押入れを整理していたら、
そのときまで
すっかり記憶から抜け落ちていた
春にフランスの義家族から
譲り受けていた
ムートンマットをひょっこり発見。
もらったときは夏前だったので
置いているだけで
見た目暑苦しいと
しまいこんでいたのが..
秋風が常連になってきた
今の季節には
ふんわりモコモコとした羊毛が
冬を楽しみにしてくれそうな
あったか風情です。
このマットに足を置くときは
室内靴は脱いで、ダイレクトに足を
あてる方が暖かさが増しそうで
暖房を入れてもなお、底冷えのする
我が家の石床には
まさにピッタリの代物
冬には冬らしい
ふわもこアイテムを入れると
見た目もほっこり和みます。
先月、海辺のホテルに
泊まった時、レストランで出された
白レンズ豆の野菜スープにやられました。
なぜ他のメイン料理を
差し置いて
このスープなのかと思うと不思議で、
本当に素朴で塩気の少ない
シンプルな味付け、
地味なスープ料理が
それほど美味しく感じた秘密は
レンズ豆にあり
と確信しております。
ここで使われていたレンズ豆は
色は白に近い大豆色
滑らかな食感で口に入れると
仄かに香りが広がり、優しい甘みが
何ともクセになるのです。
早速、家に帰ってこのお豆を
探しに出かけたら
最も一般的な黒いレンズ豆の横に
控えめに陳列されているのを発見。
乾燥豆にしては珍しく
水に浸してふやかさなくても
即、調理できるらしい所も好印象...
やっぱり最初はスープかな、と
早速海辺での味を再現すべく
作ってみたら、
何ともノスタルジックに
海の塩味が思い出される
味になりました。
朝起きて
その日に着ていく洋服を決めるとき
何を基準に決めるものでしょうか。
その日の気分、天候、TPO?
たまたま手に取った洋服...?
もしかすると、前日の夜から
いや、1週間前から決めている人も
いるかもしれません。
朝から昼、昼から夜の
気温差が10℃前後も違う
この地でのこのシーズンは
本当に朝起きてから
着る物を選ぶときに困ります。
一日のうちに何度も
着たり、脱いだり、
暑くなったり、寒くなったり、忙しく
むしろ暖房や冷房で調節できる
夏や冬の方が
断然、服選びはシンプル。
さて、冒頭の問いかけに戻りますと
私の場合は、
その日に着たい素材感で決まります。
例えば湿気が多いとカラッとしたデニム、
乾燥気味だと、柔らかいジャージー素材、
という具合に
肌にフィットして心地よくなる質感で、、
ずっと同じような素材を
着続けたい時期もあるので
気づけば同じ服をヘビロテしていても
不思議ではありません。
我が家にしては
珍しく、地植えにして咲かせた
ラベンダーの苗は
あっという間に苗から
低木になり、
隣に植えた草花も乗っ取り
枯らせてしまう程の勢いだったのが
夏前に椰子の剪定を
してもらったとき
巨大で重い椰子の枝が、運悪く
真上から落ちてきて
そのせいでラベンダーの
大きい枝がいくつも
折れてしまったのです。
それからめっきり花も少なく
見た目も弱々しい哀れな感じに
なってしまったと思いきや、、
秋になると
物凄い勢いで新芽を伸ばし
わんさか花を咲かせる姿はお見事で
前々から只者ではないと
思って眺めていたけれど
やっぱりラベンダーの生命力は
どこか一味違います。
我が家で赤ワインを開ける時
必ず登場するこの道具
ボトル口に差し込むだけで
酸素を取り入れて
デカンタージュの効果を
加えて味をまろやかにしてくれるもの。
実はこれを書くまで
アイテム名を知らなかったので
慌てて調べてみましたら..
デキャンティングポアラー
という思いのほか長いネーミング
よく考えたらそのまま
のネーミングなのですけど
名前のイメージと違って
実物はとても小さくて軽い物。
例えば旅行へ行って
旅先でワインを買って飲む時などにも
持って行き易い優れもの、
これを手に入れてからというもの
デキャンタに入れ替える
行為をすっかり怠るようになり
今では埃だらけで佇む
デキャンタは
棚のデコレーションと化しました。
夏の間は食べたいと思わなかった
熱々でチーズがとろける
グラタン料理は、
少し涼しくなると、オーブンから
漂ってくる香りだけで
食欲が刺激されるほど魅力的。
フランス語で「グラ」とは
脂肪分を意味する言葉なので
てっきりグラタンの語源は
脂肪分たっぷりの料理からきているのか
と思いきや、、
調べてみると
表面の焦げ目を指すのだとか、
また一つ役に立たない知識を得ました..
語源はどうであれ、美味しさと
引き換えに得るものは
たっぷりのカロリーには違いないのですが
秋の恵みたっぷりの
ほうれん草とカボチャのグラタンは
カロリー云々あったとしても
ペロリと食べたい欲求に抗えず、
シードルをお供に
一日で空になったのでした。
秋冬といえば、グレーやカーキ
ネイビー、キャメル色などなど
こっくりと深みのある色合いがお約束
そんな色が秋冬を圧巻するものだと
毎年思いこんでいましたが
今年は重めのシルエットで
ノーブルに着られそうな
華のある白のアイテムを頻繁に見かけます。
例えば、レース刺繍、ビクトリアンな
ブラウスだとか、
ふんわりボヘミアンな白のワンピース
白なのに何だか主張が重厚で
これが秋の雰囲気にピッタリ、
あっ、白が着てみたい
と思わせる感じなのです。
秋を通り越して、冬まで着るとしたら、
重いメンズ風のコートの下に着たり
ブラウスならば、
ベロア素材のパンツと合わせて
小公子っぽく着るのも素敵かも..
秋冬には春とはまた違った
爽やかでない、白の着方があるものだ
と、新鮮な気分になりました。