お風呂でツボマッサージ

ここのところ慌しく

日々が過ぎていき、

ようやく、花瓶に花を

一輪活けたり、

ゆっくり湯船に浸かって

リラックスする余裕が生まれたので

疲れた身体を癒すべく

自宅でたっぷりのお湯を沸かし

湯船で全身マッサージに

癒されました。

湯船には我が家の定番

バスソルト、

アルニカオイル配合をいれ

マッサージに使うのは、

下記写真に載せた

突起が付いたブラシのような

木製のマッサージ用雑貨。

これをリンパの流れに沿って

こするだけで、

何だか血の巡りが良くなった様な

疲労感が取れたらしき

爽快感が得られるのです。

お風呂事情が日本のように

充実していないヨーロッパでは、

毎日湯船に浸かる代わりに

浸かるときは、とことん

時間をかけて、

スパ気分で身体を労わるのが
ささやかな楽しみです。

　　　　　　　　　　Tiiu

クラフトビールのラベル買い

クラフトビールのブームは

日本でもあるそうですが、

こちらスペインでの人気ぶりも

なかなかのもので、

「ご当地限定、クラフトビール」

といったセールストークに

ついつい乗せられてしまう私です。

新しい銘柄に挑戦する際に

当たり外れの大きい

赤ワインに比べると

クラフトビールの味は

総じてどれも美味しく、

ラベルのデザインも

作り手のこだわりが感じられたり

凝っていることが少なくなく、

ずらりと並んだ

ビール瓶とラベルの中から

デザインで選ぶのも楽しいものです。

少し遠出して出かけたときに

レアなクラフトビールを見つけたら

1本は現地で飲み

お土産として家にも買い帰る

というのが
習慣化しつつあります。

　　　　　　　　　　　Tiiu　　　

組織的なワードローブ

一雨ごとに冬が近づき、

大雨があると一気に冷え込みが

やってきて

いよいよクローゼットを

冬仕様に切り替えるべく

中身を組み替える作業を行いました。

年を重ねるごとに

自分のクローゼットに対する

考え方は、徐々に組織的になるもので

家着以外の手持ちの服を

ざっとノートに書き出して

持ちすぎているアイテムの購入を控えたり

足りないアイテムは

今季の欲しいものリストに加えたり

バランスを重視するように

なってきました。

買い物に出かけたら勢いで

あれこれ考えずに服を買うのは

その一瞬では、ハッピーであるけれど

冷静に抑えられるようになったのは

年齢のせいだけでなく、

ネットショッピングの台頭により

画面の前でじっくりと考える余裕が

くれる恩恵もあろうかと..

変わらないままなのは

欲しいアイテムを想うとき、

いざショッピングをするときの

ワクワクした高揚感かもしれません。

　　　　　　　　　　      Tiiu　　　

眠りの質が変わるアイマスク

普段の日々で使ったことは

殆どなかったけれど、

長期フライトで眠る為に

持っていた

タオル地のアイマスク。

たしか、ずっと昔に日本の無印良品で

購入した記憶があります。

しかし、結局

フライト中はアイマスクをしても

本を読んでも

全く眠れない気質と判明し、

結局アイマスクは

引き出しの奥にしまったきり...

それが最近、何気につけて寝てみると、

朝起きた時の清々しさが

格段に違うことに気づきました。

これは睡眠の質が上がった為に、

よりぐっすり眠れたに違いない

と、勝手に判断して
大復活を遂げたアイマスク。

次はアロマ入りアイピローを
狙っています。

　　　　　　　　　　　　Tiiu　　　

アッサムティーと秋の味覚

秋が深まって、温かいお茶が

恋しくなる季節になると、

普段はフレーバーやスパイスが

ブレンドされたお茶を飲む

機会の多い我が家でも

ずっしりと濃い目に入れた

ピュアなアッサムティーなど

シンプルな紅茶を

ほくほく飲んだりします。

フレーバーなしの茶葉で

淹れた紅茶は、ミルクティーにしても

割りと渋みが残るので、

ティータイムのお供には

こってりめなデザート、

チーズケーキやタルトなんかが

恋しくなり、

今だと秋の味覚で

お芋や栗のお菓子に

思いを馳せるのですが...

日本のように気の効いたスイーツが

手軽に売っていないものだから

やはり自分で作るしかなく

まずはお芋の皮を剥く所から

始めなければなりません。

　　　　　　　　　Tiiu

冬支度の木の実割り

毎年、フランスの義家族が住む

大きな庭の木でタワワに実る

胡桃やらへーゼルナッツの木の実を

大量に分けてもらうのが

恒例になっており、

その堅く覆われた殻を

パチンパチンと小気味よく

木の実割りで割っては

中身を取り出す繰り返し。

それを趣味の一つである

スポーツ観戦をしながら、

散らばる殻の破片を拾い集めつつ

のらりくらりと行います。

殻に入ったままだと

大量に思える木の実も

中身だけだと、驚く程かさは減り

瓶に詰めたら、

あとはお菓子に使ったり

スープに浮かべたり、

香ばしいナッツの香りを楽しめる

冬のレシピを思い浮かべたり...

せっせと殻を割り

瓶に詰める一連の作業は、

まるで冬篭り前のリスの気分です。

                                Tiiu

スウェットをカスタマイズ

ニットの季節に入る前、

或いは真冬の季節でも

着ようと思えば着られる

カジュアルアイテムの代表格、

スウェットトップは

ここ最近

凝ったデザインが出ていたり

色も渋めのヴィンテージ加工や

ダメージ加工のものなど選択肢が多く

メンズ風デザインを

女性が着ても、どこかセクシーで

ヨーロッパでも人気を集めています。

そんなスウェットトップは

着るのがあまりにも楽すぎて、

ちょっと気を抜くと

シンプルに組み合わせすぎて

あれれ、部屋着みたいに

なっちゃった...と

慌てる危険も秘めています。

そんな危険回避の意味でも

個人的に気に入っているのが

ブローチやピンを加えての

カスタマイズ。

アクセサリーが、わりと冒険したような

個性的なデザインであろうとも

シンプル＆スポーティーなスウェットなら

デコラティブな要素が、いい感じに

中和され、きちんと感が出てくれる

ところがお気に入り、

ヴィンテージ感のある色の

スウェットに、

レトロ・アンティーク風のブローチとか、

思い切りアーティーなデザインを入れるとか..

それ程難しくなくて、

組み合わせを考えるのも

ワクワク楽しいひとときです。

                               Tiiu

照明エクステリア

自分の住居敷地内に見知らぬ

誰かが侵入するなんて想像したく

ないけれど、

そして滅多にないことでは

あるだろうけれど、

長い間留守をしていたり、

夜や昼間の静まった頃などなど

絶対にないとは言い切れない

このご時勢

防犯対策はしっかりしておくに

越したことがないし

夜の間、庭を歩く時に

わざわざ懐中電灯を持ち歩かなくても

良いという利点から

格安で手に入れて

外壁に自分達で設置した4つの照明。

外が暗くなったら

何かが横切るのを探知すると

灯が自動的に点く仕組みのこの照明は

人間だけでなく、鳥や、時々入ってくる

近所の猫、コウモリや昆虫なんかにも

反応するらしく、

庭の通路が時々明るく照らされて

ドキッとすることもしばしば、

全方位からやって来る

明かりに追われると

さすがに空き巣も侵入をあきらめるはず？

とはいえ、これと言って

狙われるような金品も全くない

我が家です。

                                          Tiiu

小麦粉なしのニンジンケーキ

健康に良さそうな食品を見つけると

ついついカートに入れて

興味本位で買い帰り、

キッチンの戸棚にしまったまま

暫く日の目を見ることなく

過ごすこと〇ヶ月...

ある日思い出したように

取り出してみたら

賞味期限がギリギリだった、

というようなことは

我が家ではあるあるの
出来事で、

そんなリミットすれすれに

焦って使い切ろうとして

こしらえたのが

小麦粉なしのニンジンケーキ。

オーガニックのグルテンフリー粉

アーモンドパウダー、

が、件の健康食品にあたり

あとは冷蔵庫の中にあるもので

賄ったニンジンケーキは

口当たり優しく

深呼吸したくなるような安らぎの味。

そこには、

健康食品を使い切るのだから

健康に良いモノを作らなくちゃ

という、変なこだわりも超えた

仄々とした脱力の

ティータイムがありました。

　　　　　　　　Tiiu

デジタル・デトックス

今やスマートフォンが浸透して

久しくなり、

朝から夜まで、パソコン、携帯を

駆使して暮らすことが

当たり前になったことで

生活は随分便利になったけれど、

それを手放す時間帯が

また欠けがえのないひと時なのも

紛れも無い事実。

ある日のこと

出先で電車に乗る直前に

携帯を家に忘れてきたことに気づき..

一瞬心に焦りと不安が湧いたものの

その直後に押し寄せたのは

携帯ナシで半日外出して過ごすことへの

異常なワクワクした高揚感。

30分かけて過ごす電車の中では

窓の外の景色や電車に座る人を観察し、

暮らしや仕事のアイデアなんかを

頭の中で膨らませると

あっという間に過ぎていく

デジタルデトックスの時間帯。

半日を終えて

家に帰る頃には

電子機器が恋しくなるどころか

無くても案外暮らせるものだ、

という充実感。

ひとに迷惑をかけない程度の

デジタル断ちは、1週間にほんの半日でも

色々な気付きをくれるのでした。

　　　　　　　　　　　Tiiu

80年代ファッション

ネットフリックスのドラマ

「ストレンジャー・シングス」を観ていると

80年代を代表する映画への

オマージュもさることながら

その時代を丁寧に緻密に再現した

小物使い、ファッションの

取入れ方にも懐かしさがこみ上げてきます。

例えば、襟にボアが付いた

ショート丈のコーディロイジャケットなんて

自分が小学生の頃（80年代）に

よく着ていたなぁ..と思っていたら

なんと、今シーズン

ヨーロッパの色々なショップで

同じようなデザインのアウターを

見かけて驚いたりします。

このように

80年代ファッションのブームは

色んな所に浸透しており

一見ダサ目でレトロなアイテムを

今風にアレンジして取り入れるのは

かなり難易度が高そうに思えるけれど

「ストレンジャー・シングス」を

見る限りでは、

そんな憂いが吹き飛ぶほどに

80年代って素敵な時代、

もっと多くのアイテムの復活を

期待してしまう自分がいます。

Tiiu

役に立たない照明

今の住居は引越した当時から

照明の数が異常に多く、

え？こんな所にも...

と、驚くような狭い箇所にまで

プチ照明が仕掛けられており

未だにそのスイッチと照明の

関連性を完全に把握できていないせいで

無駄にスイッチを押しまくることも

珍しくない程です。

そんな元住人さんが照明マニアだった
我が家において、明かりであるのに、

点けても全く明るくない照明が

リビングに付いており

これが本当に蝋燭を灯したような

仄かな光であるのに、

相当重さがありそうな真鍮製の

巨大な存在感。

照明として全く役に立たない

と言っていいほどなのに

インテリアとしては

かなりのお気に入り、

そういう矛盾した存在が

リビングを不思議に飾っています。

                                Tiiu

ターメリックの生命力

ここヨーロッパでは、BIO専門店で

見かけることが多い、

スーパーフードの類で

香辛料としても人気の高いウコン、

またの名をターメリック。

このウコン、実際に見る機会が

多いのは、圧倒的に香辛料になった

パウダー状のものだったけれど、

BIO食品売り場では、

生姜を小さくしたような形状の

根っこ型ウコンが売られており、

これを擦ったり刻んだりして

料理の香り付けなどに使うのですが

これをそのまま放置していると

程なく、緑の新芽がニョキっと

顔を出してきます。

これは自分で栽培できるチャンスでは

ないか、と水に浸けて

更に根っこが出るまで待っていると

鮮やかな緑の茎のような

新芽が伸びてきて、経過良好

このまま暫く観賞しながら

ターメリックの生命力を眺めつつ

土にて栽培を目論んでいます。

                        Tiiu

リサイクル精神

ヨーロッパでは不要な大型品を

処分する行為が

日本に比べてずっと大らかで

単純明快な気がするのは

それはリサイクル精神から

くるものなのか...

あまりにもその実例を

目の当たりにしてきた中で

主要なエピソードを一つ、

フランスに住んでいるころ、

引越しを機会に処分の予定だった

内部が木食い虫に荒らされた

天然木の本棚、

わざわざ大型ゴミに出さなくても

アパート下のゴミ箱脇に置いておくと

欲しい誰かが必ず取りに来る

と言われて半信半疑

誰も引き取らなければ

責任持って大型ゴミ処理施設へと

持っていかなければ、と

観察し、待つこと10分足らずで

誰かが本棚を物色、そして軽トラックに乗せて

引き取っていったのです。

価値がある不用品であれば、

中古として販売する、知り合いに譲るなどなど

色々と方法があるけれど

価値がないと思える故障した家電や

壊れた家具さえも、引き取る人が

絶えないフランスやスペインでは

捨てる人からも

拾う人からも感謝されるリサイクル精神が

上手く回っているようです。

そういえば、我が家でも

誰かが捨てていた丸太のプランターを拾ったことが...

修理、塗装をして

今でも愛用しているのを忘れるところでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　Tiiu