2023年に公開されたスペイン映画
「ロボット・ドリームズ」は
台詞の一切ないアニメーション映画。
スペイン人が製作した作品だけど
舞台は80年代のニューヨーク
というのも新鮮で
あっという間に引き込まれます。
台詞がない、
(なんなら表情のバリエーションも
そんなに多くない )
しかも人間からデフォルメされた犬と
ロボットが主人公という設定で
ここまで感動する作品が仕上がるのか
と、感心することこの上なく
今年忘れられない映像作品の
一つになりました。
実は人が話す物語の中のセリフ、
ナレーションや状況説明って
80パーセントは要らないんじゃないか
と思ってしまうほどで
絵とビジュアル(そして音楽!)
で、心を動かす力の
凄さを思い知りました。
懐かしい面影が散りばめられた
ニューヨークの街並みに
現代的な孤独感が見事にはまった
今の大人にこそ見て欲しい映画です。