生温かい気温が続き
ザッと庭を眺めてみると
ある日突然、
無数の蕾を付けた小木を発見して
嬉しくなることがあります。
ミニバラもその一つで、
例年よりもずっと沢山
こぼれ落ちそうなくらいに付いた
蕾が膨らんでいるのを見ると
これが一気に開花する様子を想像している、
その時こそが一番楽しかったりするのは
旅行前の準備や計画の時間が
旅行そのものの時間よりも
ワクワク感が強いのと似ていて
開花する時間は
あっという間に過ぎて
終わりかけると寂しくなるのは
旅の終わり期間が
切ないのと全く同じで
楽しくて充実時間があっけないという事を
容赦なく知らされます。
それならいっそ、蕾時間を
思う存分楽しもうではないかと
毎日少しずつ色づきが濃くなる蕾を眺めて
開花を待ちわびる時間を
有効利用しています。