日本の伝統工芸でも知られている
寄せ木細工の職人技は
スペインでも室内装飾のディテール
であったり、インテリア小物などに
使われていたり
度々見かける素朴で
何ともスペインらしい、しつらいです。
インテリアや雑貨の中では
色艶やかな
タイルや陶器なども
スペインらしさでは有るけれど
自分の好みで言うと
断然ムハデルの幾何学や
渋い色合いでまとまった、
寄せ木細工などに惹かれるのは
見ていると気の遠くなるような
時間の流れを感じるから
かもしれません。
初めて「陰影礼賛」を読んだ時のような
胸の高鳴りを感じる
ずっと眺めていたくなる細工です。
フランスやドイツのメーカーから
出ている栗のジャム
いわゆるマロンクリームは
年中スーパーなど
食料雑貨店で手に入る
瓶詰め商品だけれど
期間限定で手に入る
マロングラッセのクリームは
もう少しスペシャルな感じが加わり
濃厚で贅沢な
マロングラッセの味わいが
堪能できる冬の嗜好品。
栗のデザートは秋から冬にかけて
旬を迎え、食べたい欲求も
加速するので
自然と手が伸びてしまうのです。
パンナコッタやフロマージュ・ブランなど
白いデザートとの相性や
見た目のバランスも秀逸!
体の芯まで暖めてくれる
ホットな飲み物を
1日に何度も入れては、飲む
この季節に欠かせないのが
ティーポットと
保温の役目をするティーコゼー。
実は日本からフランスへ
フランスからスペインへと..
大事に使い込んだ
このスウェード地のティーコゼーは
大学生の頃に憧れていた
デポー39という
英国カントリー雑貨のお店で
手に入れた思い出の品。
ティーコゼーと言えば
キルティング素材やフェルト地のように
ポッテリ厚みがあるという印象なのに
スマートで辛口な
スウェード地(内側はキルティング)
という見た目に一目惚れ
当時の自分としては
かなり奮発した価格だった気がするけど
あの時これを選んだ自分を
褒めてやりたいと思うほど
今なお色褪せない偏愛アイテムです。
冬に欠かせないアイテムと言えば
ニットに始まり、厚手のコート、
ブーツに手袋、ストールの類..
などなど上げればキリがない
防寒アイテムが目白押し
どれもやはり、
しっかり防寒してくれる素材で
心地が良くありつつも
デザイン優秀!だったりすると
一つ一つの価格が
ずっしりと冬のオシャレ予算に
のしかかってくるわけですが
そんな大物揃いの
冬にチャーミングな価格で
気分を盛り上げてくれるのが
冬のタイツ。
たかがタイツ
されどタイツの存在感は
意外に大きく
毎シーズン新調しても
大した出費にならないし、
費用対効果はかなり高め。
冬の大物を一つ
諦めてでも
少し贅沢なタイツをワンペアかツーペア
買ってしまう、タイツ好きの私です。
冬に撒いたラディッシュの種
ようやく発芽して成長してきたなと
喜んでいたら
ひどい!あちこちに穴が掘られ
せっかく芽が出た鉢が
荒らされるようになることしばしば..
穴が掘られて芽が台無しになるのも困るけど
土がタイル床に激しくばら撒かれて
毎回掃除をするのも、かなり面倒。
一体誰の仕業だろうか、
猫かな、ハリネズミかな
それともキジバト?
などと考えていたら
暴力的に鉢を叩く音が聞こえてきたので
こっそり家の外へ出て
回り込んでみると
ついに犯行現場をキャッチ!
くちばしに土がべっとり..付いている。
犯人はクロウタドリ
美しい声の持ち主なのに
意外に虫好きの肉食が残念です。
スペインで冬にお目見えする
お菓子の代表格と言えば
TURRONやPOLVORONなど
アーモンドがたっぷり使われた
甘くて香ばしい風味が特徴的な
修道院発のもの。
これが出てくると冬が来たと
感じるものですが
毎年食べていると、さすがに
飽きがきてしまい
何か違ったお菓子が食べたくなったりします。
そんな時、ふと買い込んだ
イタリア製のリキュール、アマレット。
アーモンド風の香りが
独特なこのお酒は、スペインの冬菓子の
イメージそのもののよう
今年はお菓子の代わりに
このお酒をほんの少しロックで味わい
デザート替わりにしてしまうと
体がポカポカ暖まり、
アーモンド菓子を食べた後のような
重い食感が残らずに
食後を〆ることが可能に。
スペインの冬はやっぱり
アーモンド風味で終わるのが
お似合いな気がします。
2016年が始まりました。
職業的にも趣味的にも
今年はどんな風に着ること、住むこと、
生活することに向き合っていくのだろうと
シンプルに考えてみると
思い浮かんだキーワードは
ナチュラルとピースフル
若さが弾けていた頃は
トレンドを追いかけて取り入れることに熱中し
ホットなブランドのアイテムが欲しくなり
今思えば苦笑いするほど
とんがったオシャレ精神の時が
あったような気がするけれど..
年を重ねるにつれて惹かれるのは
自然と一体化したような色や
年月を経たような風合いのもの。
それにアクセサリーで味付けして
自分らしい雰囲気を
肉付けしていくのが理想です。
実は自然の中に心打たれる
色のハーモニーや独特のモチーフが
溢れていることに気づくと、
オシャレが何倍も楽しくなったりして..
難しく考える前に
自然に学ぶのが近道なのかもしれません。