2017年10月14日土曜日

よそゆきの衰退

気づけば意識することが
めっきり少なくなった、
洋服の中で「よそゆき」という概念。

「よそゆき」とは、元々
ちょっときれいめな、
持ち服の中でいい服を指しており

特別なシーンや
フォーマルさを求められる機会
とにかく普段とは仕切りたい、
そんな時に登場する服というイメージです。

ところが、そのよそゆきと
 普段との境目がだんだんと曖昧になり

クローゼットの中から
よそゆきが無くなりつつあるのは
私だけでしょうか..

何より、よそゆきはコスパが悪く
何度も着ることはまず無いし、
古びて着なくなったとしても
普段で着ると滑稽で着られない、

もしお金をかけられるとしたら
毎日でも着られるアウターや
靴、時計などに投資したい
というのが、自然な流れになりつつあります。

そんなこんなで
衰退の一途を辿る
よそいき服

カジュアルなアイテムを
ドレスアップすることが出来る
小物やアクセサリー効果を知ってから

更に持ち服が自分らしく
ライフワークに根ざしたスタイルに
固まりつつあるような気がしています。



           Tiiu





2017年10月12日木曜日

スチュアート卿の紅茶

毎月新しい月が始まると
ジャンルに関わらず
季節に合ったお茶を開けることに
密かな楽しみを感じており、

今月は微かに爽やかさの残る
「スチュアート卿」と名づけられた

アールグレーでお馴染みのベルガモットが
煎茶と一緒にブレンドされて

更にはローズ、ジンジャー、
オレンジなども加わった
素晴らしいアロマの紅茶を
ティータイムに開封しました。

ところで、紅茶といえば

英国の時代群像劇ドラマ
「ダウントンアビー」を見ると
それはもう、
四六時中飲まれており、

 1920年代を中心に描かれる
貴族の館のみならず、
そこで働く従業員だって、暇さえあれば
ティーカップ片手に過ごしているのです。

その優雅に流れるひと時と言ったら
憧れずにはいられない程...

この「スチュアート卿」という紅茶
を淹れたら、もれなく思い出す
「ダウントンアビー」の優雅なティータイム場面、

それだけでも
このお茶を手に入れて良かったと
思えるのです。




                                       Tiiu


2017年10月10日火曜日

秋の庭、大剪定

夏が始まる前に、素人では
到底出来ない規模の剪定作業を
行うのは椰子の木たち、

そして、夏が終わり
涼しくなり始めたころあいに

 家の四方に植わる垣根の
木々を剪定するのが
毎年の恒例仕事です。

椰子は業者に頼むしかないので
せめて垣根は自分達で
行うようにしており

電動カッターを使って一直線に
切り落としていく姿は
まるでバリカンでそり落とす頭髪のよう..

花をつけない常緑樹の群れは
切り落とすと、さっぱり
清々しい程なのだけど、

まだ花が綺麗に咲いている
ハイビスカスの垣根は
ちと心が痛むような、寂しい感じで
切り落とされた姿を眺めつつ

剪定された枝を拾って
花瓶に飾ることで
夏の名残を惜しみます。




                         Tiiu

2017年10月8日日曜日

クラシックな文房具

次々と目新しい商品がお目見えする
使い勝手抜群の
日本の文房具用品に比べて

ヨーロッパで見る文房具は
いつもと代わり映えしないデザインで
どことなく、クラシック。

余計な装飾なども
極力排除された
ノート、ファイル、レポート用紙などが

新学期の頃合になると
ひしめくように店頭に並び、

デザインはシンプル、でも
その色にみる鮮やかさには
思わず視線を奪われてしまうのは、

根っからの文房具好き
雑貨好きの性分だから
かもしれません。

そんなに沢山必要でもないのに
フランスの家族から喜んで譲ってもらった
ノートや、文房具を大切にしまっていたのを
 あらためて眺めてみると、

やっぱり、十年位は
デザインが変わってないなぁ、と
しみじみ思うのです。


               Tiiu




2017年10月6日金曜日

偏愛キッチン道具・de BUYER の包丁

フランスのキッチン器具の老舗、

とりわけ鉄製フライパンが有名で
我が家でも3つ揃えるほどに
惚れ込んでおり、ある意味ファンでもある
de BUYER デバイヤー社

 こちらで最近購入して
我が家で新しく仲間入りしたのが
割りと大きめのステンレス包丁です。

刃物を選ぶのは男の仕事、

とでも言わんばかりに
自信たっぷり買い付けてきた夫は
うっとりと、箱を開けて見せ、

よくよく観察してみると
仰々しい箱の外には
日本の板前スタイル、と言う記述が..

そういう売りの包丁は、ヨーロッパで
確かに最近多いけれど
どういうところが日本的なのか
疎い私にはさっぱり、なのです。

それはそうと、

 包丁が納められた
de BUYERの箱、
これが箱好きの私のツボを押し
多方面から眺めてしまい

本末転倒と知りながらも
 包丁より箱に興味がある自分がいます。




                 Tiiu




2017年10月3日火曜日

秋色ほくほく

今年の秋は、
服飾の世界でも色が豊富で
眺めているだけで、ドキドキと

思わず振り返って見返してしまうような
絶妙な配色に
目を奪われること
しばしばです。

素敵な色が溢れているから
といって、全体をカラフルにする必要は
全くなくて、

その色の美しさは
いつものベーシックに投入するからこそ
独特の魅力が輝くような気がします。

例えば、マスタードイエローにグレー色。
パープル色にキャメルベージュ、
鮮やかグリーン色にグレーやネイビー。
鮮明な赤にはブラック色などなど

手持ちのベーシックを
真っ白なキャンバスに見立て
どれか気になる豊潤色を1点、

小物やアクセサリーで
グラフィックやレトロなシルエットをプラス、

それだけで、
今年の秋がドラマティックに
仕上がるような予感がしています。




                                     Tiiu

2017年10月1日日曜日

枝豆の王様

ビールに枝豆

これが居酒屋の定番として
愛されているのは
日本だけかと思いきや、

ここ最近にきて
ヨーロッパでの枝豆知名度が
グングンと高くなりつつあると
感じています。

ところが、この枝豆の王様
とも言うべき、

別格の美味しさを秘めた
黒豆の枝豆を知る人は
欧州の人で少ないのではないか、と

我が家で初めて植えてみたのは
丁度一年前。

育て方が悪かったのか、
全部で20さや程しか収穫出来なかったのは
残念だったけれど...

その20鞘の黒豆枝豆は
紛れも無く、王様の美味しさ、

今年こそは、と
大事に大事に育ててようやく
小さな鞘が膨らんできた頃、

ざっと数えてみただけでも30、40鞘は
ありそうだけど油断禁物、
 ビールに黒豆枝豆を実現するまでは。




                                Tiiu