少し前に綴った羽衣ジャスミンの壁が
落ち着いてきた頃、
今度はあっという間に
花を満開にさせた
ブーゲンビリアが
フューシャピンク色の艶やかな
壁を作っています。
ブーゲンビリアが咲き誇る時
緑の葉はあまり見られなくなるので
枝に連なった花々は
まるで造花のように見え
ちょっとした非日常感を感じます。
花の間から見える青空との
コントラストを眺めるのも圧巻で
この光景を見ると毎年
もうすぐ夏が来る!としみじみ、
花が落ち始めて水に濡れたりすると
一気に興ざめ(枕の草子の一節にもあったような)
だから、今のうちに沢山愛でて
光景を目に焼き付ける日々です。