スペインで生肉は見かけても
調理済の保存食としては
見かけたことがない牛タン肉。
もちろん、日本で見る焼肉の時みたいに
薄くスライスした肉ではなく
分厚い皮が付いたままの生々しい形状に
怯む人も多いような印象です。
この牛タンの調理済み缶詰、
フランスでは割と手に入りやすくお手頃価格、
しかも缶詰にしては、かなり美味しい
ソースが絡めてあったりするので
開けて鍋に移して温めたら
即、柔らかい牛タン料理にありつけるのが
お手軽で、人気も納得です。
そんなフランスの牛タン缶詰を
大事に大事に取って置いたら、
なんと、今年からフランスで
この缶詰が大幅に値上がりしたと聞かされ
ますます開けるのが惜しくなり...
秋の味覚が出始めたころ
美味しい赤ワインを開ける言い訳に
そのお伴に開けるに至りました。
これからは缶詰に頼らず、生肉を
根気よく(1日半かかる!) 調理しての
牛タン堪能となりそうです。
*写真一番左が牛タン