この春夏のトレンドとして
しばしば囁かれつつあるのが
オーガニックカラーというキーワード。
カーキやアイボリー、マスタードなど
自然界から切り取ったような
ナチュラルムード漂う色の総称ですが
個人的にはオーガニックカラー
という呼び名よりも
アースカラーという括り方のほうが
しっくりきます。
地球上の自然界の中には
無数に色が存在するので
アースカラーと言っても何処までを
指すのか難しい所ではありますが...
どこか曖昧さの残るような
ニュアンスが
らしいかなと、捉えています。
中でも気になっている色が
マスタード色よりも少しスパイシー度が
上がる、ターメリック・イエローや
赤とレンガ色、ブラウンの合間のような
くすんだボルドー色
一言で言い表せない色が
何とも自然色らしくて
奥ゆかしい、
例えば夏に着る黒は、
真っ黒でなくて
炭がかすれたような
墨色が断然気分なのです。