以前に書いたオリーブの木、
残念ながら我が家の庭に
植わってないけれど
うちの真正面に位置する
ご近所さんの庭からのぞいた
大きなオリーブの木が眺められ、
横隣の空き地には巨大な松の木が
わさわさと松の実を揺らし
そのどちらの大きな木にも
無数の鳥たちが住んでいるのが分かります。
さて、我が家に話を戻しますと
うちにある樹木と呼べるものと言えば
9本ある椰子の木のみ。
しかも葉が硬く、枝が無いので
鳥たちが住むことはなく、
時折来る鳥がとまると、足がすべって
ジタバタする音が聞こえることも。
そんな椰子の幹を背にして
椅子のクッションを置き
陽を浴びながらの読書がなかなか
心地よいことに、最近気づきました。
冬の一番気温が上がる時間を狙って
陣取る、最も日当たりよく座り易い
椰子の木の背もたれは
幸いにも、向かいのオリーブの木も
隣の松ノ木も
たっぷり見渡せる特等席です。