先月、海辺のホテルに
泊まった時、レストランで出された
白レンズ豆の野菜スープにやられました。
なぜ他のメイン料理を
差し置いて
このスープなのかと思うと不思議で、
本当に素朴で塩気の少ない
シンプルな味付け、
地味なスープ料理が
それほど美味しく感じた秘密は
レンズ豆にあり
と確信しております。
ここで使われていたレンズ豆は
色は白に近い大豆色
滑らかな食感で口に入れると
仄かに香りが広がり、優しい甘みが
何ともクセになるのです。
早速、家に帰ってこのお豆を
探しに出かけたら
最も一般的な黒いレンズ豆の横に
控えめに陳列されているのを発見。
乾燥豆にしては珍しく
水に浸してふやかさなくても
即、調理できるらしい所も好印象...
やっぱり最初はスープかな、と
早速海辺での味を再現すべく
作ってみたら、
何ともノスタルジックに
海の塩味が思い出される
味になりました。