フランスに住んでいた頃、
毎週のように通っていた
古道具市やアンティークフェア。
アンティーク街もあって
古い品を売るお店がより身近に
感じられたボルドー市に
住んでいたこともあり、
洋服や小物のヴィンテージ、
ファブリック系のリネン類
などなども含めると
毎週少しずつ色んな品々を
買い集めた記憶が蘇ります。
そんな戦利品の一つが
なぜか吸い込まれるように
手に取って眺めていた
額縁に入った絵画で
暗めの色使いと影がフランスでの
インテリア向きだと思って
手に入れたのに、
今では冬でも太陽の光が強い
スペインのリビングに掛かっているのが
何とも不思議な巡りあわせです。
ふと絵を見つめると
フランスの街並みを思い出し
近所でフランス語を話す
見知らぬ人の声が耳に入ると
フランスの骨董品を思い出す..
それくらいに
フランスと骨董品のイメージが
私の中でリンクしています。