日本に住んでいた頃から
フランスやスペイン、イタリアなんかの
チーズには目がなく、
給料日明けには奮発して
ワインとパンのお供に
買い帰ったものだけど、
ブルーチーズの代表格である
ゴルゴンゾーラの味には
目覚めてなかったように思います。
それは恐らく、一度食べたブルーチーズの
鼻に付く香りの強さが
試す機会を減らし、
本当に好きになったのは
チーズに触れ合う機会の多い
ヨーロッパに住み始めてからだと
記憶しています。
スペインで気軽に手に入る
イタリア輸入のゴルゴンゾーラは
臭みが少なく、まろやかで
赤、白どちらのワインにも合い、
赤、白どちらのワインにも合い、
寧ろクセの強いアオカビ部分を
積極的に食べて行きたいと
思わせるほど。
ふとした生活の中、
何気なく、ああゴルゴンゾーラが食べたい
と、願うとき
なぜか年を重ねたことを実感します。