以前住んでいたフランスの
ボルドーという町では、
幾度と無く目にした霧の朝。
霧のロンドンを思わせるような、
遠目に橋が架かった景色に
霧もやが覆う様は息を呑むほど美しく
霧っていいなぁと思ったものだけど、
スペインの地中海岸地域では
1年に一度、あるかないかの
珍現象といえるかも。
それでも朝起きて、
辺り一面真っ白な霧に覆われた日は
白いもやに包まれた我が家の庭、
霞んで見える遠くの山を眺めようと
まるでミストサウナの中にいる
ような湿気に包まれた中
霧の風景を堪能します。
古い石畳の街もいいけれど、
牧歌的な自然に囲まれた
田舎の霧も中々の味わい、
さあ霧が晴れたら
春がやってくる予感です。