2024年2月17日土曜日

手離せない類のモノ

随分な時を経て、忘れられた存在

であったにも関わらず

(つまり不必要になった存在ともいえる)

 

久々に目にしたら、どうしても

処分できないモノというのが

確かに存在します。

 

私にとってそれは、

昔作ったコラージュファイルだったり

レトロな文房具、家具や雑貨の類

だったりするのですが


子供の頃に水族館で購入したであろう

小さなぬいぐるみにもまた、

 一目再開した瞬間にやられました。

 

 ぬいぐるみやマスコット人形などは

その時の勢いで手に入れて、

そのうち飽きて処分する流れが定番で

殆ど実家に残ってはなかったけれど

 

偶然出てきたオットセイの人形は

何とも不思議なヴィンテージオーラを

出しており、これは手離してはならないと

直感させる何かがあったのです。

 

モノにも魂めいたものを感じるのは

まさにこう言った時で

結果、海を越えて連れ帰った

オットセイ。

 

ぎゅうぎゅうに詰まった荷物にもまれて

おひげが少し歪んでしまっても

愛くるしい存在に変わりないのでした。

 


                Tiiu