも

ルームブーツにありがちです。


うっかりこれを履いて、庭のテラスを

歩いてしまう自分も悪いんですが

ひと冬持たずに底に穴が開いてしまうと

やはりショックです。


デザインを選ぶか、作りの頑丈さを

選ぶか、というせめぎあいの中、

今年手に入れたのは

底が布地ではなくて、硬い樹脂の

ソールが付いたもの。

 

これなら少し庭を歩いたくらいの

衝撃で穴が開く心配もなさそうで

チロリアンな雰囲気の見た目にも

ほっこり和み、寒くなるのが少し

楽しみになるのでした。

 

 


         Tiiu  


 

2020年11月1日日曜日

偏愛キッチン道具・湯沸かしケトル

 気温が下がってくると、

一日に何度も湯を沸かしては

お茶を飲んだり、足湯をしたり..

 追い炊きが出来ないのが通常である

こちらの浴槽の湯を足して温めてみたり... 


とにかく活躍の場が多い

我が家の湯沸かしケトル。


あまりにも使用頻度が高いので

アマゾンのセール時に買い足したのが

温度を調整できる電気ケトル。


70度~100度まで温度を設定できるので

これがまた地味に便利です。


今までなら面倒でやらなかった

湯煎とか、緑茶を入れる温度設定も

この道具があれば容易になるし

 

大好きな湯たんぽに入れる湯も

沸騰してから冷ます手間が省けます。


70度~80度のお湯で出来る事は

温泉卵とか他にも色々ありそうで..

その可能性がキッチンにて広がりました。



       Tiiu



2020年10月29日木曜日

好きだけど侮れないグリーン色

 膨大に存在する色の中で

好きだけれど、侮れない、

自分的に衣服で失敗の多い色が

グリーン色。 


グリーンは色の幅がかなり大きく、

ベージュに近いカーキ色と

もみの木の深いグリーン色とでは

到底イメージがかけ離れており


その他にもオリーブ色、若草色

ピーコック色、ミントグリーンなど

明度によって印象は激変します。


うっかり一目見た印象でトップスの

洋服を選んで、顔映りに愕然とし、

着なくなってしまった経験が

グリーンには何度かあり...

 

 個性ある色が魅力的なだけに

罠にはまりやすいのかもしれません。


そこで編み出した自分なりのルールが

青みの強いグリーン色は服だと(個人的に)

似合わないので

バックやアクセサリーなど小物で持ち、

洋服はブラウン系の土っぽいグリーンを選ぶこと。


くすんだ色調の大人っぽいピンクなど

自分の好きなくすみ系の色と

クラシックなグリーン色の相性は

意外なことに、魅力的な

カラーバランスなのでした。


          Tiiu





2020年10月26日月曜日

秋の濃厚ティータイム

 だんだんと日照時間が短く

なり、サマータイムが終わる

直近の週は、朝8時半くらいまで

外が薄暗かったり、寂し気な季節です。


さて、秋が短いスペインの

地中海岸地方は、そろそろ

晩秋の気配が漂い

 

毎日のティータイムでは、

コクのある、しっかりとした味わいの

ブレンドを選ぶようになりました。

 

例えば、紅茶なら濃厚アッサムとか、

もう少し経ったら

スパイシーなクリスマスティー。


ルイボスはナッツやキャラメル系、

がブレンドされたタイプ。

 

ハーブティーであれば、温め効果のある

生姜やドライフルーツ入り、

カモミールもいい感じです。

 

 気温や湿度が変わると

飲みたくなるお茶の種類が変わるのは

不思議なもので、体が温めたがって

秋冬のお茶を欲しています。

 

 


       Tiiu

2020年10月23日金曜日

多肉は生きているか

多肉植物の寄せ植えを作ると

時々みるみる元気がなくなって

グリーン色の部分が枯れたように見えるとき


これを取り除いて処分して

しまっても良いのか悩むところです。


判断を下す目安は

軽い力で引っ張っただけで抜け

根が残ってなかったり、根腐れして

いるのは、諦め処分..


もし、しっかりと根が残っていたら

見た目は茶色く枯れたように見えても

他の鉢に移して日光をたっぷり

与えてやると復活する兆しがあることも。


枯れかけた多肉に新芽のグリーンが

ひょっこり見つかると、

リハビリで復活した肉体みたいで

多肉の力強さ、太陽のパワーを感じてしまいます。



                                    Tiiu



2020年10月20日火曜日

お国柄が出る?!タイツ収集

 毎年、冬が近づいてくると

出番にワクワクするのが

偏愛アイテムのタイツです。


日本で手に入れるとしたら心地よく

丈夫で何にでも合うベーシック

な無地を、お手頃価格で。


イタリアやフランスの有名メーカーの

タイツは値が張りセールでしか

買えないけれど、発色が良く

セクシーな足元を考えられて作られた

女性らしさを感じさせるもの。


余談ですが、フレンチブランドの

タイツはイタリアの工場と業務提携

していることが多く、

イタリア製のタイツが多く見られます...


北欧や東欧メーカーのタイツは

幻想的な色柄に心をギュッと

掴まれることが多かったり、

 

それぞれの良さが詰まった

お国柄が感じられてしまうところも

面白いものなんです。

 

 博覧会のように並べて

眺めるタイツのコレクションに

顔がほころぶ冬支度の日々です。



          Tiiu