ずっと変えたいと思っていた
野暮ったい茶色のソファカバーで
間に合わせていた
太陽光が降り注ぐスペース。
春の到来とともに
フランスの家族から譲り受けた
素朴な刺繍と隅にフリンジが入った
布カバーはイメージにピッタリで
砂漠とサボテンが続く
ウエスタンな光景を思い浮かべたら
久しぶりに映画「バグダッドカフェ」
を見たくなったりして..
昔はウエスタンな衣装も
インテリアも全然興味がなかったのに
サボテンを植えたり、
乾燥気味な気候に住んでいるせいか、
それとも単なる年を経た
趣向の変化かもしれないけれど
こういう土っぽくて埃っぽい
テイストにはワクワクします。
ソファにかけた布1枚だけで
お部屋全体の空気が入れ替わった
イメージチェンジ。
布一枚の存在感と
使い込んだ生地の味わいは
やはり侮れないものでした。