分厚くて大きな鞘に入っていて
最初はボリュームたっぷり、の
イメージなのに
取り出して豆の状態を茹で
更に薄皮を剥がして取り出すと
こじんまりとして楚々とした
佇まいになる、
今が旬のソラマメ。
だけど、茹で上がったばかりの
緑色で艶々したソラマメは
いかにも食欲をそそり
口に入れるのが惜しいくらい。
無骨だった見た目が
ヒト手間、フタ手間の調理過程を
経て、宝石のように貴重に思えてくる
のは、不思議なものです。
この旬のそら豆をなるべく沢山の
食材と合わせて楽しみたいと願うのに
あれもこれも、と想像するうちに
毎年旬の時期が過ぎ去っていきます。