フランスやスペインでも、
スーツを着てオフィスなどの
仕事へ出かける人々の姿を
目にすることが
日本に比べると滅法少ない
せいなのか、
クリーニング屋さんの数も
それに伴うかのように
街で見かける頻度が
日本よりかなり少なく
ちょっと気軽にカジュアル着を
出すには敷居が高い
高めの価格設定には当初から
驚いたほどです。
そういう事情だから
自宅で洗えない洋服を着ることが
どんどんと減り
厚手のコートなどは年に数回
しか着ない温暖な気候で
良かったと、今更思います。
ところで、
クリーニングが身近にある
日本に住むころから秘かに憧れ
ずっと手に入れたかったのが
洋服専用のブラシで
コートなど洋服を長持ちさせる為に
着用した後にハンガーへ吊るすたびに
ブラシを掛けると
大方の埃汚れは落ちるのだとか。
軽い毛玉なんかも落とせてしまう
洋服ブラシは、
冬の季節は毎日のように
重宝するかもしれません。
毎年11月に入るころから
少しずつ出てくる
クリスマスに向けての
お菓子や食材、瓶詰など。
甘すぎるお菓子や
パテなどの瓶詰は
あまりそそられないけれど
いつも手に取って眺めて
しまうのは、ドライフルーツ
が入ったチョコレートと
スパイス入りのクリスマスティー。
今年は贈り物として
いただいた英国BASILUR社の
クリスマスティーが
冬のティータイムに大活躍で
アーモンドを初めとする
たっぷりの香りに癒されています。
缶のパッケージも
クリスマス限定のものは
凝った華やぐデザインが多く
プレゼントとご馳走に
囲まれるクリスマスの日を
待ち焦がれながら飲む
というコンセプトに
ピッタリのもの。
欧州のクリスマスティーは
アドベントカレンダーのように
カウントダウンしながら
飲むことに風情がありそうです。
日本ほど四季がはっきりと
していない気候のせいか
(春と秋が短め..)
ヨーロッパに住み始めてから
衣替えの時期が曖昧になっており
クローゼットの中から
必要なアイテムを探すのに
時間がかかり始めてきたので、
衣替えというよりも
クローゼット整理の目的で
よく使うアイテムを手前に
あまり着る機会のない服を
奥に配置したり、
完全に着られない服を
処分に回すなど、1枚1枚
手持ち服をチェックしていると
意外に修繕が必要な個所が
見つかったり、
沢山持っていると思っていたけど
同時に何着もくたびれ始めて
買い足しが必要と気づくことも
しばしばです。
クローゼットの入れ替えは
パズルのピースを埋めるようでも
あり、台所の食材を補充するのにも
似ていて、
混沌としているよりは
一度に全てを見渡せるほうが
色々と効率が良く
今では心も頭もすっきりしています。
フランスではカフェオレボウル
として親しまれている
どの家庭にでも幾つかは
常備しているであろう
直径15cmくらいで
持ち手のない
陶器のボウル
このボウルは意外に使い勝手が
良くて、家にあると何度も
使ってしまうほど。
我が家ではカフェオレボウル
として使うことは寧ろなく
フルーツ入りのシリアル、
ちょっとしたおつまみ鉢として、
ポタージュスープや、このボウルで
卵かけご飯を食べることも...
さすがにこれで
ラーメンや丼ものを食べるのは
気分が出ないし
少し大きさが足りないけれど
丼ぶり鉢より小さくて
茶碗よりも大きい、
この中間の大きさが絶妙に
はまるシーンがかなりあり、
毎日のように使う上に
丸くて可愛らしい見た目も
他の食器と一味違い
ついつい偏愛してしまいます。
ヨーロッパでも日本でも、
ファッションメディアを賑わす
今季のブラウン色。
たまたまよく見るメディアの
偶然かもしれ ないけれど、
日本では濃いめのダークブラウン、
ヨーロッパでは明るめの
キャメルブラウン色が多めに
出ているような気がします。
明度によってかなり印象が
変わるのもブラウン色の特徴で
もちろん、この2色のみならず
赤茶系ブラウン、
黄味がかった土色ブラウン、
グレイがかったブラウンなど
多種多様の色味が存在します。
例えばコートなどのアウターは
大体決まったような色展開に
なったりするのに対して
ニットやコーディロイのパンツ、
スウェットトップなどは
ブラウンの色に幅が見られ
時々ハッとするほど
素晴らしい色にくぎ付けになって
しまうこともあります。
特に個人的に気になった色は
焼き目の濃いビスケットみたいな
くすんだキャメルブラウンと
スパイシーなテラコッタ系の
赤茶ブラウン。
トレンドだからこそ、
豊富に展開したブラウン色を
よりマニアックに楽しみたいです。
ヨーロッパでは手巻き寿司
に使う大きさの正方形
タイプ位しか手に入らない
焼きのりは
値段は高いのに味気なく
日本に住んでいると
当たり前のように身近にあった
焼き海苔の有難味に
離れるとしみじみと気づきます。
9月に持ち帰った
いただきものの焼きのりの
詰め合わせは、
箱のアートワークも秀逸で
その中に数枚づつ
うさぎの跳ねた柄の袋に
詰められた 丁寧な包装が美しく
和紙のような袋を破って
食べるのが勿体なく感じる程。
焼きのりに全く詳しくない
私にでも違いが分かる程の
贅沢な風味は初めてで、
1枚1枚噛みしめるように
味わいながら、大人の為の
海苔アペリティフを楽しみます。
我が家でも先週あたりより
暖房を少しずつ入れ始める程
部屋の中がヒンヤリと
冷え込む季節になりました。
そして、
暖房を入れるような室温に
なると同時に出番がやってくる
のが、ルームガウンの類で
暖房を入れても床が冷たく
イマイチ全体が温まらない
こちらの住居に欠かせないもの。
肉厚のふんわりとした布地に
くるまれると
冬が来たなと、しみじみ思い
毎日ベッドから出ると
まずルームガウンを手に取って
しっかりと羽織るので
お気に入りを何枚か持っていると
ベッドから抜け出せない病の
特効薬にもなります。
その他、ふわモコ靴下や
ルームブーツがあれば完璧で
毎年どれかがくたびれてきたら
新調するのに吟味する時間も
密やかな楽しみの一つです。