2017年10月14日土曜日

よそゆきの衰退

気づけば意識することが
めっきり少なくなった、
洋服の中で「よそゆき」という概念。

「よそゆき」とは、元々
ちょっときれいめな、
持ち服の中でいい服を指しており

特別なシーンや
フォーマルさを求められる機会
とにかく普段とは仕切りたい、
そんな時に登場する服というイメージです。

ところが、そのよそゆきと
 普段との境目がだんだんと曖昧になり

クローゼットの中から
よそゆきが無くなりつつあるのは
私だけでしょうか..

何より、よそゆきはコスパが悪く
何度も着ることはまず無いし、
古びて着なくなったとしても
普段で着ると滑稽で着られない、

もしお金をかけられるとしたら
毎日でも着られるアウターや
靴、時計などに投資したい
というのが、自然な流れになりつつあります。

そんなこんなで
衰退の一途を辿る
よそいき服

カジュアルなアイテムを
ドレスアップすることが出来る
小物やアクセサリー効果を知ってから

更に持ち服が自分らしく
ライフワークに根ざしたスタイルに
固まりつつあるような気がしています。



           Tiiu