1月6日、公現祭の祝日が過ぎると
ヨーロッパのクリスマスはようやく終焉を迎え
ツリーやベレン人形など、クリスマスの飾り付けが
片付けられていくのもこのころ。
さて公現祭とは
イエスの誕生を祝う東方三賢人の礼拝を
祝ったもので、
王冠のモチーフがふんだんに使われます。
フランスなら「ガレット・デ・ロワ 」
スペインなら「ロスコン・デ・レジェス」
と王冠を彷彿させる丸形のケーキが
至る所で売り出されるのはお決まりですが
このケーキはどちらの国のものも
私にとってはあまりに甘くて重く、
味が単調気味で飽きてしまうこともあり
昨今では焼き菓子を何箱か買って
好きな時につまむのがお気に入り。
王様の形を象って型押しされた
クッキーは、ジンジャーやシナモンなど
エピスの風味たっぷりで
蜂蜜 っぽい甘さは若干控えめ。
これにマンゴー、パイナップル、パパイヤなど
パッション系のドライフルーツがブレンドされた
お茶を合わせて飲むのが
かなり自分好みです。
公現祭やクリスマスムードは終わっても、
焼き菓子やお茶はまだストックがあるので
冬が終わるまで、名付けて
「三賢人の王冠ティータイム」
が味わえそうです。