2022年1月29日土曜日

トリュフとサラミ

 生ハム大国であるスペインで

住み始めた頃には、毎週色んな生ハムを

買い求めて試したものです。

 

しかしある程度満喫して、いつでも食せる

環境に身を置いていると、

段々と食べなくなるもので


最近では生ハムよりも、期間限定で

販売されるサラミの方を

食べる機会が多くなっている現状。


スペインでは、生ハムに劣らず

生サラミの味も格別なものがあり、

薄くスライスしたものを嚙みしめると

旨味がじわっと口に広がり 


その香りづけするスパイスによって

味わいのバリエが広がります。


一般的なものだとハーブや

唐辛子、黒胡椒などが手に入りやすく、

ピリッとした香味が加わっているタイプ

 

スペシャルな機会には

限定品として、黒トリュフで香りづけされた

サラミに出会えることも。

 

黒トリュフはごく微量でもかなり

香りの濃度は高く、肉の甘味と合い 

限定感もあって贅沢な味わい、

 

常時販売されているわけではないので

見つけたら、機を逃さず買い帰り

お家でスペシャルなアペリティフを楽しみます。

 

 


        Tiiu

  



2022年1月26日水曜日

おうちでも快適、ネックピロー

 元々は長期フライトや長距離ドライブを

快適にする為に数年前手に入れた、

無印良品のジャージー素材が

優しい肌あたりのネックピロー。

 

長引くおうち時間生活に

とんと出番がないと思われた

アイテムだけれど

 

リビングのソファで電子書籍を

楽しむのに、このネックピローが

思いのほかフィットし、

あると首の快適さが格段に良くなる

事実に気づきました。

 

今は冬だから、デコルテ周りを温める

嬉しい効果もあり、

 

また、首が固定しているから

うっかり読みながらウトウトしても

快適に目覚めて、また読み始める

ことが出来るのも良い所。

 

 新しい読書時間の3種の神器は

8インチタブレット、ネックピロー、ブランケット

寒い冬時間は、これに湯たんぽがあれば

最強な時間が過ごせそうです。



         Tiiu


 

 

 

2022年1月23日日曜日

色から始める春支度

 英国やフランスのお気に入りショップ

が出す、春のLOOKBOOKを

眺めていると、

 

まず最初、目に飛び込むのは

アイテムそのものよりも

新鮮な色同士組み合わせ。

 

今季もパステルカラーよりは

くすみカラーが優勢で、

 

くすんだ卵色、くすんだアニスグリーン、

くすんだピンクのオールドローズ、

などなど、素敵な褪せた色の宝庫に

うっとりします。

 

そしてそんなくすんだ個性色に

割とオールマイティに合わせられ

そうなのが、キャメル色。 

 

そう、今季は春にブラウン系も全然

アリな雰囲気なのです。

 

春らしさを出すなら、ブルーや

ベージュ、生成り色をベースにするのが

爽やかで定石な印象だけれど、


実際に目にしたキャメル×くすみ色の

組み合わせは、絶妙に心地よく、

あらためて色の奥深さに、いたく感動してしまう

程のパワーがあるものでした。

 

↑フランスSouerコレクションより
 

         Tiiu

2022年1月20日木曜日

ぽってり素焼きのフラワーベース

 庭に出す植木の鉢も、

室内で飾るフラワーベースにしても

形が少し歪で重々しく

ポッテリ感のあるデザインが最近の好み。

 

ついこの間

バスルームで飾るように手に入れた

フラワーベースは

 

元々テラコッタ色の素焼きを

墨色ブラックに塗装されたモノ。

 

その何とも素朴な佇まいがスペイン

らしく、土っぽく大地の香りが

漂うような雰囲気を纏っています。

 

 そのごつっぽい素焼きのベースに

今庭で咲き乱れている

茎がしゃんと伸びた極楽草を活けて

 

黒とグリーンのコントラスト。

 

そして寒い冬空の下でなくても

その鮮やかな花色を

楽しめているのでした。

 


                            Tiiu

 

 

 

 

2022年1月17日月曜日

自然な腐葉土で芝生が発芽

 この冬の気温は上がったり下がったり

一定のサイクルで繰り返しており、

特に高い時は、日中20度を超す小春日和。

 

寒い時にできた落ち葉や実が

自然な腐葉土となって土に混ざり、

暖かい時期に春と間違えて発芽したのか

 

11月頃に消えかかったと思われた

芝生の新芽が季節外れに

庭を覆い始めてきました。


通常は、最初に土を耕して水をまき

大地を柔らかくして、ようやく種まきをするのに

こぼれ種だけで、真冬の時期

ここまで発芽するのは初めてのこと。

 

 穏やかな雨もいい具合の頻度で

降ってくれるので、自然の恵みだけで

出来た天然芝生。


イレギュラーな天候の恵みで

意図せず、ほったらかした庭に

緑の新芽を生んでくれたのでした。

 


         Tiiu

 

2022年1月14日金曜日

使い方で見違えるアクセサリー+ブローチ編

 ヨーロッパにおいて、アクセサリー

の中でのブローチ人気はすっかり定着!

 

うっとり、エレガントなタイプから、

アーティに研ぎ澄まされたもの、アンティーク調、

ポップでユーモラスなものまで

 そのデザインの幅は広がっています。

 

そんなブローチの付け方にまよったら

2個以上のブローチを大きさ違いで

賑やかに付ける方法がオススメ。

 

その際は同じようなテイストに合わせても

良いし、全く違ったタイプをランダムに

並べるのも、また新鮮な趣があります。

 

どんなタイプを付けるにしても

大きさに敢えてバラつきを出すことで

みるみる洒落た雰囲気になるのです。

 

少しかしこまったジャケットや

ボリューム感のあるニットを着る日なら

ブローチ遊びが出来るチャンス!

 

植物、昆虫、鳥などのモチーフを

組み合わせて、ストーリー仕立てにしたり

メッセージ性を持たせるのも今っぽい使い方。

 

 コレクションするのも楽しく

付けて着こなしを簡単にカスタマイズ

できる効果もあるブローチ、

まだまだ人気は衰えそうにありません。

 

*写真のブローチはショップにて販売中!↓


       Tiiu

 

 


2022年1月11日火曜日

異国情緒に浸れるオリエンタルティー

ヨーロッパから見て東側に位置して

身近な異国を感じやすい中東の国々、

スパイスが豊富で乾いた大地のイメージ...

 

そんな異国的な情緒を感じて

旅気分に浸れるのが

スターアニスやシナモン、バニラの

香りが詰まったオリエンタルティー。


元々ルイボスティーは多種多様なブレンド

が出来るお茶ではあるものの

このスパイシーなブレンドは寒い冬の

ティータイムにはぴったりで、


ミルクもたっぷり入れてポカポカ体を温め

リラックス効果、安眠効果もある

嬉しいおまけつき。


アラビアンナイトな気分に浸った

ついでに、ドライフルーツや

ナッツ系のひとクセあるお菓子を

摘まみたくなるのも

このお茶を淹れた時なのです。



        Tiiu


2022年1月8日土曜日

アンティークで見つかる宗教オブジェ

 昔のヨーロッパ映画を観ていると

ごく普通の家庭、こじんまりとした寝室の

ベット付近にカトリックのオブジェが

飾られている光景を見ることがしばしばあり

 

こういった風景は昔

当たり前のようにあったのだなと

気づかされます。

 

いまや宗教的な意味合いは薄れ

それでもなお、インテリアデコとして

飾る人が多い宗教モチーフの雑貨は

アンティークショップに溢れていることからも

うかがい知ることが出来ます。

 

古(いにしえ)の空気を纏った

古物、ヴィンテージ、アナログな道具

と同じように、宗教的なオブジェも

飾るとその周りが澄み渡ったような

清々しさが感じられ

 

さらに固めて飾ることで、より雰囲気が

高まっていくような効果が見られます。

 

利便性などは無く、ただただ置いて

飾るだけのオブジェにふさわしい

風格と優しい時間の流れが見て取れる

宗教的モチーフは贅沢でもあり

 

思わず手に入れ飾りたくなる

アンティーク雑貨を愛する

現代人の私もその一人です。



         Tiiu


 

 

 

 

2022年1月5日水曜日

冬に明るいブラウスを魅せる

 今季の秋冬は目立つ襟デザイン、

付け襟も人気のディテールです。

 

付け襟はトップスの見せ方を変えられる

便利でスタイリッシュ効果抜群のアイテムですが

手持ちのシャツやブラウスで気軽に

重ね着して、旬の襟出しをアピールするなら


形はクラシック且つスタンダードで

明るい色柄デザインのブラウス、シャツの

襟元をニットと組み合わせて着る

スタイルもオススメ。

 

襟の形はスタンドカラーでも良いし

丸襟、開襟、 でもいいのだけど

少しレトロな趣があると、より今っぽい

雰囲気が出そうです。


上に合わせるニットが、Vネック型など

デコルテが広めに出るタイプなら、

下に着るシャツの色柄は控えめに

 

クルーネック型など襟元しか出ないニット

の下に着るなら、大胆ポップな色柄の

シャツブラウスを合わせて

アクセサリー感覚で襟出しを楽しみたい所。


下に着るブラウスは、冬にデコルテ魅せに

活用したら、もちろん春からは1枚で

着られるので、使用範囲は広く

 

明るい色や、エレガントなデザインを

冬に着ることで、気分を明るくする役割も

見逃せないポイント。


田舎っぽくてメンズライクなニットが好きな

私にとっては特に、この明るい付け襟効果の

あるブラウスはカンフル効果が期待でき

春までたっぷり楽しめるデザインを吟味しています。

 

 

*写真のアイテムはショップにて販売中!

         Tiiu

 




2022年1月2日日曜日

ファッションイラスト100年史

 欲しかったモノが、思いがけない

タイミングで自分の手元に入る..

モノとの巡りあわせは不思議なもので

 

そんな最近のセレンディピティの1つが

著:キャリー・ブラックマン

「ファッションイラスト100年史」という

モード本との出会いです。

 

 この本は1900年から2000年位まで、

100年間のファッションイラスト集で

 

ずっしりと400ページと重みがあり

ファッション好きなら誰しもが味わうであろう

ページをめくるごとの高揚感は

アート展に出かけて眺める感覚。

 

2017年に世界各国で出版されているようで、

 私が手に入れたのは、スペイン語版。

 といっても殆どがイラスト構成なので、

どこの国バージョンでもほぼ変わりなく

楽しめるはず。

 

 時代により変遷するファッションの

めくるめく歴史をイラストを通して

鑑賞していると、これからまた目にする

ファッションへの捉え方も変わっていきそうです。


就寝前に少しずつ展開するモードを眺める

ドキドキ感がたまらなく

 少しずつ噛みしめるように味わって

いきたいファッション本なのでした。

 


         Tiiu