金柑の実と言えば
ずっと昔、生まれてから10歳頃まで
住んでいた家の庭に植えてあり
実がなったころに
時々つまみ喰いした記憶が
あるくらいで
(苦くてあまり美味しくなかったような..)
それ以降は、加工された金柑の味や
香りしか思い出せずにおりました。
ヨーロッパでもメジャーな果実ではないので
生の金柑を売っているのを
見るのはかなりレア。
それが、 ちょっとレア食材が並ぶ
クリスマス前の食品売り場にて
ひょっこり出くわし
懐かしさのあまり思わず買い帰って
金柑の甘露煮を作ってみると
ほろ苦さと柑橘の優しい香りと甘みが
混ざりあって、なんとも深い味わい
ではありませんか。
これはチョコレートに合うはず、と
直感して、市販のブラウニーに
(金柑に手間をかけたのでブラウニーは手抜き)
合わせて食べると
やはり思った通りのハーモニー。
金柑がクリスマス時期に
ひっそりと売り出される理由に
なんとなく合点がいったのでした