ヨーロッパに暮らしながらも
美味しい煎茶を飲める時
日本人で良かったと思わずにはいられません。
というのも、
煎茶好きを公言する欧米人は
うちの家族や友人も含めて沢山いるけれど
やはり、どこか感じ方がミーハーで
緑茶が美味しくて飲んでいる、というよりは
ヘルシー嗜好に乗っ取っている印象を受けるから。
そんな自分もお茶の味が分かる程
通(つう)ではなく..
思えば日本で暮らしている時
自分の為に贅沢なお茶葉を買ったりした
記憶が無いのです。
ところが海外から日本に帰省すると
無性に日本茶を持ち帰りたい衝動に駆られ
専門のお茶屋さんで買ったり
貴重な頂き物を大事に持ち帰ったり..
気づけばスーツケースには
煎茶の缶や袋が沢山詰まり
その和のアートワークにも惚れ惚れ。
日本にいる時よりも
どっぶり濃密な和の時間 を
過ごしている気がしています。