2020年12月31日木曜日

フランス人でも着る服がない?!

外国人の視点から見ると

オシャレのツワモノという印象が

根強いフランス人の服事情、

 

実際、そんなに上手くやりくりしていて

いつも洒落て見える人々は

 大体がファッション関係者かプロ、

かなり少数派、というのが現状で

 

多くのフランス人女性が(男性も?)

服を多く持っていても、いなくても

度々着ていく服が無いという悩みを

抱えているそうなのです。


沢山服を持っているのに

着ていく服がない状態のことを

「ワードローブの故障」(つまり機能不全)

と表現している

仏ファッションアドバイザーが書くには

 

持っている洋服のたった20%しか

実際に着ている服がない、

という状態の人が沢山いるのだそう。


何年も服を貯め込み過ぎて、整理しないまま

取り出せなくなってしまったり

外見、好みの変化により着なくなった

服もごちゃまぜになっていたり・・

 

モード大国、フランスに住んでいても

ワードローブの作り方に失敗

している人々、多数なのです。


それを解消するアドバイスとして

一際、興味を持ったのは

ベーシックとの向き合い方。

 

さすがプロ、という視点なので

これはまたの機会に要約して

ご紹介したいと思います。



        Tiiu



 

 

 

 

2020年12月28日月曜日

おせちも兼用?!アペリティフ皿

 クリスマスを毎年悩ませる

食事の献立問題を解消させるべく

最近、すっかりお世話になっているのが

 

小さなおつまみをひたすら詰めて

なんだかそれっぽく見せてくれる

アンティークのアペリティフ皿。


これが二人の食事にはピッタリ

丁度よい分量で

実はスモークサーモンや生ハム、

ドライフルーツやチーズなんかを

隙間なく詰めているだけで


凝った調理は一切していないのだけど

皿の存在感で豪華な前菜に見せてくれる

魔法の様な食器です。

 

そこで、

詰めると言えば..ふと思い浮かんだのが

お正月のおせち。

 

欧州で和のおせち料理を作るのは

食材を集めるだけで困難だから..作ろうと

思った事はなかったけれど

 

こんな風に小さく分けて詰めたら

おせちっぽい雰囲気も味わえそうです。

 

そういう訳で、洋風なんちゃっておせちで

お正月支度も時短出来そうな予感です。

 


                         Tiiu

 

2020年12月25日金曜日

ミセス・メイゼルとワンピース

 Amazonドラマが制作するアメリカの

コメディドラマ「ミセス・メイゼル」が

面白く、シーズン1から3まで

立て続けに視聴しています。

 

 笑いどころが詰まったセリフと内容も

さることながら、ファッション好きなら

きっと釘付けになるのが

50年代のキッチュでラブリーな

主人公の衣装やアクセサリー使い!

 

 マリリン・モンローやヘプバーンを

彷彿とさせるリトルブラックドレスあり、

水玉やストライプ、フラワー柄など

多色使いのワンピース+ヒール靴など

 

 めくるめく衣装使いに

飽きることがありません。


出てくる服で断然多いのがワンピースで、

その次がセットアップ、時代背景もあるのか

あまりにスカート姿が多いので 

個人的にはワンピース推しの私でも

稀にアンクルパンツスタイルの主人公を見ると

これはこれで、新鮮な気分になったりします。


50年代にありがちな、スカートがかなり

フワッとシルエットのワンピ―スなどは

現代ではあまり見かけないけれど


春・夏・秋・冬と年間を通して

着ていて一番気分が上がるのは

やはり自分にとってはワンピース。


ドレスライクなタイプより、

普段っぽいシャツワンピースや

ニットワンピース、独特の色柄モノ

などを普段から着倒して、自分らしい

風合いにするのが今の気分です。


50年代から随分と流行を経てきた

ワンピースという衣服、

時代が変わってもやはりこのアイテムを

支持する女性が沢山いることに

変わりはないのだと思います。

 

*ショップで販売中のユーズドワンピース

https://tiiu.ocnk.net/product/3175


             

2020年12月22日火曜日

赤い実とクリスマス

 クリスマスが過ぎても1か月位は

まだまだその余韻が残り、

デコレーションも続くのが

ヨーロッパのクリスマスシーズン。

 

 冬は主に部屋の中を飾り

ぬくぬくと過ごすのが

恒例の過ごし方だけれど、


キンとした寒さの中で

庭をくるりと回って観察していると、

視界に入るのは赤くて小さな実が

弾けて飛び出した、垣根の常緑低木。

 

そしてこの赤い実をついばみに

やって来る、オレンジ色の喉をした

小鳥、オジロビタキが中々の役者で


その風景を切り取ったら

クリスマスカードの背景になりそうな位、

風情を感じさせるのです。


赤い実、緑の葉っぱ、

可愛い小鳥のモチーフが

クリスマスや冬のイメージ画に

使われる事に深く納得するのでした。



                           Tiiu



2020年12月19日土曜日

ベッド周りのリネン替え

 気温が下がり、肌寒さが増して

くると、衣類の衣替えの他に

必要不可欠なのが、

ベッド周りのリネン替え。

 

衣類に比べると数は少なくても

毛布やベッドカバーなど...

1点1点が大きいゆえに、結局

けっこうな時間を費やします。


我が家の場合は、夏の間

コットンのタオルケットで済ませ

秋はコットン混の厚手の毛布だけ。


そして12月に入ってようやく

掛け布団を取り出します。

 

枕のカバーは布団カバーに比べて

手頃値で手に入れることができるので

麻や綿など種類を揃えて、取り出すのも

また楽しみなひととき。


また、就寝前に温めておいて

寝る時のぬくぬくを感じる

湯たんぽを準備するのも

この時期の恒例です。


ベッド周りの冬支度でも

何かと色々出したり、しまったり

しつらえているものだと気づきます。

 

 


         Tiiu

2020年12月16日水曜日

お芋だけ商店

 実店舗を構えるよりも

ずっと少ないコストで続けられて

しかも、人の往来が減った社会情勢のせいで

ここ最近で急激に増えた感のある

スペインでの食品ネット通販。

 

ネット販売の利便性を生かして

 専門性の強いジャンルも見つかり、

お取り寄せ感覚で買い物できるのは

なかなか楽しいもので


じっくり探して見ると、

旬の在庫一掃セールなる情報を

得ることも珍しくありません。

 

 先日まとめ買いをしたのが

お芋専門店でのお芋のセットで

 

じゃが芋だけでも

ムラサキ芋、新じゃが、フライ用と

煮込み用、 赤い皮のタイプなどなど

種類が沢山あり それらを1、2キロずつと

 

これに加えて大量10キロ近い

サツマイモを注文。

 

これだけであれば冬いっぱい

(できれば春先までもってほしい..)

芋に困らず過ごせるかも?!

 

普段は軽視しがちな芋類だけど

 それぞれの銘柄を調べてみると

意外に奥深く、その特性を生かした

調理法があることを再認識。

 

たかが芋だけどされど芋、

お芋専門店から買ったから

それに相応しく、真面目にレシピを

探してこようと、芋対策に追われています。

 


                                Tiiu

 

 

 



2020年12月13日日曜日

カーキ×オレンジ、時々パープル

 もさっとした80年代風の

エッセンスは、ダサさとお洒落が紙一重な

所があり、着こなし方や着る人など

そのバランス、配分によって

見え方がかなり変わってきますが

 

誰が見てもエレガントな

50~60年代風のディテールは

 今のスタイルと融合しやすく

80年代のスタイルに50年代風の

アクセサリーを加えることだって可能です。


同じように色の組み合わせも

配分を間違えるとかなり奇抜に見えること

もあれば、今までになく斬新で心地よく

感じさせる可能性も秘めています。

 

例えば、少し難しい個性色と思われがちな

パープル色とオレンジ色。

これらを例えば黒と合わせたら、

強い色味だとかなり激しく目立つのだけど...

 

ソフトな印象のカーキ色と合わせて

分量をカーキとパープルを3:1

同じくカーキとオレンジも3:1で 

組み合わせて見ると

何とも心地よいハーモニーだったりします。

 

 心を動かす色の組み合わせも

ちょっとしたバランスで美しいと感じたり

絶妙な色の明度、配分だったりする

ことは、興味深く

 

そんな組み合わせがヨーロッパの

ブランドは、上手いなぁ

熟練しているなと 

色から始まる憧れが生まれ、

ファンになってしまうことしばしばです。


↑フランスの人気ブランドSoeurのコレクションより・・

                    Tiiu




 

2020年12月10日木曜日

素朴で楽しいコルクツリー

 ワインのコルクにカッターで

切り込みを入れて、好きな

デザインの厚紙を2等辺三角形に切って

挟むだけで仕上がる

 

簡単なコルクツリーを作り始めたら

もっと沢山作ってベレン人形と共に

飾りたくなりました。


最近のコルク(特に白ワイン!)は

プラスチック製が多くなっており、

開けた時にそれだと少しがっかり..

ですが、昔ながらのコルクだと

すかさず、ツリー用に保存します。


厚紙はどんなのを使っても

切る場所によって面白そうですが、

 

個人的にはクリスマス用のお菓子の

パッケージが、煌びやかで

アートワークが美しいタイプが多く

よく選びがちです。

 

普段当たり前のように目にする

ワインのコルクも、よくよく見ると

デザインは個々に違うし


水玉やストライプなど

いい感じの厚紙はないかなぁ、と

日常の風景の中、切り取れる部分を

コラージュするみたいに

常に探している自分がいます。



         Tiiu

 

 

2020年12月7日月曜日

マロンづくしの冬の日々

 晩秋が過ぎ、いよいよ

本格的な冬に突入していく

この時期にホクホクと味わいたい

のが、旬の栗。

 

こちらで生栗を見かけるのは

ほんの限られた時期だけで

逃すとまた1年は売り出されるのを

待たなければなりません。

 

 生栗は必然的に焼き栗へと変わり、

 

生栗を見かけない時期には

保存瓶に皮が剥かれた状態で詰まった

ごろごろの栗の瓶詰を

料理やお菓子に使ったり、


もっと加工されたものだと

栗のジャムともいえる

ペースト状にして砂糖とバニラの

風味が加えられたマロンクリームも

我が家では年中常備しています。


秋の味覚ととても相性が良い

栗の味、風味は

この時期とても出番が多く


気づけば、生、瓶詰め、ペーストと

マロンを駆使したレシピを考える

旬の日々が暫く続きそうです。

 

 


               Tiiu



2020年12月4日金曜日

こうありたいワードローブ

 世界的に外出ではマスクが必須で

引き続き、家に籠りがちになりそうな

 2020-2021の冬の季節。


こういう時にふと家で考えるのは

理想的なワードローブについてです。


たとえ外出の機会が激減しても

こうありたいワードローブに関して

あれこれ思いを巡らせることは

ファッション好きには楽しい時間で


じっくりと、自分に必要なアイテム、

あったら嬉しいアイテムを

取捨選択していくと、次の新しい行動が

出来るようになった時、

すばやく、自信を持って動けるようになるので

決して無駄な時間ではないはず...


私の愛読書の1つで、数えきれない位

読み直している

「着るということ」著:水野正夫

の中ではこういう文があります。

↓以下抜粋


'着てこなすとは、その日一日を心地よく

暮らすために美しく温度調節すること'


'いい素材の服は2年目くらいからいい味が

出てくる。着続けているうちに、本来の

持ち味がでてくるのである。'

 

行動が制限される今のこの時

だからこそ、スタイルを磨いたり、

少し方向転換して模索してみる作業が

余裕をもって出来るのかもしれない、と


ヨーロッパの国々の

色んな衣食住のメディアを

 眺めて感じています。

 

 
    *ユーズド品を含むショップの商品です。     
           
 
                                          Tiiu     
            

    

 

2020年12月1日火曜日

お家で愛でるベレン人形

 クリスマスの前後に街のショー

ウインドウなどに飾られる、

スペインでもフランスでもお馴染みの

小さな陶器のベレン人形。

 

イエスの生誕を再現した

宗教的なミニチュアの飾りパーツは

外で眺めるのも美しくて

冬の風物詩的存在ですが


家の一角に小さなコーナーを設けて

デコレーションするのも

また、楽し気なひとときです。


我が家の人形セットは、年代を経た

かなり古い品を引き継いだものだから

新しい人形を買うと色艶の違いに違和感が出て

買い足せないのが少し残念ですが...

 

年月を経た素朴な風情、

手作りの温もりが出たお気に入りの

一式です。


今年はいつもより早く人形を出して

街に繰り出す機会が少なくなった分

家でのデコレーションを長く

じっくり味わいます。



                                 Tiiu