主にフランスの服飾ブランドは、
パリを中心に広がっており
地方発の小さなブランドで強い人気を
誇るところもあるけれど
地方によってテイストがかなり
異なると感じることはあまりなく
個人の好み、スタイルがどの地方でも存在するのが
フランスの特色と言えるかも。
ところがフランスのお隣、
ベルギーと言う国は、その地方によって
フランス色、オランダ色、ベルギー色などが
濃くなったり、薄くなったり
ベルギー発のブランドを観察しても、
近隣のフランス、オランダ、北欧など
色んな国から影響を受けた上での
ベルギーらしさを出すところに面白味を感じます。
今、フランスでも人気上昇中の
ベルギーブランド「CKS」は
ハッピーでスポーティな色使い、
芸術的なプリント柄がちょっと北欧っぽく
ファッションのメッカ、アントワープで
誕生した「SOFIE D'HOORE」は
シックで、いかにもフランス的。
また別の地方では、素朴なノマドスタイルの
ブランドが有ったり、地方によって
人々のライフスタイル、好みが
結構違うのかもしれません。
フランス、イタリア、スペインとも
一味違ったベルギーの隠れた魅力も
発見していきたいと思っています。